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私たちは、3DCGによる映像制作を核として、ゲーム、アニメ、映画、アミューズメント等、多岐にわたって活動しているCG制作会社です。「楽しい」をビジネスにするあらゆるお客様のパートナーとして、日々進化を続けています。
今回はゲームエンジニアのコカー ジェロームさんにインタビューを実施。エンジニアとして心がけている事柄や、今後の目標などをうかがいました。
【プロフィール】
コカー ジェローム:フランス生まれ。フランスと日本で20年以上モバイルゲーム、コンシューマーゲーム、ソーシャルゲームのディレクションとプログラミングに携わる。2020年にexsaへジョイン。現在はエンジニアチームのチーフディレクターとして、ゲーム開発とツール制作を担当。
キャリア選択のきっかけとなった小さい頃からの夢
――まずはジェロームさんのこれまでのキャリアを教えてください。
今から約25年前に、Webエンジニアとしてキャリアをスタートしました。一方で、子どものときからゲームが好きで、いつかはゲーム関連の仕事をしたいと考えていたのです。そこで、フランスのモバイルゲーム会社にゲームディレクターとして入社。ゲームの企画やプランニングを行いつつ、Webエンジニアの経験を活かしてエンジニアリング業務にも携わるようになりました。その過程では、ゲームプランナー向けの制作ツールの開発などにも関わっています。
数年後、同社の日本支社に転勤が決まり、日本人向けのゲーム制作チームを立ち上げることになりました。日本人のエンジニアメンバーを束ねながら、リーダーとしてゲーム開発や企画、エンジニアリングを担当。退職後は数名のメンバーと一緒に、プレイステーション3のインディーゲームを制作。その後、ソーシャルゲームやブロックチェーンゲームの制作に携わったのち、2020年にexsaへジョインしました。
――exsaに入社を決めた理由は?
転職回数が多かったため、40歳の節目でそろそろ落ち着きたいと考えるようになりました。そこで、自分が一番やりたいことは何かと改めて内省したところ、中学生の頃に「ジュラシックパーク」の映画を見て、3DやCG技術に大きな衝撃を受けた記憶が蘇ってきました。あいにくデザインスキルはあまり高くなかったのでプログラミングの道を選んだのですが、心の奥底で「3Dデザイナーになりたい」という憧れを持ち続けていたのだと思います。
exsaは知人の紹介で知りましたが、まさに事業内容と私が目指している世界とが合致している会社だと感じました。私自身、3Dゲームの開発経験は少しありましたが、新たな技術にもどんどん挑戦したい思いがあり、exsaであればそれが実現できるという確信がありました。
ちなみに、私はゲームエンジニアとして1人目の入社だったんですよ。会社にとっても自分にとっても当時はリスクのある決断だったと思いますが、共通のビジョンを持ちながら働くことができているため、間違いのない選択だったと感じています。
専門スキル以外の技術にも触れられる面白さ
――現在の業務内容を教えてください。
ゲームエンジニアチームのリーダーとして、2名のメンバーと一緒に取り組んでいます。具体的には、Unreal EngineやUnityなどを用いて、スマホ向けゲームやコンシューマーゲームの開発を行っています。私自身は特に3Dへの関心があったため、ゲームエンジニアリングのなかでも、グラフィックエンジニアリングやシェーダー開発にメインで関わることが多いですね。ほかにも、アニメ用のツール制作などにも携わっています。
――当社に入社後、特に印象に残っている案件はありますか?
当社に入社したばかりの頃、モーションキャプチャを扱うメンバーから業務用ツールを作ってほしいという声があり、新たに開発をしました。はじめて触った技術も多く、とても勉強になりましたね。これまでの会社でもそうでしたが、私より専門知識を持ったエンジニアがいない環境だったんですよ(笑)。なので、分からないことがあれば自分で調べたり、情報収集しながらスキルを高めていきました。
――どのようなときに仕事のやりがいを感じますか?
