こんにちは。調理ロボット事業本部の安齊数真です。 2022年8月にTechMagicへ入社し、炒め調理ロボット「I-Robo 2」の法人営業を担当しています。
この投稿では、外食の現場で15年働いてきた私がなぜ調理ロボットの世界に飛び込んだのか、そして営業として感じているTechMagicの魅力と、これから実現したいことをお伝えします。
TechMagic入社のきっかけ
現場にいた頃からずっと感じていたのは、外食は本当に薄利の業界だということです。営業利益率が2〜3%しか残らないこともザラでした。 一方で店舗スタッフの負担は非常に大きく、売上という数字以上に頑張っていることがたくさんあります。お客様のことをここまで思っているのに、結果に結びつかないことも多い。どうしたらこの構造が変わるのかを考えていたとき、頭の中にあったのは「ロボットがあれば良いのにな」という思いでした。
そんなときに、たまたまTechMagicからお誘いをいただきました。頭で思い描いていたことに、すでに挑戦している企業がある。そのことにとても興奮したのを覚えています。これは必ず業界のゲームチェンジャーになると確信し、迷うことなくジョインを決めました。私にとって、選択肢はこれしかありませんでした。
I-Roboは初号機から見ています。本当に材料を入れるだけで美味しい料理が出てきて、しかも洗浄まで自動でしてくれる。「人手不足」ではなく「人材不足」の市場で、ここまでのクオリティの料理が出せる事は厨房の大変さを知っている身として、その姿に非常に感銘を受けました。
TechMagicの魅力1:外食業界の構造そのものを変えるプロダクト
外食業界は今、単なる人手不足を超えて、厨房を支える職人そのものが足りない状況にあります。配膳ロボットは普及し始めましたが、職人技が求められる調理の領域には、まだ解決策が少ないのが現状です。
そこに挑むのが、炒め調理ロボット「I-Robo 2」です。熟練職人の動きや火加減、鍋振りを再現し、調理後の洗浄も自動で行います。2025年には累計提供食数100万食を突破し、同年の日経優秀製品・サービス賞で最優秀賞をいただきました。
印象に残っているのが、札幌の中華チェーン店の事例です。これまで職人2名が必要だった厨房にI-Robo 2を2台導入し、職人ゼロ・アルバイトのみでの店舗運営を実現しました。「ロボットがあれば」と現場で思っていたことが、実際に店舗の形を変えていく。その瞬間に立ち会えるのが、この仕事の一番の魅力です。
入社して驚いたのは、その時点ですでに名の通った大企業の方々と、原理検証から本格導入までの話が進んでいたことです。外食の未来を中長期で考えている経営者は、すでに数多くいらっしゃる。自分もそこに追いつけるようにしていきたいと、深く感じたのを覚えています。
TechMagicの魅力2:現場経験がそのまま武器になる営業
調理ロボットの導入には、お客様ごとにさまざまなご事情をクリアしていく必要があります。商談でロボットを見ていただくだけで受注につながることは、ほぼありません。
大切なのは、ロボットを通じてどんな未来をつくれるのかを、定量と定性の両面から提案し、お客様と共につくっていくことです。そのためには、お客様の課題や売上などの数字について、質の高い仮説を持ち込む必要があります。
ここで活きるのが現場の経験で、店舗を見れば、課題やおおよその売上規模が見えてきます。厨房の動線やスタッフの負担を高い解像度で語れるからこそ、お客様に共感していただける。それが自分の強みだと感じています。
TechMagicが目指しているのは、ロボットを売るだけのメーカーではなく、経営層から店舗スタッフまでを支える「伴走型パートナー」です。ロボットは基本的に経営者の決裁が必要な商品です。経営層と現場の両方を巻き込み、合意をつくっていく過程で、提案力をはじめとする営業力を大きく高められる環境だと思います。
TechMagicの魅力3:フラットなチームと働きやすさ
TechMagicは、とてもフラットな組織です。営業と開発の間でも、部内の役職に関係なく、誰もが自由に意見を出し、良いものはどんどん取り入れていきます。開発・営業・カスタマーサクセスが社内にそろっているので、お客様の声をすぐにプロダクトや支援に反映できるのも強みです。
営業チームは30〜40代が中心で、私のような外食現場の出身者もいれば、他業界で営業を経験してきたメンバーもいます。週に数回の営業MTGで業界の動向を共有し、それぞれの知見を持ち寄って提案に活かしています。
働き方の面では、フレックス制度があり、とても働きやすい職場です。生産性の面で合理的であれば、相談のうえで働く場所を設計することも可能です。
私がTechMagicでやりたいこと
私が実現したいのは、調理の自動化によって外食業界の構造を変えることです。
営業利益率が2〜3%という薄利のなかで、現場のスタッフは売上以上に頑張っています。その頑張りがきちんと報われるように、ロボットで厨房の負担を減らし、店舗の収益を底上げしたい。かつて現場で「ロボットがあれば」と思っていた自分だからこそ、その解決を届ける側でいたいと考えています。
そして、外食の未来を中長期で考える経営者の方々と同じ目線で話し、共に未来をつくっていける営業になりたいです。食文化の発展と現場環境の改善を両立させる。その先頭に立ち続けることが目標です。
応募を考えている方へ
調理ロボットは基本的に経営者の決裁が必要な商品です。だからこそ、提案力をはじめとする営業力を非常に高いレベルで身につけられると思います。
外食出身の方は、現場で培った経験そのものが武器になります。これからの食の未来を変革していく仲間の一人として、ご一緒できれば大変嬉しいです!
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