過去数回に渡って ART Digging 単体のポップアップを開催してきましたが、おかげさまで、これまで順調に推移して来られました。
そして今後は、ART Digging を中心とした多様な取り組みの場としてリニューアルし、改めてスタートしました!
Rotten Donuts - Digging your scene - と題して2024年7月に開催された、大橋会館での初回イベントのレポートをお届けします!
Rotten Donuts - Digging your scene -
[ ubies Pop-up Series ]
会場 : 大橋会館 ( 東京・池尻大橋 )
日程 : 2024年7月20日(土) 〜 21日(日)
撮影 : 稲垣謙一
Rotten Donuts ( ロッテンドーナツ ) って何?
Rotten Donuts(以下、RD)は、クリエイターを起点とした循環の創出を目指す ubies が主催するイベント及びポップアップのシリーズです。
成長や変化の機会、発見および発見してもらう機会、繋がる機会、マネタイズの機会、そして越境と共創の機会を、クリエイターの皆さまと一緒に作っていきたいと考えています。
そして、作品との出会い、人との出会いを通して、新たな原体験が生まれる場所にできればとの思い込めて、Digging your scene とサブタイトルしています。
そんな RD は、東京・池尻大橋にある大橋会館を皮切りにスタートしました。
そこで実施した2つの企画をご紹介します。
すでに力のあるクリエイターが、それぞれの新境地に挑む Prospective(β)
新しく始まった、クリエイター向けのアクセラレーションプロジェクトのβ版です。
原石の育成ではなく、すでに十分な力のあるクリエイターがそれぞれの課題をクリアして、次のステージに進むことを趣旨としています。
実験的企画に快くご参加いただいた最高なクリエイター陣
今回は、RDに来場されるお客様のうち、特に作品購入経験のない方向けに、3〜5万円の価格帯の本作品を手にする体験をしていただくことを共通テーマとしました。
PRACTICE 作品を購入した次のステップとして、より深く楽しんでもらうにはどうアプローチすれば良いのか、それぞれに個別の課題感があり難しいテーマだったと思います。
そこに編集者、クリエイターエージェント、プロデューサーなど、7名の支援者がミーティングに参加し、それぞれの視点で作品や展示計画についてフィードバックいただく機会を試験的に設けたりもしました。
小鈴キリカ
中島友太
前田豆コ
Okude Masato
宮内紗也果
Ryuki Mizuno
「苦楽を共にした感じがとにかく楽しかった」という声もあり、初顔合わせが多かった中で皆さんすっかり仲良くなっていたのも印象的でした。
とりあえず、メンバーだけで飲み会をするそうです🍻
RDの主力企画!ART Digging と Practice
まるでレコードの様にアートピースをディグる、没入感あふれる体験が新しい作品販売の形態 = ART Dig です。
その ART Digging でお取り扱いする作品レーベル = PRACTICE です。
没頭!
このプロジェクトについての嬉しい会場の声を、来場者さまと参加クリエイターさま、それぞれいくつかご紹介します。
「ディグり始めると、この次には何があるんだろう?どんな作品と出会えるんだろう?と気になってやめられなくなって、結局全部見てしまった。」
来場者さま
「PRACTICE を友達にプレゼントしたいが、作品が豊富で迷ってしまう。一点モノなので大切にしてもらえるように、気持ちを込めて選びました。」
来場者さま
「僕が購入した作品は、自分の思い出に残る情景と重なる絵ばかり。記憶って何かキッカケがないと思い出すことはないもの。良き思い出を記憶から引っ張り出してくれる、そんな絵が沢山見つかってホント嬉しかった。全然アート的選び方じゃないですが、そんな楽しみ方が見つかりました。」
来場者さま
「自分の目の前で、お客さんが作品をディグって手にしてくれている様子を見れたのは本当に嬉しかった!」
出品クリエイターさま
「PRACTICE のパッケージがかっこよくて、自分の作品が映えるのが良い。」
出品クリエイターさま
「たくさんのクリエイターが参加しているので、色んなタイプの人と話ができたことが楽しかった。」
出品クリエイターさま
🎨 今回の ART Digging に出品の皆さま
agoera / アイハラチグサ / ATOV.MATSUOKA / EAOWEN / IONA / イセウユ / イマイヤスフミ / URIKI / えだようこ / emma / 及川真雪 / 岡田 丈 / Okude Masato / 織田美涼 / オルセイン鼠 / KAORU SATO / カチナツミ / 加藤 大 / Karen / 川上 貴士 / 北尾望 / killdisco / 黒木 仁史 / 小鈴キリカ / Saki Morinaga / 仁太郎 / SUZAKISEREN / 世戸ヒロアキ / 髙橋あゆみ / 竹屋すごろく / 日月沙絵 / 田中七星 / Desk (Tsukue Akimoto / 秋元机) / DONA / とやちかこ / 中島友太 / Hi there / まえじまふみえ / 前田登志春 / 丸倫徳 / マサキヒトミ / 松田 奈津留 / マモ川上 / malleka / micca / 水野咲 / 峯山 裕太郎 / 宮内紗也果 / millitsuka / meeg / 山崎 真理子 / 山本千鶴 / YUNE / YO HOSOYAMADA / Ryuki Mizuno / ruteN / 渡邉ありさ
自然発生的に何かが起きる場として
参加クリエイターの方々も、ご来場の方々も、一緒になって楽しみ盛り上がっている様子はいつ見ても素敵な光景です。
これも、私たちが追い求める " Scene " のひとつです。
会期初日に開いた交流会でも、遠方から来てくださったクリエイターさん同士が打ち解けてアート談義に花を咲かせていたり、他方では思いがけず新しいプロジェクトが爆誕していたり、好きなことで繋がっていくと連鎖的に次への何かが起きるものですね。