経験のない案件や技術を任されたときにやりがいを感じます。できるかどうかを考える前に「きっとできるだろう」という気持ちで取り組むのが楽しいんです。例えば、デザインに強い当社であれば、デザイナーが使うMayaや3ds MAXなどのツールに新しく触れる機会もあります。有名なソフトの名前を聞くだけでも、個人的にはテンションが上がるところです(笑)。
また、知識をどんどん身につけ、それを部下に共有することもモチベーションになっていますね。私しか知らない情報がないように気を付けていますし、毎週時間を取って技術情報や近況の共有を行うようにしています。
exsa発のコンテンツを生み出していきたい
――エンジニアとして大切にしている考え方や行動はありますか?
常に新しいものに挑戦すること。あとは、クライアントとの日々のコミュニケーションのなかで、言われたことだけでなく「プラスαの提案をすること」を心がけています。実際に、ゲーム開発の過程では、クライアント側のイメージが漠然としていたり、要望が明確でないケースもあります。そのような際にも、相手が何をしたいのか、何を求めているのかを汲み取って、最良の価値を提供できるように努めています。
――今後の目標を教えてください。
当社はエンジニアリングだけでなく、ゲーム制作に関する体制も整っているため、そろそろ次のステップに進みたいと考えています。具体的には、受託開発だけでなく、exsaからコンテンツを発信していきたいんです。会社にとってのメリットも大きいですし、チームメンバーが一体となって一緒に作品を作ることで、一人ひとりのモチベーションも上がるのではないでしょうか。そのためにも、各メンバーが作りたいものを踏まえながら、会社としてのアピールになる作品を検討しているところです。
また、当社はアニメにも強い会社ですので、ゲームからのアニメなど、IPとして育てられるコンテンツにしていくことも長期的な目標ですね。
新たな学びを楽しめるエンジニアに向いている会社
――ジェロームさんが考えるexsaならではの強みは?
まず、会社全体の強みについては、ゲームだけでなくアニメや遊技機関連の事業も展開しているため、ゲーム業界の調子が良くないときも、他の領域でカバーできる安定感があります。そして、新しい技術に貪欲で、どんどん新たな挑戦ができる点も当社ならではですね。
そして、エンジニアとしては、さまざまなコンテンツに携われる機会があることが一番の強みだと思います。1つのゲームメーカーに就職してしまうと、その会社のゲームしか作れません。一方で当社の場合は、種々の有名なゲーム作品に関われるチャンスがあり、エンジニアとしての経験やスキルも磨きやすい環境だと感じます。また、ゲームだけでなくアニメにも興味があるのであれば、アニメ制作にも携われる点が他のゲーム会社にない魅力ですね。
――今後、どのようなエンジニアの入社を期待しますか?
コミュニケーションを円滑にできる方ですね。当社の場合、エンジニアがクライアントと直接コミュニケーションを図る機会も多く、相手の意図を汲み取ったり、自分の考えをきちんと言語化することが求められます。エンジニアリングのスキルに関しては、基本的な能力があれば、足りない部分は入社後にサポートします。ただし、その段階でも必要なコミュニケーションをしっかりと取れるスキルが大事になるのではないでしょうか。
そういう意味で、エンジニアだからエンジニアリングしかしないという思考を持った方は難しいかもしれません。実際に、当社で活躍するエンジニアはみな、新たな学びに対して柔軟なんですよ。クライアントによって必要な技術も異なるため、学びたい気持ちがないと対応できる案件の幅が狭くなりますし、知らないことを逆に楽しいと思える人のほうが向いていると感じます。
――最後に、求職者のみなさんへメッセージをお願いします!
当社は、任された業務だけでなく、自ら考えて動くのが好きな人にマッチする会社です。高い挑戦意欲を持っていたり、新たな学びを楽しいと感じる方であれば成長のチャンスがたくさんありますので、ぜひ一緒にexsaの未来を作っていきましょう!