ISARIBI株式会社 プランニング第2グループ 部長代理・Wさん
1. 入社のきっかけ
私がISARIBI株式会社に入社したのは2022年。そこに至るまでに、いくつか大きな転機がありました。
前職は肉フェスを運営する会社。社員は10人もいないのに、10日間で数十万人が集まるイベントを動かしていました。私はステージのブッキングや広報、会場運営まで全部担当していました。SNSなんて触ったこともなかったのに、数字やエンゲージメントを毎日追いかけながら学び、体で覚えていきました。今思えば「修行」のような日々でしたが、仲間と文化祭みたいに走り抜けるのは純粋に楽しかったです。
その会社で、ダンスやアニメカルチャーとつながる機会がありました。アーティストにオファーをしたときに出会ったのが、今のREAL AKIBA GROUPの人たち。打ち合わせの場で偶然同じバンドが好きだとわかって大いに盛り上がり、一緒に企画を進めるうちに「この人たちともっと仕事がしたい」と思うようになりました。
そして2020年のコロナで状況は一変。イベントはすべて中止になり会社は全員解散しました。衝撃的な展開ですが、ちょうど出産のタイミングでもあり、私は育休に入りました。復帰後は「ここに残るか」「別の道を選ぶか」の二択で、迷わず「もう一度エンタメで挑戦したい」と決意。声をかけてもらっていたISARIBI株式会社に入社しました。遠回りに見えるけれど、自分にとっては自然な流れでした。
2. 自己紹介
プランニング第2グループの部長代理として、広告プランニングからタレント・クリエイターのマネジメントまで担当しています。役割はいろいろありますが、要は「人とコンテンツをどうつなぐか」を考える仕事です。
出身は神奈川県で、小学校からずっとバスケをやっていて、インターハイにも出場するようなガチ勢でした。スポーツと同じくらい、漫画やアニメ、音楽も大好き。学生時代は有名バンドの全国ツアーを追いかけ、1県以外の46都道府県すべて行ったこともあります(笑)。いつも“好き”が人生の中心にあり、キャリアもその延長線上で選んできました。
3. 休日のこと
今は都心から少し離れたちょっとした田舎に住んでいます。オフィスがある秋葉原までは電車一本で40分くらい。平日は都心で仕事、休日は自然の中でのんびり、というバランスがちょうどいいです。
子ども2人と一緒に川で魚を捕まえたり、ザリガニを飼ってみたり。ある日5匹捕まえたザリガニが一晩で4匹脱走して、朝になったら1匹しか残っていなかった…なんて事件もありました(笑)。そんなエピソードも、家族の楽しい思い出です。
4. これまでのキャリア
就活はリーマンショック直後。同期の3分の1しか就職できないような厳しい時期でした。私は地元の共済組合に就職し、3年間窓口業務を担当。金融の基礎を学べたのは今も役立っていますが、「やっぱりエンタメに挑戦したい」という気持ちは消えませんでした。
その後は1年ほどフリーに近い形で音楽やイベントの現場を転々とし、芸人さんのイベントに関わったり、フェスの運営を手伝ったりしました。気づけば「裏方」で動くよりも「ステージに立って盛り上げ役をやる」ようなことまで経験していて、自分でも驚くような濃い時間でした。
そして肉フェスの会社に入社。社員数は一桁、なのに来場者は40万人。広報もSNSも会場運営もゼロから叩き込まれました。SNSの「エンゲージメントって何?」という状態から、毎晩終電まで講習を受けて覚え込む日々。辛かったけど、この時期にデジタルマーケティングの土台ができました。
そして、ISARIBI株式会社への入社のきっかけは冒頭の通りです。2022年に入社して以来、広告プランニングを軸にしながら、クリエイターのマネジメントにも携わり、今に至ります。まさに「修羅場を経験してきたからこそ今がある」と言えるキャリアです。
5. 今の仕事のやりがい
ISARIBI株式会社にいると、自分の「好き」が自然と仕事に寄ってきます。アニメやダンス、スポーツなど、学生時代や趣味で関わってきたものに、気づけばプロとして携わっているんです。
もちろん、大手クライアントの案件は責任も重く、スケジュールもハード。でも「毎日楽しい」と思えるのが、この仕事の不思議なところです。”サザエさん現象”なんて聞いたりしますが、「仕事が嫌だなぁ」と日曜の夜に憂うつになったことがないのは、この環境ならではだと思います。
6. ISARIBI株式会社の雰囲気
一言で言えば「フラット」。全社会議は“真剣な大喜利大会”のような雰囲気で、誰が発言してもOK。滑っても笑って終わりです(笑)。
社員を大事にする空気もあります。私は会社で初めて育休を取得しましたが、当たり前のように「しっかり休んで」と受け入れてもらえました。復帰後すぐに部長代理を任されたのは驚きましたが、周りのサポートがあったので無理なく続けられています。
新しく入った人もすぐ馴染むのが特徴。中途採用の方も3日で存在感が出るくらい自然に溶け込んでいます。経験者は即戦力として、未経験者も「やりたいこと」と「適性」に合わせて育っていける。そんな柔軟さがある会社です。
7. 一緒に働きたいのは、こんな人
エンタメの仕事をしていると「ファン心理」がついて回ります。でも私は、それを悪いことだとは思っていません。むしろ「この人ならもっとこうしたら面白いのに」というアイデアは、ファンだからこそ出てくるものだと思います。
ただ、そこにプロ意識がなければ“ただのファン”で終わってしまう。だから大事なのは、好きを原動力にしながら、プロとして責任を持って取り組めるかどうか。
一緒に働きたいのは、自分の「好き」を大事にしながら、それをチームやクライアントに還元できる人。楽しむ気持ちと責任感、その両方を持ってカルチャーを一緒につくっていける仲間に来てほしいです。
メッセージ
エンタメが好き。数字も成果も追いたい。家庭とも両立したい。その全部をあきらめなくて大丈夫。私は2人の子どもを育てながら、第一線で「好き」を仕事にできています。
少しでも「自分もやってみたい」と思った方は、ぜひ気軽にお話ししましょう。一緒に、次のカルチャーを仕掛けませんか?