ステラアソシエの代表、保木です。弊社に入社を決めてくれた方のバックグラウンドや、考え方・価値観をお伝えするために社員インタビューを実施します。
トリを飾るのは、2019年4月入社を予定する石毛貴道さんです。祈念すべき弊社の新卒第1号で、期待の大型新人です!
彼は高校時代にカナダに1年間留学し、高校卒業後はアメリカの4年制大学に進学(社会学を専攻)。英語学習に留まらず、ダイバーシティに揉まれてきました。帰国して就活を始めた彼の軸にあったのは「自立した経済活動を送る」ということ。
グローバル人材になる一歩として、ステラアソシエに入社を決めた理由を探っていきます。
3度の飯より飯が好き
ー簡単に自己紹介をお願いします。
カリフォルニア大学 サンタバーバラ校卒業の、石毛貴道です。千葉県成田市生まれの成田市育ちです。
ー小さい頃はどんな子供でしたか?
どんな人やグループにも打ち解けて話す外交的で活発な子供だったと思います。小学校のころは必ず放課後のギリギリの時間帯まで校庭で遊んでいるタイプでしたね。
ーあなたの好きなものはなんですか?
食べることがやっぱり好きですね。
どこかに行ったときも、そこでのご当地グルメや人気のお店などを回ります。インフルエンザになった時なども牛丼を食べて治します。
これから都内に引っ越すことになるので東京にあるラーメン屋巡りも欠かせませんね。成田にあるつけ麺の秋山というお店は最高です!
【秋山にて(つけ麺だけでなく、ご飯もしっかりつけている)】
ー1月の新年会で行った、ANAインターコンチネンタルホテルのビュッフェで2時間食べ続けてたのは衝撃でした(笑)
あのときは、久しぶりにお腹いっぱいになりました(笑)ありがとうございました!
留学で学んだのは多様な価値観を受け入れること
ーなぜ日本ではなく、海外の大学に進学したんですか?
日本の高校にいたときに興味本位でバンクーバーに一年間留学したのですが、その経験がきっかけとして一番大きかったですね。
バンクーバーは移民の町と言われていて、高校にも様々な国籍の生徒がいました。それでも年齢国籍関係なくみんな英語という共通言語を使いこなして、まさにグローバル社会の縮図のような環境でした。
そこでうまく立ち回れない日々が続いてから、英語という部分に気持ちが集中していっていました。そこで帰国してからも、日本の外語大に行くなら大学も現地に飛びこもうと思い進学を決意しましたね。
ー1年の留学経験があったとはいえ、海外大学への進学は相当ハードル高かったんじゃないでしょうか?
自分の場合、海外大学に留学する際にTOEFLで一定以上の点数を取らなければいけませんでした。ただ高校の時の留学経験があったこともあり、その規定点数を満たすことはなんとかなりました。そういった意味では文化的な側面でも戸惑いや躊躇を感じることは少なかったかなと思います。留学する前には、NICという留学生希望者向けの語学学校のようなところに行ってもいたのですが、そこでは授業についていくのが大変だったことは多々ありましたね。
海外大進学に当たって一番苦労したことは「自己発信」です。向こうの大学ではエッセイやプレゼンで自分の意見を発信することが圧倒的に多かったので、自己発信そのものやそのための英文法や語彙を覚えたりするのに苦労を感じました。
振り返ってみて思うのは、現状がどうであっても人間気合で意外と何とかなるということです(笑)
ー進学してからはどうでしたか?
当たり前ではありますが、入学試験にあたっての勉強以上に、内容が難しくなったことと課題の量が増えました。自分はいわゆるエリート学生ではなかったので、わからないことは積極的に聞いたり追いつくために徹夜したりして、その時のたたき上げでどうにか切り抜けました。
ー必死に食らいついたんですね。大学ではどんなことを勉強されましたか?
自分は大学では社会学を専攻していました。そこで重点的に勉強していたことは、「Collective Intelligence(集団的知性)」です。
数千年前までは革新的な技術が何もなかった人類が、なぜここまでの高度文明を形成することが出来たのか?そしてなぜ他の生物ではなく人間が現代の高度社会の形成を行うことが出来たのか?ということを社会学や人類学的要因で分析するということを学びました。
ー留学全体を通して学んだことはどんなことですか?
