こんにちは！estieでプロダクトマネージャーをしているゆーぶんです。

突然ですが、estieには２つのプロダクトがあるのをご存知でしょうか？

一つは、オフィス探しをシンプルにするプロダクト「estie」。
https://www.estie.jp/

こちらは、簡単なweb登録で自社に最適なオフィス探しを支援するというサービスなので、ある程度どのようなプロダクトなのか想像しやすいかと思います。

では二つ目のプロダクト「estie pro」とはどんなプロダクトか想像つきますか？
https://pro.estie.jp/login

estie proは、機関投資家の投資/運用（アセットマネジメント）業務を高度化...難しくてよくわからないですね😂

estieとは違い、簡単に登録して触って見ることもできないため、estie proは永遠に謎なプロダクトになっているのかと思います。。。

しかしながらestie proは不動産情報を管理するのに世界で一番使いやすいプロダクトなので、ぜひ皆さんに知ってもらおうと思い、本記事を執筆するに至りました🎉

ぜひ本記事でestie proについて知ってもらえたらと思います😁

estie proはどんなお客さんが使うの？

”pro”という名前の通り不動産のプロ向けのプロダクトになります。不動産のプロとはどういう人達のことでしょうか。
ひとくくりに不動産といっても幅が広いので、ここではオフィスビルに絞って説明していきたいと思います😃

ビルを取り巻く不動産プロの一例

リフォーム会社や建設会社は一般的にイメージしやすいと思うのですが、estie proのお客さんはコア投資家や資産運用会社です。このあたりは直感的にイメージしにくいかと思いますので、以下で解説していきたいと思います💪

コア投資家／資産運用会社とは？

コア投資家、資産運用会社とは、ビルへの投資（ビルを買う・売る）にあたり、賃貸収入や売却益で利益を得る企業・投資家のことです。イメージとしてはビルの大家さんになります😃

◆REIT（不動産を証券のように購入・売買できる仕組み）運用会社
・ジャパンリアル・エステート投資法人
・日本ビルファンド投資法人
・野村マスターファンド投資法人

上記の会社は、投資家から資金を募りビルを購入して、賃料収入を得ています。例えば、ジャパンリアル・エステート投資法人は「北の丸スクエア」という超高層ビルの大家さんということになります😃

◆ソブリン・ウエルス・ファンド
・アブダビ投資庁
・ノルウェー政府年金基金
・サウジアラビア通貨庁

上記の会社は、政府が出資を行う資産運用会社であり、石油等の収入を原資としてビルを購入し、賃料収入を得ています。このような企業・投資家がなぜ東京のビルを購入するかというと、東京のオフィスビルマーケットは世界で一番大きく、比較的安定して儲けることができるからです。

◆不動産デベロッパー
・三井不動産
・三菱地所
・住友不動産

不動産デベロッパーとは、土地を仕入れてそこに何を建築するかを議論し、建築会社に発注を行い実際にビル開発を行う企業のことを言います。開発後はそのまま大家さんとしてビルを保有するパターンと、前述したのような投資法人に売却するパターンがあります。たまにCMとかで見かけるかもな企業ですね😁

以前私が働いていた三菱地所は、東京駅前の一等地にある「丸ビル」のオーナーだったりします🏢
では、彼らはどうやってビルを購入／売却する意思決定をしているのでしょうか？？

この記事の続きは、「不動産会社員が世界で一番使いやすいプロダクト「estie pro」とは？（中篇）」に続きます。

お楽しみに...！