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広島経済レポートに掲載されました。

薬学部を卒業後に父が興した医薬品卸に入社し、介護事業所向け営業に長く携わった。当時は介護保険制度が始まって在宅介護の需要が一気に高まり、どこも人手不足にあえいでいた。話を聞くと、能力が高く仕事も好きなのに辞めていくスタッフがとても多い。

介護ほど「ありがとう」と言われる良い仕事はないのにもったいないと感じずにはいられなかった。

持論だが、組織の風土をつくるのは情報だ。というのも取引先の現場を観察するうちに、職員が持つ情報のばらつきがサービス品質や人間関係を悪化させていると気付いたからだ。例えば介護記録が紙媒体で管理され、申し送りが不十分なせいでミスを招き、同僚へ不信感を募らせるといったケースが少なくなかった。当時、介護システムの大半は保険請求用途で情報共有に適したものはなく、自社開発を決意。訪問介護などの複合施設を開いて実地で検証を重ね、2012年に発売にこぎ着けた。平等に情報が与えられて初めて一人一人が主体的に行動でき、それが成果や自、ひいてはエンゲージメントにつながると言じている。

昨年10月、中小事業所向けに入居・採用管理などのアプリを月5万円から使える「かいごのコンパス」を開始。

社会保障をDXの面から支え、若者が安心して年を取れる国にしたい。

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