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薬剤師の私が外資系営業職からContreaのエンジニアになった話

はじめまして!Contrea(コントレア)でエンジニアをしている宮下といいます!!
Contreaには2021年12月に業務委託としてジョインし、2022年5月に正式に入社しました。
入社して4ヶ月経つこのタイミングで、Contreaへ入社を決めた経緯や自分がやってきたこと、さらには実際に働くことで見えてきたContreaの魅力についてお伝えしていきます!!

まずは簡単に自己紹介

宮下歩(みやしたあゆむ)

Contreaにはエンジニアとして所属していますが、前職の営業経験も踏まえて、セールスチームとエンジニアチームをつなぐハブのような役割を担っています。(詳細は後述)
社内ではあむさんと呼ばれています。(Contreaはあだ名呼びが多い笑)
Contreaで働く傍ら副業もしています。週1で薬剤師としてドラッグストアで調剤業務を行っています。

出身は長野県の安曇野市というところで、現在は群馬県高崎市に住んでます。
趣味はバドミントンと釣りです!!
海なし県に住んでますが、頑張って海まで行って釣りしてます。

高校まで長野県で過ごした後、薬学系の大学進学を機に上京しました。
薬学部への進学を決めた理由は、当時の得意科目が化学だったという程度でした。そのため、「将来は薬剤師になるんだ」とか「患者さんの役に立ちたい」といったような医療への熱い思いは正直ありませんでした。しかし、在学中に薬学や医療の勉強、そして病院・薬局実習を通して、次第に医療へ興味を持ち始め、あるきっかけから医療業界に対して大きなインパクトを及ぼせるような人材になりたいと思うようになりました。(詳細は後述)
そんな思いを抱きながら、新卒では薬学の知識を活かしつつ、若いうちに営業スキルを磨きたいと考え、製薬企業のMR(Medical Representatives:医薬情報担当者)を目指しました。就職活動の末、外資系の大手製薬企業から内定をもらい、そこから社会人としてのキャリアをスタートさせることになります。
そんな私が今、どうして医療系のスタートアップ企業で営業ではなくエンジニアをしているのか、そしてなぜContreaを選んだのかお話したいと思います。

医療業界への熱い想いが芽生えた瞬間

まず初めに私の医療に対する熱い想いが芽生えた原点について、大学5年生の頃のお話をしたいと思います。
薬学生は5年次に、病院や薬局で実習を行うカリキュラムがあります。この頃、薬学生は就職活動に向けて動き出すタイミングで、自分を見つめ直す機会が多い時期です。そんな時期に、いつものように実習先の病院へ到着して待合室を見ると既にたくさんの患者さんがいました。いつもなら「今日も患者さんが多くて忙しそうだなぁ」と思うところ、その日は、自分の将来を重ねて患者さんを見ていました。「自分も将来は高齢者になって、何処か悪くして病院にかかるんだ」と。その考えが頭をよぎってからは、患者さんに自分の将来の姿を投影するようになり、より患者さんの困りごとが自分ごとのように感じられ、医療という領域がグッと身近な存在になりました。
「医療は誰しもが必ずお世話になるものだし、一度きりである人生の着地点をその人にとって納得するものにできるかを左右する重要な要因である。」そう思うと、患者さんひとりひとりが納得でき、そして安心して医療を享受できる体制を十分に整えることに貢献したいと自然に考えるようになっていきました。
そこから、自分の生涯を通して医療業界へ多大な価値提供をして、最終的に自分の人生を振り返った時に、「医療に対して自分はこんなことをして、医療がこういうふうに変わった」と胸を張れるようなチャレンジをしたいと思いました。そして、その手段として頭に浮かんだのが「起業」の2文字でした。

どうして営業職からエンジニアに?

