Q:ユニモトに入社したきっかけを教えてください。
左部:
前職では測量設計システムメーカーで営業企画を担当していました。
販促も広告も、パンフレットも全部やっていた。
そこで強く感じたのは、
「売上は、伝わり方で決まる」
ということです。
同じ商品でも、伝え方次第で評価が変わる。
営業成果が変わる。
だからこそ、構成や言葉、デザインに徹底的にこだわりました。
でも外注制作では、
発注者の“本気の温度”がなかなか届かない。
それなら、自分がつくる側に立とう。
そう思っていたタイミングで、
当時小さな映像制作会社だったユニモトに声をかけられました。
2003年、34歳での転職でした。
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Q:入社当時のユニモトはどんな会社でしたか?
左部:
正直に言えば、厳しい状態でした。
下請け中心。
企画・構成・演出は外部依存度が高い。
入金も遅く、キャッシュフローも苦しい。
職人集団としての力はある。
でも、自分たちから価値を定義できていない。
このままでは未来が描けないと感じました。
そこで提案したのが、
「企画から入る制作会社になること」
映像だけに頼らない。
WEB、グラフィック、資料まで扱う。
企業が本当に困っているのは
“映像が欲しい”ことではなく、
“どう伝えればいいか分からない”ことだからです。
こうしてメディアデザイン事業部を立ち上げました。
一人部署からのスタートです。
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Q:転機になった出来事は?
左部:
2011年、360度動画との出会いです。
当時はまだ市場もなく、
ほとんど誰も本気で取り組んでいませんでした。
でも私は、
「これは映像の進化ではなく、体験の進化だ」
と感じた。
ユニモトには映像、WEB、グラフィックのリソースがあった。
それを“企画”で束ねれば、
単なる映像会社ではなくなれる。
大手企業との開発契約が決まったとき、
初めて「尖り」が見えました。
これが、第二創業の始まりです。
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Q:代表就任後、どのように会社を変えていきましたか?
左部:
2015年に代表に就任しました。
翌年、VR元年。
ヘッドマウントディスプレイの普及で
市場が一気に動き出す。
私たちは2011年から準備していた。
だから波を追う側ではなく、
正面から乗る側に立てた。
VRは急成長しました。
でも同時に考えていたのは、
「技術に振り回されない会社にしよう」ということ。
VRがあっても、なくても、
本質は変わらない。
企業の伝わり方を設計する。
その軸のもとで、
株主総会のビジュアル化事業を
「デザイナーズパワーポイント」へ進化させました。
派手ではない。
でも、企業にとっては切実な課題。
資料が変われば、意思決定が変わる。
いまでは主力事業の一つです。
さらに、制作して終わらない世界へ。
動画販売を仕組み化する「かんたん動画」へと広がっていきました。
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Q:現在のユニモトを一言で表すと?
左部:
私たちは、映像を武器にする会社です。
でも、映像だけを売る会社ではありません。
やりたいのは、
課題に寄り添い、解決まで設計すること。
そのために、
クリエイティブとテクノロジーを掛け合わせる。
「CREATIVE × TECHNOLOGY」
これが、第二創業を経たユニモトの現在地です。
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Q:どんな仲間と働きたいですか?
左部:
単に“つくる人”ではなく、
「なぜこの表現なのか」
「この仕事は何を動かすのか」
そこまで考えたい人。
映像が好きであることは前提。
でも、それ以上に
企業の未来に関わることを面白いと思える人。
第二創業は終わっていません。
進化はまだ途中です。
その続きを、一緒につくれる人と出会えたら嬉しいですね。
株式会社ユニモト
▍企業の「伝える」を多角的に支援する老舗クリエイティブ企業 1986年創業。映像制作を軸に、VRやプレゼン資料デザインまで含めて、 企業の「伝えたい」を一緒に形にするクリエイティブ集団です。 ▍大手企業との直接取引が生み出す「課題解決型クリエイティブ」 ナショナルクライアントと直接やり取り。 企画の上流から関われるので、“言われた通りにつくる”仕事では終わりません。 映像 × VR × 資料デザインで、伝え方まで設計します。 ▍「一緒に正解をつくる映像」という姿勢 指示待ちではなく、「どうすればもっと伝わるか?」を考えるスタイル。 クライアントと並走して、企画からつくり込みます。 ▍幅広いジャンルと先端技術の融合 コスメ/工場/デジタル領域など案件は多彩。 360度VR「Gururi360」などの技術も活用。 いまは第二創業期で、会社も成長フェーズです。