今の20・30代が生涯食べていけるビジネスパーソンになるために私たちがやっていること
Photo by Tsuyoshi Kozu on Unsplash
「自分がいなくなった後もこのメンバーたちは生きていけるかどうか?」
今は代表をしている北島ですが、60歳(あと17年後)を目標とした事業承継を公言していて、それすなわちそう遠くない?未来に北島のいないステラリンクス税理士事務所が出来るわけです。
今は北島のマンパワーで何とかなっているものが、それが使えなくなる。
これが予め分かっている状態で組織運営を考えなければいけません。
だからこそ、気にしているのは「今いるメンバーはもちろん、今後入ってくるメンバーも北島無しでこの激動の世の中を生きていけるようになってほしい」ということです。
今は生成AI時代と言われ、過去考えられなかったようなスピードで時代が動くようになっています。
そんな中で17年以上先、もっというなら20~30年先のことを気にしても仕方ないと言われそうですが(笑)、でもメンバーのために、そしてお客様のためにも必要なことなので、今回はこの難しい問題に関して、北島が考え、ステラリンクス税理士事務所が取り組んでいることをご紹介します。
「普遍的」「本質的」なスキル・マインドに注力すること
これからの時代を生き抜くために、何を学ぶべきか?と聞かれたら私は必ず「ベタだけど普遍的・本質的なスキルとマインドを身に付けよう」と答えます。
先の生成AI時代だから、AIスキルを身に付けることも大事だとは思います。
でも、果たして30年後もAIAI言ってるでしょうか??
今から30年前(1995年)ってWindows95が出るくらい?のタイミングですよね。
そのころから今の状態を予見して動ける人って多くないし、仮にいたとしてAIのスキルが上がればビジネスパーソンとして優秀であるかと聞かれるとNoだと思います。
でも、30年前も今も、「ビジネスパーソンとして」重要なスキル・マインドってそこまで大きくは変わっていないと思っています。
礼儀作法、ご縁を大切にして信頼される人であること
明るく、ポジティブで周りを元気にできる人であること
課題抽出・課題解決能力が高いこと
コミュニケーションスキルが高いこと
外部・内部問わず環境の変化に敏感で、その変化に順応できる柔軟性があること…
結局、これらがある人は昔も今も信頼されるし、これがないと信頼はされません。
むしろ、テクノロジーが進歩して、「何かをする」だけなら機械で出来るようになっていっているからこそ、こういう「人間力」があるかないかの重要性が高まっているとさえ感じます。
30年前はワードとエクセルが使えたらヒーローでした。
でも、今はそんな時代じゃありません。
だから、今AIが使えたらヒーローになれても30年後はそうではない可能性が高いと思います。
「~ができる」のテクニカルスキルは必ず陳腐化します。
でも、常に周りから信頼され、期待され、頼られる人であり、その中で常に求められるものを察知し、それにチャレンジしていける人はどんな時代でも生きていけると思っています。
これが私たちが目指したい人物像です。
なんでか分からないけど信頼された20代
少し北島の話をすると、北島は20代のときは上司から「おい、小僧!笑」と呼ばれながら可愛がっていただきました。
20代前半は多少の生意気さもあったと思います。。(そのころの上司には本当に感謝しかありません)
でも、ポジションが上がって、やるべきことが変わってもその時々で必要なスキルを身に付け、成果は必ず上げてきました。
不動産の営業マン時代、営業経験が短いときから「北島さんから買いたい」と言って、大手不動産会社から紹介を受けている中、物件決めてから声を掛けてくれる方もいました。
売却の相談、相続の相談を下さる方もいました。
人柄と言う言葉でよく表現される「なんでか分からないけど信頼してもらえる」状態は業種、職種、会社、ポジション、そして時代が変わっても変わりませんでした。
そして、20代のころから今もずっと「北島さんは信頼できる」「北島さんは何やらせてもできそう」「北島さんはどこにいっても生きていける」と言われ続けて今に至ります。
この「色んな人に好かれ、信頼してもらえる」が何なのか?をずっと言語化できずに起業した北島は、メンバーも同じように、むしろ北島以上に信頼される人になってほしいと考え、この「人柄」の言語化をしています。
人に好かれ・信頼される環境
ステラリンクス税理士事務所に入るとまずこの「お客様とメンバーに愛され、信頼される」価値観の共有からスタートします。
次に、北島または他のメンバーと一緒に仕事をし、ディスカッションを重ねる中で、うちで働く上で、うちのお客様と接する上で大事な思考や価値観をOJTも踏まえながら共有します。
そして、普遍的・本質的な思考の仕方を業務を通して学びます。
この本質的思考が苦手な人や、作業屋的な仕事をしてきた税理士補助の方はすぐに「実務がしたい」と領収書と向き合おうとします。
でも、私たちが向き合うべきは「お客様」であり、それを一緒に支えていく「組織とメンバー」です。
お客様を知り、組織を知り、人を知り、それらに対して貢献できることを知ることがまず大事だから、私たちは領収書を見るより前にかなりの労力を使います。
これが定着するとお客様から「~さん良いですね!」と言ってもらえる機会が増えます。
この延長線上に、脱北島依存があり、その先に一人一人がステラリンクスを代表するブランドオーナーとして、お客様を笑顔にできる組織があるのです。
この環境もまだ発展途上ですし、常に成長中です。
これから一緒に成長していけるメンバーと一緒に組織も成長させていきたいと思っています。
ステラリンクス税理士事務所はお客様の経営課題を解決し、お客様である中小企業の成長発展を支援したい人を全国から採用しています。
気になった方はぜひご相談ください。