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大切なのは「目的思考」。MVVを実現できる人材の輩出を目指す、充実した教育プログラムが特色

私たちは、経営理念である「楽しいをつくろう!」をモットーに、SES事業や受託開発、オウンドメディア事業を軸としたサービスを展開しています。ユーザーやお客様のニーズを理解したうえで、当社に関わるすべての人に「楽しい」と感じてもらうことを目指し、そのための環境づくりに邁進しています。

今回は執行役員であり、人事部門を統括する足立さんにインタビューを実施。社員育成にかける思いや、当社の教育プログラムの特徴について語ってもらいました!


【プロフィール】

足立 拓斗:執行役員。大手IT企業を経て、2022年10月にブリーズシェアードへ入社。執行役員として社員採用や教育を統括する人事部を設立。人事企画および採用・教育の面から組織変革を推進している。

 採用から育成まで一気通貫の仕組みづくりを推進

――まずは足立さんのこれまでのご経歴を教えてください。

大手IT企業にて、10年間にわたり事業開発や組織の立ち上げなどに従事しました。転職を考えはじめたのは、今後の自身のキャリアを考えたときに、企業規模よりも「やりたいことをやったほうが楽しいのでは」と感じたから。そのような矢先に当社社長の日笠と食事をする機会があり、会社が目指す方向性や世界観に興味を持ったため、入社を決めました。

入社当時、当社は社員数140名程度の組織でしたが、働いている社員へのサポート体制が十分ではない状況でした。同時に、明確な人事機能がなく、営業担当が採用や研修を行っている状態であり、離職率などの面でも課題を抱えていました。そこで、まずは人事部門の立ち上げを行い、組織の基盤づくりからスタート。採用から育成まで一気通貫で改革していくための仕組みを構築していきました。

 

――人事部門のミッションを教えていただけますか?

経営層が考えるMVV(ミッション、ビジョン、バリュー)実現のために、人材の観点から組織経営に寄与する役割を担っています。

私自身は人事企画全体の設計に携わり、評価制度や給与体系の見直しや構築、キャリアパスの設計、社内公募制度の新設・運用などに尽力しています。また、実務面でも採用面接に入ったり、研修プログラムを企画したり、講師として登壇する機会もあります。

私たちはまさに当社のビジョンにもあるように、社員全員が夢中になって楽しめる環境を作ることを目指しています。“やらされている”という感覚では良い発想は生まれませんし、一人ひとりが楽しく仕事をすることが結果として個人の成長につながり、組織全体の成長に結び付くからです。「社会に風を起こしてくれる人材」を採用・育成することが、私たちに課せられた一番のミッションだと考えています。


経営理念やMVVに基づく研修プログラム

――社員育成においてブリーズシェアードが大切にしている価値観は?

私が入社後に研修内容をすべて一新したのですが、採用から育成まで経営理念ベースで一貫性を持ったプログラムを構築することを意識しました。当社は「楽しいをつくろう!」という非常にシンプルな経営理念を掲げています。まずは面接の段階で「楽しそうな会社だな」と感じてもらい、入社後の研修も「不安に思っていたけど楽しい研修だった」「入社して良かった、これからも頑張ろう」という気持ちになってもらうことを重視しています。

したがって、研修自体にも「楽しいを見つけよう」というテーマを設定し、研修期間を通じて自分が夢中になれる事柄を見つけてもらうこと。また、ワクワクした気持ちを持って研修を卒業し、現場に出てもらうことを大切にしています。ちなみに、「楽しいを見つけてもらう」ためには、私たち人事部メンバーもその空気感を醸成する必要がありますので、たとえば研修資料1つをとってもポップ調にしたりと、楽しさを感じてもらえるようなしかけを施すようにしています。

 

――そのような価値観に基づき、具体的にどのような研修プログラムを設計していますか?

