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「健康」というテーマが漠然すぎた話

「より良い食文化を創る」
僕が代表を務める F&Pジャパン のMVV(企業理念) では、1番最初のページに「ミッション」としてこう謳われているのですが、、、
「文化を創る」とか言われてもいまいちぼやっとしててなんのことだかよくわかりません。書いた本人の僕自身も、たまにわからなくなることがあります(笑)

なので、常に「それって、自分でいったいどんなことを言っているのか」を追求して考えて言語化することにしています。
(この nishinote では、その過程を少しずつ皆さんにシェアしています)

「健康」とは、到達可能な理想郷

16世紀の思想家・トーマス=モアは、その著書「ユートピア」の中で「理想郷」について記しています。
ユートピアという国には、悪徳や虚栄心やお金への執着がない人たちが暮らしています。ユートピアは夢のなかの世界ではなくて、「努力で到達しうる理想的社会」であるとされます。
(その意味で、実現不可能なおとぎの国「桃源郷」とは対照的なものとされる)

僕は、あくまで活動上で追い求める理想として、「全ての人が健康に過ごすことのできる世界」こそが「到達可能な理想郷」であると考えました。
(あくまで活動上の話)

「健康」とは、悠久すぎるテーマ

その世界を作るためには何が必要か?
「健康」という超壮大なテーマになると、人それぞれによってベストな答えが違ってきます。

人によっては会社の人間関係のストレスをなくすことかもしれないし、
人によっては難病から治癒することかもしれないし、
人によっては貧困から脱して今日の生命維持のために充分な栄養を摂ることかもしれない。

日本の8割の成人は、「病気ではないが、健康でもない、潜在的に病気の可能性のある(= 未病状態の)人」です。
健康的で理想的な生活のためには、人々が健康への意識に目覚めて自発的に継続的に行動できなくてはいけない。
楽して儲かる方法がないのと同じで、正しく学ばずして健康になる道もありません。

たぶん、「気づき」と「習慣化」こそが答え

「健康」という理想体を目指すとき、全ての人には「気づき」と「習慣化」が必要で、それ自体は外から誰かにもらうものではありません。
「健康のための効果」というのはもともと自分の中にあるのです。

その最初の「気づき」のきっかけとなるもの、そして継続の「習慣化」を促すものとして、「スムージー」は最適解の1つになりうるのではないか? と考えました。

F&Pは、日本で本格スムージーのパイオニアとして業界を切り拓いてきましたが、これからも名実ともにスムージーブランドの国内No.1になっていきます。

僕にとって、アメリカで出会った1杯のスムージーが健康への最初の気づきを得るきっかけとなり、食意識が変わり、「からだを気遣う習慣」が生まれました。
そこから、食べ物全般や運動との関連性への興味に変わり、実践を続けることができています。

その「気づき」と「習慣化」という効果は、
「免疫力向上」とか「整腸作用」とか「美肌効果」みたいな各論ではなくて、もっと包括的で有益で大きな効果だとは言えないでしょうか??

だから、「文化」になることを目指す

たとえば「納豆」は健康的な食品として超スタンダードですが、納豆を売っても「健康の気づき」を配ることにはなりません。なぜなら、納豆食べる人はすでに、昨日も食べるし、今日も食べるし、明日も食べる。
食べる前と後でマインド面に特に何も変化がないからです。

ところがスムージーは・・・文化の入口になる可能性がある。
1杯で、食べものの重要性に気づくきっかけになりうる。
なんかちょっとからだにいいことしてる気になる。
健康意識が上がる。

僕たちF&Pは、たまたまスムージーを売っている、人々のいつも近くにいるヘルスパートナーです (your neighboring wellbeing partner)。
売り物は、健康の気づき・きっかけ・ライフスタイルの入口。習慣化を後押しし応援するパートナーシップ。

1杯のスムージーから始まる健康習慣や、からだを思いやるきっかけを広げていきます。

(この記事は、2021年9月に社内向けに発信された内容をもとに編集を加えています)

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