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タイヤテスト&試乗会 inオーストラリア プロに相応しい機会を提供するのも会社の使命

なぜタイヤ市場は試乗やテストを重視するのか

私たちは、前身の会社から数えると、30年近くタイヤを販売しているのですが、以前はタイヤを販売する者として、矛盾というか大きな問題を感じていました。

それは、高額な商品かつ命に関わるような重要な部品なのに、お客様は買う前に試すことができない。また、売る方も知識として製品を知っていても実際に使ったわけではなく、本当の真実を語ることができない。というものです。

私たちの会社では、それを少しでも理想に近づけられるよう「出来る限り自分達で実際に乗る」「自分達で試験を行い正しい性能を知る」 そしてその結果をもって正しい情報をお客様に伝えて販売する。という事をとても重視しています。

なので、年に何度もテストを行ったり試乗会を実施したりしています。出来るだけ多くの社員やアルバイトスタッフにこういう体験をしてもらい、自分の体感を語れるホンモノのタイヤ屋さんになってほしいと心から考えています。

今回はメーカー主催のオーストラリアでのグローバル試乗会に招待頂き、これから販売する新製品を徹底的にテストしてきました。

オーストラリアのレース場で本格的なテスト実施

今回の目玉は、新たに発売されるスポーツタイヤ。

日本ではスポーツタイヤといえば国内メーカーの製品が有名なんですが、今回はドイツのコンチネンタル社のスポーツタイヤを、競合製品との比較の中でテストしてきました。

用意された一級品のハイパフォーマンスカーで、普段は絶対に出来ないようなアクセル全開→全力ブレーキで制動距離を比較したり、怖いほどの全速力でカーブに突っ込み、曲がり切れない度合を比べる、(もちろん自分で運転します)など、結構とんでもないテストを色々行います。

ちょっと怖いですが、こうして比較すると結果や体感が全然違うんです。測定している数値としてもはっきり違いますが、それ以上に体感の違いがハンパ無い。ブレーキの効き具合、カーブでの横滑りの具合、まっすぐ走るときの滑らかさ、はっきりとわかります。この体感が説得力ある説明に繋がります。



海外の公道もテストのためなら走っちゃいます

サーキット走行の後は、なんとオーストラリアの高速道路や山道といった一般公道での試乗です。(オーストラリアは左側通行/右ハンドルなので、日本人には違和感なく運転できます)

タイヤの試乗で実際に高速道路を走ったり、山道を走行したりする体験ってなかなかできませんが、こういう体験も本当に役に立ちます。どんなスポーツタイヤであっても、購入したお客様にとっては日常の走行が存在します。ただハイパフォーマンスなだけではなく、乗り心地や、静粛性なども非常に大切になりますが、今回のタイヤはいずれも高いレベルであることが確認できました。


プロに相応しい機会を提供する事も会社の使命

上記の通り、これからもこういったプロとしての当たり前、を追求していくつもりです。国内テストコースでの試験、北海道の極寒地での試験、海外での試乗会や、生産工場の視察、こういうチャンスは年に何度もあってそれぞれ参加条件はありますが、多くのスタッフが参加しています。

こういった体験をお客様に伝える事で、買っていただければプロとしてそれ以上にうれしい事はありません。




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