新卒・中途ともに同じメニューで10日間の研修を実施しています。具体的なテーマとしては、入社ガイダンス、ビジネスマナー、PCの基礎知識、Webサイトの構築方法、プレゼンテーションスキル、デザイン思考などです。すべて当社の教育チームのメンバーが講師として登壇していて、インプットとアウトプットを繰り返しながら学んでもらっています。

個人的に、会社の研修で学んだスキルを完璧に習得するのは難しいものだと思っています。ですから、当社の研修もスキルやテクニックと同じくらい「マインド」を大切にしていて、当社が目指す世界観・ビジョンや、キャリアを築くうえで必要となる考え方などについてもお伝えしています。

 

――「マインド」部分の内容に関して、もう少し詳しく教えていただけますか?

たとえば私が講師として登壇している「キャリアデザイン」のパートでは、「目的思考の大切さ」を時間をかけて伝えています。“目的”“目標”“手段”の違いをしっかりと認識してもらったうえで、手段が目的にならないよう、具体的な事例や私自身の実体験を交えながら理解してもらうようにしています。ブリーズの社員だからというよりも、キャリアや人生を築いていくうえで必要な価値観という点でお伝えしていますね。実際に講義を受講した社員からは、「転職したからには、目的やゴールを持って働いたほうがいいことに気づいた」といった感想をもらうことが多いです。

 

――そのほかに、研修全体に関してどのような感想が挙がっていますか?

全体的に満足度が高く、「今まで他の会社でも何回か研修を受けてきたが、一番楽しく受講できた」「内容が充実していて楽しい研修だったので、もっと受講したいと思った」といった感想が挙がっています。また、内容面では、「前職では学ばなかったビジネススキルを習得できて良かった」という声や、「キャリアプランの選択肢が広がるような内容だった」という声をもらっています。さらに、研修の受講環境については、「適宜雑談を挟んでくれたり、緊張しない空気感を作ってくれた」「講師の説明が丁寧で、資料や動画もとても分かりやすかった」などの意見が届いていますね。


一人ひとりが誇りを持って働ける会社を目指したい

――現場に配属後はどのような教育プログラムがありますか?

現場に配属後は担当営業が各エンジニアのマネジメントを行い、月に1回面談を実施しています。キャリアに関する悩みや相談が発生した際には、担当営業をはじめ社内研究開発部主導のキャリアアップ支援制度を活用したりと、それぞれのキャリアプランの実現を意識した体制づくりを行っています。

当社の研修の中には、申込制の講習会や不定期で開催するキャリアアップ支援セミナーなどがあります。またある程度スキルを持っているエンジニアに関しては、現場で実務経験を積みながら、独学で勉強を進めてもらっています。もちろん、自己啓発のための支援は惜しみません。資格取得支援制度として、当社が定めるIT系資格取得に向けた講座の受講費を負担したり、資格取得者に報奨金を支給したりしています。

 

――今後、教育や研修の領域において目指している事柄を教えてください。

まずは何よりも、「目的思考を持ち、ブリーズシェアードのMVVを実現できる人材の輩出」に向けた教育を継続していくことが一番の目標です。社員の共通言語となるMVVにあえて立ち返り、軸をぶらさずに浸透させていくことで、一人ひとりが誇りを持って働ける会社を目指すうえでの土台づくりに尽力していきたいです。

SESのエンジニアは現場に常駐するためどうしても自社への帰属意識が低くなってしまいがちですが、そもそも「なぜ常駐するのか」を考えてもらう。すなわち、お客様の仕事をこなすことが目的ではなく、お客様の課題を身近な場所から捉え、IT企業だからこそできる課題解決を提供するという目的を意識しながら動ける人材を増やしていくことが大切だと思っています。

 

――足立さん個人としては、どのような人材の入社を希望しますか?

主体的に、そして能動的に動ける人を求めています。ITのスキルについてはほとんど重視しておらず、挑戦したいという思いや意欲を持った方に来ていただきたいですね。実際に採用面接においても、職務経歴だけでなく、学生時代も含めて「自ら進んで取り組んだ経験」などをお聞きするようにしています。IT業界では「継続して自己研鑽する力」も求められますので、主体性は特に重視していますね。

私たちとしても、みなさんに挑戦してもらえるような環境を意識的に用意していますし、真っ白な状態で入社してくださった方も良い意味で“綺麗に染める”ことができる会社だと思っています。ぜひ自らキャリアを切り拓きたいと考えるみなさんのご入社をお待ちしております。




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