目次
きっかけは偶然でした
就活は、人生を一度ひっくり返す力を持っている
後輩たちの内定が、私の考えに確信をくれました
否定され続ける半年間で、人は簡単に自分を見失います
若者の最初のキャリアに向き合うのは、重くて、尊い
一緒に、若者の最も大事な決断に寄り添う仕事をしませんか?
きっかけは偶然でした
Lifedgeで就活事業を行っている理由は偶然です。最初から強い志があったわけではありません。きっかけは、たまたま出会った「就活塾を運営している代表の方」でした。ひょんな会話から、気づけば事業を少し手伝うことになり、学生と向き合う時間が増えていきました。
その中で私は、「これは個人の悩みではなく、社会の構造的な課題だ」と強く実感しました。正解がある世界に慣れてきた学生が、いきなり正解のない世界に放り込まれる。
そして大企業側の都合・採用スケジュールに合わせて、半年から1年という短い時間で“ひとまず”進路を決めなければならない。情報は多いのに、判断の軸が持てないまま時間だけが過ぎていく。学業やアルバイト、サークル・部活、他にやることも多く、周りはどんどん内定が決まって焦りが募る。がんじがらめに苦しむ姿に、私は何度も触れました。
就活は、人生を一度ひっくり返す力を持っている
私は地方国立である宇都宮大学の出身で、大学院まで進みました。一般的な偏差値で言えば高い方ではありません。ただ、大学生活は、アメフト部の仲間と本気で全てをかけて部活に明け暮れて、最高の思い出と体験ができました。たくさんの出会いがあり、今でも自分の土台になっています。
一方で、大学受験は浪人もしましたし、正直、自分の中では「失敗した」というコンプレックスが残っていました。(くれぐれも宇都宮大学はとてもいい大学で、自分の当時目指していた大学とは乖離があったという話です)
周りが前に進んでいくように見える中で、取り残されたような感覚を抱えたこともあります。だからこそ強く思います。就活は、ある意味で人生を一度ひっくり返す力を持っていると。受験で思うようにいかなかったとしても、ここで大逆転できるし、逆にここでつまずくと、積み上げてきた努力が報われないまま終わってしまうこともあるのです。
後輩たちの内定が、私の考えに確信をくれました
就活塾の方と出会うより前、前職に在籍していた頃のことです。宇都宮大学の後輩が二人、OB訪問に来てくれました。私の前職の野村総合研究所に入りたいということでOB訪問をお受けしました。そこで私は特別なノウハウを教えたわけではありません。ただ、自分なりに大切にしてきた考え方や、就活との向き合い方を、丁寧に言葉にして渡しました。
結果として二人とも野村総合研究所に内定し、入社しました。もちろん彼らの努力と実力が大きい。それでも、後から思い返すと「あの時も、私がやっていたのは同じことだった」と感じます。正解を教えるのではなく、正解のない世界で折れないための“判断の軸”を一緒につくること。サービスを通じて多くの学生と向き合ったとき、私はその必要性を確信に変えていきました。「やっぱり、これは必要だ」と。
否定され続ける半年間で、人は簡単に自分を見失います
就職活動は、短期間で自分を否定され続ける経験でもあります。落ちても理由は分からず、フィードバックもない。次々と締切が来て、同時並行で選考が進み、気づけば「自分は何がしたいのか」ではなく、「内定が取れそうな場所はどこか」に思考が寄っていく。
しかも期限は半年から1年。大企業の都合で区切られた時間の中で、人生の進路を“ひとまず決める”ことを迫られる。ここに、私は構造的な苦しさを感じています。そしてその苦しさは、本人の弱さではなく、仕組みの問題であることが多い。だからこそ、スマート就活やIT就活塾、YouTube(SIer就活チャンネル)などを通じて、考えるための地図を渡したいと思いました。答えではなく、これからの人生の大事な一歩を選ぶ力を育みたいのです。
若者の最初のキャリアに向き合うのは、重くて、尊い
Lifedgeのビジョンは「誰もが挑戦を楽しみ、報われる社会へ」です。就活事業は、その中でも最も“人生の入口”に近い若者の挑戦を支える事業だと思っています。
若者にとって最初のキャリアは、一生の中でもとても大きな分岐点です。ここでの選択が、その後の数年、時には十数年の景色を変えることがあります。私たちが向き合っているのは、サービスのKPIや数字の前に、「その人の人生のターニングポイント」そのものです。関われる責任は重いです。でもその分、誰かの人生にとっての一歩を支えられたとき、一生感謝されるような仕事にもなり得る。その厳しさとやりがいに、私たちは真正面から向き合いたいと思っています。
一緒に、若者の最も大事な決断に寄り添う仕事をしませんか?
ここまで読んでくださった方には、きっと何かしら引っかかるものがあったのだと思います。無理に共感してほしいとは思いませんし、同じ考えである必要もありません。
ただ、もしあなたが「若者の最も大事な決断に寄り添うこと」に価値を感じるなら、Lifedgeでそのお手伝いができるかもしれません。正解を押し付けるのではなく、その人自身が選べるように支える。迷いの中でも、自分の軸を取り戻せるように伴走する。
これからもそんな若者の挑戦を支えるプロダクトを作っていきたいと思っています。そのためにはプロダクトを作るエンジニアの力が必要です。ぜひ力を貸してください。興味があれば、ぜひ一度、まずはカジュアルに話しましょう。
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