CROSS TALK:開成学園食堂アプリ『学食ネット』の軌跡。開発に至った経緯について深堀りしてみた! | アヴァント株式会社
こんにちは!アヴァント採用担当の望月です。今回は、開成高等学校在籍の学生が企画・開発を行い、当社がサポートをさせていただいた食堂アプリ『学食ネット』に関するインタビューを実施したため、そちらの様...
https://www.wantedly.com/companies/company_6113585/post_articles/926690
こんにちは!アヴァント採用担当の望月です。
今回は、前回に引き続き、開成高等学校在籍の学生が企画・開発を行い、当社がサポートをさせていただいた食堂アプリ『学食ネット』に関するインタビュー第3弾をお届けします!
第3弾では、今までとは着目点を変え、エンジニアの方々から見る『開発時の苦労点』や『開発を進めていく上で感じたこと』などを伺いましたのでぜひご覧ください✨
▼食堂アプリ『学食ネット』インタビュー第1弾・2弾はこちら!
▼食堂アプリ『学食ネット』のプレスリリース記事はこちら!
周詩喬さん(開成高等学校2年生)
左:S.N・右:K.T(アヴァント株式会社)
▼S.Nさん・K.Tさんのインタビュー記事はこちら!
周:まずアプリを開くと『学食メニュー一覧』という画面が表示されます。そこから買いたい食券を選択し、数量や大盛かどうかも選択出来ます。選択した食券をカートへ移すと決済画面が開くので、オンライン決済を行うという流れです。決済が完了すると『購入済み食券一覧』に表示されるので、昼食の時間に『注文ボタン』を押すと調理師の方が調理を開始してくださいます。最後に、食堂で調理師の方に画面を提示すると配膳していただけるという流れですね!
周:僕自身も、食堂の券売機の列が長いなとは感じていました。どうにかしたいなとは考えていたのですが、実行に移せるタイミングもなく…。そんな中、2024年3月頃に秋山くんからこの食堂アプリの話を聞きました。その頃の僕は、所属していた『旅行委員会』のWebサイト作成がひと段落していて。学校生活をより便利に改善出来るプロジェクトだと感じたので、ふたつ返事で承諾しました。
S.N:エンジニア目線の質問なんですが、実際に秋山さんからご提案を受けた際は『企画書』とか完成されていた状態だったんですか?
周:そうですね、ある程度の『イメージ図』のようなものはありました。僕達生徒側が使用する画面のイメージ図はあり、食堂の調理師の方に使用いただく画面は開発を進めながら考えていきましたね。秋山くんとは密に連携を取りながら「ああでもない」「こうでもない」と案を出し続けました(笑)
周:やはり『決済』の部分ですね。エラーが出てしまうと金銭問題に発展してしまうので…。大袈裟かもしれないですが、エラーがひとつも発生しないように様々な観点からテストを行いましたね。
K.T:ちなみに、主に企画を秋山さん、開発を周さんが行ったかと思うのですが、お2人で連携を取る時などはどのような時間帯で行っていたんですか?
周:そうですね。秋山くんからいただいた企画書を元に、まずは僕がコーディングをしていましたね。大枠コードが書けたら秋山くんに「ここのUIどうします?」と質問して、方向性が確定したら書いたコードを修正するといったフローでした。このやり取りは、主に帰宅後にオンラインで実施していましたね。僕にとって『プログラミング』って『ゲーム』と同じくらいの優先順位なんです(笑)。なので、学校が終わった後にプログラミングを進めていくといった時間はとても楽しい時間でした!
K.T:帰宅後に行っていたんですね。周さんの仰る『プログラミングを進めていく時間が楽しい時間』というのも素敵だなと感じました。率直な質問なのですが、実際にやり取りを進めていく中で意見がぶつかってしまった時などはどう解決していたんですか?
秋山:正反対な意見はほぼなかったんです。阿吽の呼吸のような感じで、お互いが良い選択だと感じたものは自然に受け入れていました。例として出すと、調理師の方に1週間のメニューを先に登録していただく機能とかは周くんの案でした。僕は全く違う手法を考えていましたし(笑)
S.N:プレリリースも迎えられたということで、改めて本当におめでとうございます!プレリリースを迎えることが出来た現在の心境はいかがですか?
周:ありがとうございます!そうですね、本当に『達成感』は感じています。ただ、プレリリースを迎えることに対しての『緊張』や『不安』はすごいです。今日時点でも、まだまだ修正が必要な箇所がありましたし…。正式リリースを迎える時には、全くエラーが出ないように運用していくことを目標に、気を抜かずにきちんと修正をしていきたいですね。
秋山:僕からも、ありがとうございます!やっぱり『自分達が作成したものが実際に同級生に使ってもらえる』というのは本当に嬉しいですね。色々時間をかけてきた分、嬉しさも倍増ですね。あと、本当に周くんがいたから実行に移せた企画だと改めて感じています。周くんのプログラミングスキルは僕よりも1枚も2枚も上手なので…。周くん、本当に協力してくれてありがとうございました!
K.T:秋山さんと周さんの素敵な関係性を改めて知れたところで、周さんの『将来の夢』について教えていただけますか?
周:僕は現在高校2年生ですが、もちろん大学に行きたいと思っています。『プログラミング』や『人工知能』の根柢の部分から専門的に学びたいですね。そして、世の中のためになるようなアプリケーションを開発出来るエンジニアになりたいなと考えています。
S.N:私自身、エンジニア歴21年目になるのですが、今回の案件では本当に勉強になることばかりでした。慎重に作り上げていくこともスピード感を持って作り上げていくことも、どちらも必要なんだと。固定概念に囚われず、最適な手段を選択していく必要性を強く実感しました。改めてありがとうございました。
K.T:そうですね、高校生の方々のエネルギーには圧倒されっぱなしでした(笑)。やり取りをしていく中で『素直で謙虚な姿勢』を強く感じたのですが、その中でも議論をする場面では議論をしたりと『システム開発』に対して全力で向き合っている姿を見て、この姿を忘れてはいけないなと感じましたね。
第3弾では『開発時の苦労点』や『開発を進めていく上で感じたこと』をについて深掘っていきました。秋山さん、周さん、S.Nさん、K.Tさんありがとうございました!当社としても、改めて学ぶ機会をたくさんいただけたと強く感じています。最後に、秋山さん、周さんプレリリースおめでとうございます✨
また、当社の親会社である『ミガロホールディングス株式会社』より、食堂アプリ『学食ネット』のプレスリリース記事が出ておりますので、ぜひこちらもご確認くださいませ!
▼ミガロホールディングス株式会社によるプレスリリース記事はこちら!
現在、当社では採用活動に力を入れております!
この記事にご興味お持ちいただいた方はぜひ当社説明会へのご参加お待ちしております✨