その後、学生時代から抱いている医療業界へ多大な価値提供をしたいという想いを叶えるため、製薬企業のMRとして活動していく中で、ある医療課題を目の当たりにしました。
配属が北海道となった私は、北海道の北側3分の1というとても広大なエリア(ピンクで囲まれた部分)を担当することとなりました。

「その広大な土地柄、医療機関までの距離は遠く、さらに冬期には大雪やホワイトアウトなどもあることから、患者さんが1番辛いときに医療機関へのアクセスが困難であること」また、「医療の担い手不足により、全ての患者さんへ満足のいく医療を提供できる基盤が整っていないこと」そんな課題を目の当たりにしました。
このままMRを続けていても、そのような課題に対して直接的に解決へ貢献できないと感じたため、次のキャリアを模索しました。
新しいもの好きな自分にとっては、既存のやり方に倣って課題解決をするより、世の中にないものを新しく生み出し、それを通して価値提供をしたいと考えました。そのため、医療課題の解決につながるものづくりを自らの手でしたいとの思いから、未経験ながらエンジニアへのキャリアチェンジを決意しました。
その後は、実際に独学でプログラミングに触れ、適正を判断した後に退職し、プログラミングスクールへ通いました。そこで、基礎学習とポートフォリオの作成を行い、エンジニアとして転職活動を始めます。
自分は医療業界への強いこだわりがあることと、将来的に起業へチャレンジしたいこともあり、エンジニアとして成長しながら、会社の経営や成長を間近で見ることができる企業を探していました。そのため、若い医療系のスタートアップ企業を中心に探していました。
そんな中、Contreaと出会うことになります。

Contreaを選んだ理由は?

まず初めに、自分がContreaを知ったきっかけはMeetyでした。いきなり医療系スタートアップ企業の社長とカジュアルに話せる面談を見つけて舞い上がり、速攻で申し込んだことを覚えています(笑)
そして面談を経て、私は数ある医療系スタートアップ企業の中で、以下の理由からContreaを選びました。

入社の理由

  • 事業の希少性から感じた成長への大きな可能性
    調べてみるとContreaは、インフォームド・コンセントの効率化を図る唯一の会社ということがわかりました。インフォームド・コンセントとは、患者さんが病気や容態、検査、治療の内容、処方される薬等について医療スタッフから説明を受け、十分に納得し、同意をした上で治療を開始するという一連のプロセスを指します。医療業界では、医療スタッフと患者さんの対話を動画で代替するような事業を行う企業は他になく、その事業の希少性とプロダクト(MediOS)が提供する価値の意義を鑑みて「間違いなくこの会社は伸びる」と直感しました。この会社の成長に貢献しながら、自分自身も一緒に成長したい!!そう思ったのです。
  • 事業内容の意義への共感
    前職でMRとして活動する中で、医師から患者さんへの説明が不十分であるために、適切なタイミングで薬を増量したり、変更する、いわゆる治療強化が行われないケースがあることを知りました。理由としては、忙しさから説明に十分な時間を割けなかったり、説明をしても患者さんから納得が得られなかったりするものです。医師と患者さんとの間では、治療に対する方針を説明し、納得の上、合意をして進めていく必要があります。そんな中、説明に課題があるせいで、患者さんが適切なタイミングで最適な薬物治療の選択肢に進めないというのは、もちろん望ましくないことだと思います。このように説明部分には大きな課題があることを実感していました。MediOSのように動画を使って説明を効率化しながら、説明内容の質を一定に保つこと、それは医師、患者さん双方にメリットがあり、説明部分の課題解決に対して、大変意義があることだと共感しました。
  • ビジョンへの共感
    会社が掲げるビジョンである「医療にかかわる全ての人に安心を。」と自分が抱いている医療業界への想いが大きくリンクしていました。
  • 社長の人の良さ
    社長が事業の将来性やビジョンを語る姿は非常に印象的でした。そして、面談の中では、自分のやりたいことやキャリアプランに興味を持って耳を傾けてくれました!!そんな姿から個人のWill(意思)を優先的に考えてくれているため、やりたいことを自由にやらせてもらえる、そんな環境であることが入社前から伺えました。
  • 名前がカッコよかったから!(大事)
    ”Contrea”(由来は後述)という名前がカッコよくて密かに憧れていました。医療系の会社は「メド」とか「メディカル」といった用語が入っていることが多く、一線を画しているような印象を受けました。社名にはきちんと想いが込められており、とても愛着が湧きます。自分が働く企業の名前って大事ですよね。

Contreaでは何をしている?

