今回はコーポレート部統括マネージャの玉野菫にIVA入社の契機や今後の展望をインタビューしました。
■ プロフィール
1998年生まれ。新潟県新潟市出身。金融機関を経て2021年IVAに入社。現在はバックオフィス全般の統括業務を行う。
「企業を一緒に創りたい」という期待感から入社を決意
ー IVAに入社するきっかけ、決め手を教えてください。
大学を卒業して金融機関に就職したあと、より裁量ややりがいをもって働きたいという思いからIVAに転職しました。他にも何社かオファーをいただいていましたが、決め手になったのはIVAが「最も将来性が高い」と感じたからです。
代表の相原をはじめとしたメンバーたちは非常に若く、私と何歳か離れている程度でしたが、起業から間もない当時からIVAは飛躍的に成長を続けていました。「こんなに若くても大きな事業を動かせるんだ」という驚きと共に「若い企業が成長していくその過程や瞬間に立ち会いたい、一助となりたい」という期待感が芽生え、入社を決意しました。
私は真贋鑑定やAI、鑑定対象となるスニーカーやアパレルの知識はほぼ0だったので未知の領域に足を踏み出す不安はありましたが、それよりもまっさらなところからキャリアを築き上げることにワクワクしていました。
ー 実際に働いてみて、どうでしたか?
入社当初はビジネスメールさえ送ったことのないビギナー社会人だったので、試行錯誤の毎日でした。一般的なビジネス作法を知らないだけでなく、事業についての専門的な知識もなかったため、当初はわからないことは自分で調べ、なんとなく正解に近づけるという感じでした。
幸い同時期に入社した同僚がいて、ふたりで学びあったり、答え合わせをすることができました。お互いの長所と短所が異なっていたこともあり、それぞれを補いながら課題をクリアすることで、共創する楽しさを学べたと思います。その同僚のおかげで毎日楽しく仕事ができましたし、今では同僚や友人を越えたソウルメイトだと思っています!その傍ら、判断に迷うことがあれば相原にすぐ相談できたので、悩みながらも前に進めてこれたと思います。
自走できるようになったと感じたのは入社して2年が経過した頃です。その年の12月にスニーカーのイベントを開催したのですが、プロジェクトマネジメントを担うリーダーに任命されました。実は前の年のイベントも似たような役割を任されていましたが、規模も責任も桁違いでした。
会場は渋谷ヒカリエホールからパシフィコ横浜へ移って3倍の面積となり、数千人規模の来場者を迎えることになりました。多くの出店企業やイベント業者、芸能事務所やキッチンカー、保健所に至るまで、各方面の関係者との調整を行わなくてはなりませんでした。
このときは決めなきゃいけないこと、やらなければならないことは山ほどあるのに、相原も多忙で思うように判断を仰ぐことができない状況でした。このままでは駄目だと思い、ある段階までは自分で意思決定をして、本当に重要なことだけを相原に確認するようにしました。この経験から、ただ不明点をエスカレーションするのではなく、自分の頭でしっかりと捉えて判断し、責任を全うする自律性が身についたと思います。元々は計画を立てることや詰めることが得意だったので、こつこつと準備して開催当日に結実したことが嬉しかったです。それでも本音を言えば、イベント主催はもう全うして燃え尽きたので、次回は後任にこの充実感を味わってもらいたいと思っています(笑)
ー 大きなチャレンジが、自身の成長につながったということでしょうか?
そうですね。IVAは手を挙げればなんでも挑戦できる自由があり、失敗をしても「成功の糧」とみなす雰囲気があるように思います。自分がなにをしたいのか、或いはなにができるか迷っている方でも、変化を楽しめる心があればIVAで成長できると思います。
さまざまな業務を経て見つけた、人事への興味
ー イベント以外には、どのような業務を行っているのですか?
バックオフィスを中心に多岐に渡る業務に挑戦してきました。その結果、いつも親戚や友人から「どんな仕事をしてるの?」と聞かれると困ってしまいます(笑)
入社当初は組織ができあがっていなかったこともあり、なんでもこなさなくてはなりませんでした。相原の近くで「組織を作り上げる、運営する」ことを業務と捉え、領域を隔てず管理からオペレーションまで取り組んでいました。現在でも同じスタンスでいますが、組織が大きくなるにつれて専門職やマネジメントの知識の必要性を痛感しています。
私はIVAにおける入社一人目だったこともあり、経営陣を除けば上司や先輩がいませんでした。そのため、部下が増えてもマネジメントやトレーニングのノウハウに乏しく、手探りの状態が続いていました。そんなときにマネージャー経験のあるメンバーが入社することになり、彼のやり方をヒントにすることでなんとか形にできたと思います。(できてたよね?)まだ小さい会社だからこそ、新しい発見やノウハウを蓄積するには外部からの風や関わりが必要だと感じています。
これまでは未経験でも果敢に取り組むことで成果を出してきましたが、これからは知識や経験を有した人材を迎えることで、より堅実で効率的な組織の成長が見込めると思っています。また、異なる知見や価値観を持つ人材や年代を受け入れ、より柔軟な組織になっていけたらなと思います。
同時に、多様な技能やバックグラウンドを持つ人材のパフォーマンスを最大化するには、働く環境が重要です。人事評価制度は人事の足元固めの第一歩となるため、力を入れていきたいと思っています。さまざまな業務を経験したからこそ、IVAの根底を支える「人」にフォーカスしたいと思い、最近は人事(採用・労務・人事制度開発)を自身の専門領域にしたいと考えるようになりました。
ー 組織が成長していく以上、ルールや制度が必要になってきますよね。
私は場の雰囲気や調和を大切にしていますが、一方で規則や時間には厳しい方だと思っています。自由は一定の規則や調和の上で成り立つもので、自由を主張するのであれば付随する責任も受け入れなければいけません。皆が同じラインに立つからこそ、各々の個性や才能を解放できるともいえますね。このため、制度を考え、構築する上で、自由と規律のバランスはとても大切にしています。
手を挙げることで拓く、自身と組織の成長
ー 仕事のやりがいを教えてください。
会社を創っていくという感覚は大変やりがいを感じます。今、IVAは「個人の集まり」が「組織」に変わっていくフェーズです。社会的責任を担う組織としての在り方はもちろん、自分を含めたメンバー全員がベストな状態で働けるように、組織体制の組み立てを行っています。もっと知識のある人がやった方がスムーズなんだろうなと思うこともありますが、やりたいと私が手を挙げたので全うしたいと思っています。手を挙げれば挑戦できるところは、IVAの魅力だと思っています。
ー これから一緒に仕事をしていきたい人物像は?
「分からなくても一旦やってみる」という挑戦的でどこか楽観的なマインドを持った方と一緒に働きたいと思います。もし失敗してしまったとしてもどうにかなるので大丈夫!あとは私自身がオープンな性格なので雑談やプライベートや趣味の話などができると嬉しいですね(笑)ドルオタジャニオタ大歓迎です!