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こんにちは、Xkitchen採用担当です。
先日メニュー開発メンバーの募集を公開させていただきました!
▼募集記事はこちら
https://www.wantedly.com/projects/1101042
今日は以前Xkitchenで、商品開発を担当されていた、武本さんにインタビューをしてきました!
応募に興味のある方はこちらのストーリー記事も参考に、ぜひイメージを膨らませていただけると嬉しいです!ご応募、お待ちしております。
-武本さん、今日はよろしくおねがいします!簡単に自己紹介をお願いします。
Xkitchenでメニュー開発をしておりました、武本と申します。
Xkitchenでは、フレッシュポキ丼を始めとして、デトックススープやサラダ、アサイーボウル、韓国チキンバーガーなど、さまざまな業態の開発をさせて頂きました。
現在は独立し、複数のレストランで働きながら、ケータリングや企業のメニューコンサルティングをメインに活動しています。
△武本さんが手掛けたメニュー(一部)
-Xkitchenのエースメニューを生み出したのは、武本さんだったのですね!そんな武本さんの経歴を教えて下さい!
辻調製菓専門学校のフランス校を卒業後、料理の道に入りました。
フランス料理店を数店勤務した後、オーダーメイドのケータリング会社 CRAZY KITCHENでシェフを務めました。Xkitchenで関わらせてもらったのもこの頃ですね。
ケータリング会社に入ったきっかけは、レストラン以外にも、もっと広く食に携わる仕事がしたいなと思ったからです。
昔から少しずつ集めてきたサスティナブルな食材で、味だけではなく食材自身が持つ温かさに触れてもらえるようなケータリングの食を作ってきました。
また身内の病気がきっかけで福祉やNPOに関わる人達に知り合う機会が増えたのですが、レストランにあまり接点がなかったり、身体の事情で外出できない人達にも食事を届けたいと思うようになりました。
料理人の技術をレストラン以外の沢山の場で生かすケータリングやデリバリーなど調理設備や材料に制限がある状況でも、おいしい料理を作り、それを楽しんでもらえたら嬉しいなと思います。
-食材に対する想いが強いからこその経歴ですね。そんな武本さんがXkitchenと出会ったきっかけを教えて下さい。
ぐるなび主催の「RED-35」という若手料理人の大会で何度か賞を頂いたことがきっかけで、繋がりのある方にXkitchenを紹介して頂きました。
-Xkitchenでのメニュー開発における面白さはありますか?
まずレストランでは普段絶対に作らないメニューに挑戦できることですかね(笑)
あと、フランス料理で学んだ美味しさの法則みたいなものを、分解してまた新しく組み立てて、全く違うジャンルの料理に落とし込んでいく過程が楽しかったですね。
フランス料理は味を重ねて美味しさを作り出す技法が多いので、商品開発とも相性がよかったのかもしれません。
デリバリーを含めレストラン以外の場所で求められる料理って、当たり前ですが簡単にできて再現性の高いものが多いんです。
機材も予算も、作る技術もない中でのベストを求められる。
だから、これがないからできない、ではなく、じゃあどうやったら作り出せるか?を考える作業は毎回悩むところでもありましたが、自分の持てる全知識を詰め込んで作るので、一番やりがいのある部分でもありました。
あとは「武本さんの料理は作るのが楽しい」と言ってくれたキッチンメンバーがいたり、学生のアルバイトの子がお客さんのために自発的に動いてくれたのが印象的でしたね。
理由を聞くと料理として丁寧に作られているのがわかる、お客さんの反応がいいので作り手のモチベーションも上がると聞き、Xkitchenのメンバーと一緒に成長できている感じも嬉しかったです。
同じ飲食とはいえIT出身のデリバリー業態とレストランは別物だし、正直仕事への熱量も違うのかなと思っていたので。
一緒にやり始めた初期の頃は共通言語がなくて話が通じないなと思うこともありましたが笑、誠意を持って仕事をすればお客さんにもメンバーにもちゃんと伝わるし、良い商品も作れるんだと実感できました。
-Xkitchenのメニュー開発スタイルがなんとなく分かった気がします!最後に、開発秘話などお伺いできますか?
いろいろあります!笑
フライドチキンを作ったときは、衣を20種類くらい配合を微妙に変えて色々試したんですけど、変え方が微量すぎて結局どれがよかったかわからなくなったり。あと2キロ位太りました笑
山路さんから「こういうメニューをつくりたい」と言われて実際にお店に食べに行ったりするんですけど、「これはどの部分を参考にしたいんだろう?」「レシピにできるかな…?」なんてことはよくありましたね。
あまり食べたことがないものも多く、依頼を受ける時はいつも無茶振りだなあと思いながらも、山路さんが楽しそうなので私もわくわくしながら聞いていました。笑
とにかく、依頼された料理を都内で一番美味しくしたいなあと思っていたので、例えばポキを作ろうとなったときは当時まだ少なかったポキ丼の店を全部リサーチして、自分にとって何が美味しいのか、美味しくなければ何を改善すれば良いのかを洗い出して試作する、という方法で開発していきました。
自分が美味しいと思っても売れないと意味がないので、どうしてその商品が売れているのか?に立ち返って考えることも大事になるかと思います。
だからこそ、料理の美味しさを深く突き詰めて考えたい人、食に可能性を感じる人、他社の研究や、トレンド感のある業態にも幅広く触れていくことに抵抗感のない人にはおすすめかなと思います。
Xkitchenと一緒に働く中で、私も取り扱う業態の幅を広げられることができてとても感謝しています。創業期の大切な時期に依頼してくれてありがとうございました!
<編集部より>
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
武本さんのお話から、Xkitchenならではの面白みを感じ取っていただけたら幸いです。
Xkitchenは日々店舗を拡大していく中で、メニュー開発の文脈から店舗の売上を伸ばしていける仕組みを作っています。
私達の取り組みに参加してくれる方は、ぜひご応募ください。