肩書きはエンジニアとして入社をしていますが、冒頭でもお話しした通り、エンジニアチームとセールスチームを繋ぐハブの役割を担っています!!なかなか想像できないと思うので、具体的な仕事内容を以下にまとめています。

エンジニアチーム

  • 要件定義
  • MediOSの開発・保守運用
  • エンジニアチームへセールスの状況を共有する

セールスチーム

  • 定例Mtgでエンジニアチームのアウトプットの共有
  • 営業活動への意見出し

未経験ながら、現場からヒアリングした課題や仮説ベースの課題を要件に落とし込む議論にも参加させていただいています。また、コーディングについては実務経験がなかったため、入社当初はスキル不足が顕著でしたが、業務の傍らで勉強しながら必死にキャッチアップしました。すると、次第に大きなタスクを任せてもらえるようになっていき、エンジニアとしての成長を現在進行形で実感できています。
ハブとしての役割については、エンジニアとセールスが同じ課題をそれぞれの視点で見つめ、最適解をより効率的に見つけるための連携を促すことを目指しています。
各チームの定例に参加して現状を把握することで、お互いのチームで相互に連携すべき最適なタイミングで繋ぎ合わせられるように立ち回りができればと考えています。
今後は、エンジニアとしてメキメキ成長しながら、さらにエンジニアチームとセールスチームのハブとしての価値を生み出し、新たなロールモデルを確立させたいと思っています。なかなか珍しいポジションということもあり、前例がなく、どんな仕事をすべきか型が決まっていないため、その時々で何が必要でやるべきことなのか常に考えています。まさに暗中模索の日々ですが、新しいものを作り上げていくことができる点に大きなやりがいを感じて毎日楽しく仕事をしています。

Contreaの魅力を語らせてください!!

Contreaの文化

  • 「やりましょー」が口癖
    どんな意見や提案に対しても耳を傾ける姿勢
    否定せず、とりあえずやってみる(しっかりと議論は行う)
    誰が発言したかではなく発言の内容が評価される
  • きちんと感謝を伝え合う文化
    感謝の言葉に🍬を添えて送る(もらった🍬は景品と交換できるポイントになる)
  • 現場への意識
    プロダクト作成にあたり、医療現場の知識獲得に貪欲である。
    営業チームが病院を訪問した直後に、ハドルをつないで現場の生の声を他チームへ即座に共有する仕組み
  • 本人のやりたいこと(個人のWill)が奨励される
    自発的にやりたいことに手を挙げて、取り組むことができる
    周りがそれをサポートしてくれる環境です

Contreaの名前と会社ロゴの由来
前述した入社理由の1つに名前がカッコよかったからとありますが、Contreaの名前と鳥のロゴ(コントレアバード)の由来は以下の通りです。それぞれ素敵な想いが込められていて、とても愛着が湧くんです。

Contrea

  • 創業者が医療(世の中)で大切だと思っているのが、「安心・納得・信頼」の3つです
    納得:"con"sent
    信頼:"tr"ust
    安心:"re"lief
  • これら3つ英語の頭文字と、この3つを忘れずに軸 ("a"xis) としてずっと事業を作っていきたいとの思いを込めて『Contrea』となっています!

コントレアバード

  • 実はこの鳥は全て三角形で成り立っています!
  • 三角形は会社名と同様の「信頼・安心・納得」を表しています
  • これら3つが重なり、集合していくことで鳥が形成されます
  • 鳥は特に伝書鳩をイメージしておりまして、医療者と患者さんを繋ぐ存在のようになりたいとの想いをこめてます!

以上、ここまで長い間お付き合いいただき、ありがとうございます!

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