D5Cで働く中堅社員インタビュー、今回は技術ソリューション部の営業としてこの6月に入社した石山さんにお話を伺いました。さまざまな業界で経験を積み、結果を残してきた石山さんから見たD5Cの魅力、データマーケティング業界の営業職の面白さとは?!
<プロフィール>
石山知樹/営業
2022年6月入社 技術ソリューション事業部
大事なのは、目の前の課題を解決すること。どの業界でも本質は同じ。
―石山さんは、前職の会社で執行役員までされていたんですね!
はい。まず僕の経歴から話すと、工業高校を卒業後の18歳の時に、業務用食材を販売する事業会社に就職しました。ホテルチェーンや居酒屋などのお客様を相手に営業活動を行い、支店長職や貿易部での商品管理、PB製品の開発などの部署を経験しながら、トータル8年勤めました。かなりブラックな職場環境だったのと、やり切った感もあったので26歳の時に転職を決意し、今度は漁業組合に就職しました。
―全く別の分野に転職されたのですね。
当時、農業とか漁業とか一次産業に興味が湧いたんです。そこでは、市場の管理や水産物の販売ルートの開拓、漁業者に対する補助金や共済の案内、不動産の売買、銀行業務や融資関係まで担当しました。人も足りていなかったので、自分なりに法律なども勉強して手探りでやっていました。
―その後、webマーケティングの世界へ入られたのですか?
このまま伝統的な世界でスキルやマインドが遅れていってしまうことに危機感を感じ、30歳手前でもう一花咲かせたい!と退社を決意し、上京することに決めました。
転職先として探した条件は、今の自分のスキルで伸び代を活かせる業界、主にスタートアップ企業を中心に探しました。出会ったのは、食べログのような食品マーケティングをやっている会社で、SaaSなどIT関連の知識を蓄えつつ営業やリーダーとしての経験を積みました。そこから前職の、SNSの広告施策などを行うwebマーケティング会社に辿り着きます。
前職はすでにある自社のプロダクトをSaaSに切り替えてビジネス展開をしようとしている中堅規模の会社で、知人の紹介で入社しました。営業マネジメントを行いながら、1年半ほどで執行役員となりました。
―キャリアを築いた上でのD5Cへのジョイン、きっかけは何だったのでしょうか。
前職のようなベンチャー企業だとどうしてもIPO問題が絡んできます。もちろんそれは大事なことで目指すべきなのですが、資金問題や組織改革など急激な変化が自分の中で消化しきれなくなり、思い切って転職を決意しました。
D5CはKDDIという大きな母体がありつつ、企業としてはベンチャーに位置する稀な組織です。キャッシュや福利厚生など安定した基盤の上で果敢にトライできるのが魅力でした。また一般的にデータサイエンスの世界はまだ、“よく分からない難しい分野”という印象を持たれていると思うので、それをもっとスモールビジネスに落とし込み、より広く普及していきたいと思いました。
新規事業開発は手探り。自ら切り開いていく面白さがある。
―現在のお仕事を教えてください。
新規事業開発がメインです。今、D5Cの売上の比率の9割はSES(システムエンジニアリングサービス)で、それ以外の分野で新しい格を作り上げることをミッションとしています。
どういったサービスが現場のニーズに合っているか、それをどうやって売っていくか、走りながら手探りでやってる感じですね。特にどこかの業界にターゲットを絞っているわけでもなく、お客様のニーズを汲み取り、メンバーと議論を積み重ねながら一つひとつ進んでいっている最中です。
―入社後に感じたこと、ギャップなどはありましたか?
社内はオンオフのメリハリをつけて働くタイプの人が多いのですが、それが会社の風土というよりは、現在進行形でカルチャーやバリュー、ミッションも作り上げていっている感じがしました。
会社としては、ベンチャー企業ってもっとアグレッシブにガンガン進んでいく企業もあると思うんですが、D5Cはベンチャーにしては比較的、石橋を叩いて渡るタイプの会社だと感じます。新規事業に関してもリスク回避をしっかり考えて進めていますね。
データサイテンスをもっと身近に、ビジネスになくてはならないものに。
―D5Cの魅力はどんなところでしょうか?
データサイエンスの業界はまだまだホワイトスペースがある業界なので、新しい発想や自由な考え方がポジティブに影響します。前例が少ないというのは難しい面もありますが、まだやったことがない領域を切り開いていく面白さは、きっと誰もが感じているのではないでしょうか。
-どういう人が向いていると思いますか?
前例がないことが多いので、自分から動けない人はしんどいと思います。逆に自分のやり方でやりたい人は向いています。データやネット関連のリテラシーもあるに越したことはないです。私のいる営業に関していうと、コンサルテーション経験者は馴染むかなと思います。
―今後の目標を教えてください。
まずは事業拡大の実績を作りあげること。その上で、会社のボードメンバー入りすることが目標です。また、現状30代前後の中間層が少ないので、そのあたりをどう強化していくか、入社したての若い子たちをどう成長させていくか、スキーム作りも必要だと思っています。
ビジネスとして、組織として伸び代が豊富にあるのは今後の楽しみの一つです。データサイエンスをもっとリーズナブルで身近な存在にして、やらないという選択肢がないくらいに大衆化していきたいですね。
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