日本でも様々な人がいて考え方は様々だと思いますが、特にアメリカのカリフォルニア州に滞在していた時は人種や国籍の多様性も顕著だったので、それぞれのコミュニティ間での価値観や考え方の大きな違いに戸惑うことはありました。
しかし、様々なコミュニティと接することで、「他人の価値観を頭ごなしに否定しない」ということを学んびました。
ただ他人の言っていることに従うのではなく、あらゆる他者の考えを自分で考える習慣をつけなければ思考が凝り固まり、いつしか自分自身の可能性をも狭めることになる。なので周りの多様な考え価値観を受け止めるようにするというのは大きな学びでした。
自立した経済活動を送りたい
ー就職活動のことについて教えて下さい。いつごろから始めましたか?
海外大生向けの就活イベントが4年の秋にあったので、そのあたりから始めました。
ー自分のセールスポイントは何でしたか?
日常的に自分が思っていた良さは、素直さやポジティブさでした。ただ人事の方々はとにかく具体例を用いた強みを深堀りするので、就職活動では過去の実体験とつなげやすい目標達成力や、コミュニケーション力などと伝えてました。
ー就活で悩んだことや、大変だったことはありましたか?
悩んだことは、選考を「通す」ことが大切か「通る」ことが大切なのかは時折考えていました。それぞれの企業で求められる人材の質は多様です。そしてその求められる人材像に関してもネット媒体などで簡単に把握することが出来ます。その人物像に逆算的に合わせて面接に臨むか、あくまで自分の価値観を率直に伝えるかは考えていました。
ただ自分自身そこまで器用な性格ではなかったので、就活は戦略的にというより自分の価値観をストレートに伝えて企業側がYesかNoか、という単純な学生だったように思います。
ー就活中に大切にしてきたことはありましたか?
選考合否に関らず、翌日にはその経験から何かを改善した自分でいようという意識はしていました。上記に書いた価値観を伝えることもその「伝え方」の改善の余地はあると考えていました。建設的で体系だった説明の仕方が出来ていたか、その時の振る舞いは適切であったかは随時考えるようにしていました。
ーどんなキャリアプランを描いていますか?
人としてのあり方としては「自分の誠意や熱意を相手に表現できる人間になる」ということでです。知識/ノウハウ/戦略も大切ですが最終的にはこういったことが重要なのかなと思っています。
ビジネスという面ではこの会社で包括的にビジネスや経営のことを学びながら、将来的にグローバルビジネスででインパクトを残したいと思っています。そして最終的には自分がキャリアで培ったものを下の世代に役立つ形で還元したいなと考えています。
ーステラアソシエに興味を持ったポイントは何ですか?
会社のホームページを見て興味を持ちました。そこには「4年後に経営者になりませんか?」といったことが書かれていて、自身が経営者になりたいという確信はなかったのですが、「会社に頼らない自立した経済活動ができるようになりたい」という軸は持っていたので、考えととマッチしているなと思いました。
ーステラアソシエの選考にはどういう姿勢でのぞまれたんですか?
会社の事業内容に興味を持ち、ホームページに書いてあった内容にも本心から共感できたので、本心で取り繕わず思いを伝えようと考えていました。また、なるべくわかりやすい伝え方ができるように意識していました。
ーステラアソシエに入社を決めた理由は何でしたか?
企業やブランドに頼らない自立したビジネスマンになるということを前提に、決め手になったポイントは「会社の規模」「サービス/事業内容」「人」の3つです。
会社の規模という面では、スタートアップの段階なので、新卒でも経営会議や他種の業務を行い包括的に自社経営に従事できるという点です。また会社の名前が世に知られていないのでブランドに頼らず自走しなければならない環境であると思いました。
また、サービス/事業内容に関しては、他社に対する新規事業の支援 / 自社での新規事業立ち上げを両輪でやっている会社はなかなかないと思ったからです。もともと自分自身ビジネスというものそのもの自体に興味はあったのですが、特定の業界や商材に関心があったわけではなかったので包括的にビジネスに従事できる魅力的な環境だと思いました。
そして最後が人です。社内インターンを行ったときに、自分の人となりをよく見ていてくれたこと。そして短期成長志向(20代のうちにビジネスで活躍する)というキャリアの時間軸のとらえ方が似ていると思ったのも大きいですね。
もともと、ビジネスマンとしての成長志向は持っていて、業界や業務に限定性を持たずビジネスに包括的に従事できる会社がいいと思っていたのでそれらを一番満たしていたのがステラソシエだったのでそこが決め手になりました。
ー難しい質問ですが、自分はなぜステラアソシエに採用されたと思いますか?
