今回は、経営企画として営業メンバーの“武器づくり”を担っているゆきのさんにお話を伺いました。これまでのキャリア、ソルーに入社した背景、そして働くうえで大切にしていることまで、たっぷり語っていただきました。
舞台と芸術を愛する、経営企画の立役者
―― まずは簡単に自己紹介をお願いします!
こんにちは、ゆきのです。ソルーには中途入社して、現在4年目になります。元々は不動産業界で法人営業を4年間経験し、その後は「自分の時間を持ちたい」と思って契約社員として働いていました。その派遣先がGoogleで、広告運用について1年間学びました。その経験を活かして次は正社員に戻り、webマーケティング会社に転職。そこで働く中、ソルーにジョインすることになりました。
入社のきっかけは、創業メンバーである小林とのご縁です。実は前職でも一緒だったんです。飲みの場で何度かお会いするうちに、「小野さんに会ってみてほしい」とお声がけいただいて。最初は転職なんて考えてなかったんですが、ソルーの話を聞いて興味が湧いて…。「この人たちと一緒に働いたら、きっと楽しいだろうな」と直感しました。気づけば転職を決めていました(笑)。
―― 趣味も教えてください!
舞台が大好きで、数ヶ月に一度は母と一緒に観劇に行きます。ミュージカルも落語も、美術館巡りも好きですね。最近は少し頻度が減りましたが、そういう「静かにぼーっとできる時間」が大切だと感じています。お休みの日はコーヒーを飲みに行くくらいで、意外と地味な過ごし方かもしれません(笑)。
「営業メンバーの“武器”をつくる」今の仕事について
―― 現在のお仕事について教えてください。
今は、経営企画チームで「営業メンバーの武器づくり」を担当しています。営業や運用メンバーがお客様に対して、どんな価値を届けられるのかを見える化して、それを事例としてまとめたり、提案資料に落とし込んだりしています。
提案の“軸”や“伝え方”をチームで企画していくことで、フロントメンバーの提案力を高める、いわば裏方の仕掛け人のような役割です。お客様にとって「わかりやすく、響く」内容をいかに伝えられるかを、日々考えながら取り組んでいます。
「やりきった」と感じた提案資料づくり
―― 最近「やりきったな」と感じた瞬間はありましたか?
執行役員からご依頼いただいた案件で、ターゲットが“先生”だったんですね。転職やキャリアに悩む方向けのコンサル案件だったのですが、訴求軸をどうするかすごく悩みました。
そこで、ホームページや市場情報を徹底的に調べて、「先生だったら、こういう不安があるかも」「こんな言葉が響くかも」と、相手の気持ちを想像しながら提案資料を作成しました。
その資料をお持ちした後、クライアント様から「市場調査が素晴らしかった」とフィードバックをいただいたんです。営業の前段階で、信頼を得られていたことが何より嬉しかったですし、「これが経営企画のやりたかったことだ」と実感できた瞬間でした。
「自己満の仕事」から「最高の仕事」へ
―― ソルーでの仕事を通して、自分が成長したと感じることはありますか?
正直、それしかないです(笑)。
特に変わったのは、仕事に対する“スタンス”ですね。
以前の私は「これだけやりました」と自己満足で終わっていた部分があったと思います。でも今は、「本当にお客様に響いているか?」「本当にチームを勝たせられているか?」と、結果を見据えて動くようになりました。
フロントメンバーに対して「ここはもっとヒアリングしてほしい」など、提案の質を上げるための要望をしっかり伝えるようにもなって。それってつまり、“こなす”じゃなくて、“最高の仕事”を追求する姿勢に変わったということなんだと思います。
30代になってからこういう意識にシフトできたのって、すごく大きな転機でした。今まで積み上げてきた経験があった上で、さらに成長を求めていける環境って、なかなかないと思うんです。それができるのが、ソルーなんですよね。
自分のやり方が通用しなかった、最初の2年間
―― ソルーに入ってから「大変だったこと」や「乗り越えたこと」はありますか?
めちゃくちゃありました…。特に入社してから最初の2年間は本当にしんどくて、自分のやり方が全然通用しなかったんです。
私はずっと「効率よく、そつなくこなす」っていうスタンスで仕事をしてきたタイプで、それで成果も出してきたつもりだったんですよね。でも、ソルーではそれだけじゃ通用しなくて…。求められる水準の高さとか、本気でお客様を勝たせようとする熱量に、最初は全然応えられませんでした。
結果的にミスも多かったし、クレームをいただいたこともありました。中途で入ったのに何やってんだろう…って自分に失望したり、プレッシャーに潰れそうになったことも何度もあります。
でもある日、仕事帰りにふと「なんでこんなに苦しいんだろう」って立ち止まったときに気づいたんです。「私、ただこの会社が好きなだけなんだ」って。うまくいかなくて悔しかったのも、期待に応えたかったからなんだって。
それからは、「どうしたらその期待にちゃんと応えられるか」を真剣に考えるようになって、初めて“人に頼る”ことができるようになりました。
自分のやり方に固執せず、人の力を借りて仕事を前に進められるようになってから、少しずつ仕事の質も、気持ちも変わっていったんです。
人の自己表現があふれる、ソルーの文化
―― ソルーの文化や、好きなところを教えてください。
やっぱり「人」ですね。
うちのメンバーって、自己表現がすごく豊かなんです。
舞台が好きな私にとって、“人が何かを全力で表現している姿”ってすごく感動するんですけど、ソルーにはそれが日常的にある。誰かが全力で挑戦していたり、感情をぶつけ合ったり、そういう人間らしい姿に、私はすごく救われています。
前職までは、自分がどう評価されるかばかりを気にして働いていたけど、今は「この子たちをどうやったら勝たせられるか」って、本気で考えられるようになりました。それができたのも、この会社だったからこそ。人間らしくて、熱くて、時にぶつかることもあるけれど、だからこそ面白い。ソルーって、そんな場所だと思います。
「熱意」を持った人と働きたい
―― 最後にソルーで一緒に働きたいのは、どんな人ですか?
一言で言うなら、「熱意を持っている人」です。
でも、見た目が体育会系とかそういうことではなくて、心の奥に“本気で何かをやりたい”っていう気持ちがある人。そういう人が一番、この環境で活躍できるし、楽しめるんじゃないかなと思っています。
熱意って、目に見えないけど確実に伝わるものだし、私自身もそういう人たちと関わることで、たくさんパワーをもらってきました。
おわりに
経営企画としてのスキルだけではなく、「人としての在り方」まで磨かれていくような環境で、まっすぐに成長を続ける森さん。その言葉からは、ソルーが持つ“人と向き合う力”と、“本気で向き合ってくれる仲間たち”の存在が、ひしひしと伝わってきました。
「本気で、誰かの役に立ちたい」「自分の可能性をもっと広げたい」
そんな気持ちを持っている人にとって、ソルーは最高の環境かもしれません。