成長に必要なキャリアに対する考え方が似ていたからだと思います。お互いの意見に共感できることが多かったというところでしょうか。
ー入社してから実現したいこと、または将来の夢を教えて下さい。
会社や環境に頼るのではなく、自らの力でどんな市場や環境でも一定の成果を上げられる人間になるということでしょうか。将来の夢のに関しては、これからのキャリアやその中の経験から得た価値観を下の世代に役立つ形で還元出来たらと考えています。
初めての海外案件を担当
ー最後の学生生活の貴重な時間を使って、内定者インターンをやってみようと思ったのはなぜですか?
内定者バイトの時点で大きく自分が貢献できる確信はありませんでしたが、少なくとも「自分は何を求められていて、今の何が足りないか」を知ることが出来ると思ったからです。
また会社に正式入社した後はアウトプットの割合が圧倒的に増えると思ったので、今のうちに業務に従事しながら空き時間に足りないことをインプットして正式入社に臨みたいという目的もありました。
ー社内の雰囲気はどんな印象ですか?
一言でアットホームな雰囲気だなと思いました。他の規模の大きい企業のように人数が多かったり、それぞれの部署ごとに分業化されているわけではないので、周りとの関係性や社内コミュニケーションがより一層大切になると思っていたのですが、この会社は周りの人たちをリスペクトし合えてる環境かなと感じています。
20代中心なので平均年齢は若いですが、仕事には驚くほどシビアで甘やかしあうようなことはありません。良いものはいい、改善するべきことは言い合えるフェアな環境です。
ー内定者インターンで学べたことや、やってみてよかったこと、逆に辛かったことなどはありますか?
会社の雰囲気や業務内容を、入社前から体感できたことは良かったです。
また業界動向を把握するために、海外の有識者にインタビューをするのは印象的でした。自分が始めて従事させてもらったときは、相手がハーバード大学の再生医療の研究者だったので、仕事の中でそのような人と商談できるのは興味深かったです。
インタビューへの準備段階では、再生医療の知識や専門用語を英語でインプットすることが必要になりました。私は特に医療に関する知識があるわけではないので、再生医療の業界知識や専門用語を0からインプットしなきゃいけないというのは大変でした。
また、実際にインタビューを行う際には、言葉の使い方と質問の仕方に細心の注意を払わなければならないなと感じました。こちらの質問の意図を相手に正確に汲み取ってもらい、クライアント企業が聞きたい内容を聞くためにどのように質問を深堀りしていくべきなのかというのはとても考えさせられました。
こういった背景知識の把握や質問事項に関しては、わからないときに周りの社員さんに質問すれば随時対応してくれたので本当にありがたかったですね。
これからも、海外調査を中心にグローバル案件に携われればと思っています。
ーそれでは最後に、ステラアソシエに興味を持ってくれている方にメッセージをお願いします。
率直に私が思ったステラアソシエの魅力は二つです。一つ目が事業内容。二つ目が規模です。
自分が就活をしたとき感じたのが、成長意欲の高い学生は事業会社またはコンサルティング企業を志望しているケースが圧倒的に多かったです。多種多様の業界に関れるコンサル企業かゼロイチを生み出す機会のある事業会社。もちろんどちらが正解ということはないですが、自分にとってどちらがいいか就職前に判断するのが難しい場合があるのもまた事実。そしてコンサルティングと新規事業開発を両輪でやるステラアソシエは、そんなビジネス成長意欲の高い学生にとってはとても魅力的な企業だと思います。
またステラアソシエはスタートアップの段階なので、新卒で経営会議をはじめ、包括的に自社の経営そして多種の業務にも従事できる機会があります。そのため、会社のブランドに頼らず自走しなければいけない環境であるため力が付くと思いました。業界や商材に特定のこだわりがなく、ビジネスや経営というもの全般に従事していきながら成長していきたいという学生にとってはいい企業だと思います。
英語を使う案件も多くあるので、語学力を活かしたい方にはおすすめしたいです。