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大学生時代から営業職として結果を残し、現在は株式会社スケールメイトで採用担当を務める久保百華さん。それぞれの環境で着実に成果を出してきた彼女ですが、組織の崩壊や事業のストップなど、さまざまな経験を経て今があると言います。
元々営業職として活躍し、スケールメイトのクライアントとして仕事をしていたところから、今はなぜスケールメイトの採用担当を担っているのか。
「採用担当として、スケールメイトの強みや魅力を伝えていきたい」と語る久保さんに、会社や仲間に寄せる熱い想いを聞きました。
目次
努力したことで見つけた、頑張れる場所
泥臭い営業で掴んだ“トップ”の座と新規事業の失敗
クライアント側で救われた経験があるからこそ、採用担当として会社の魅力を伝えたい
努力したことで見つけた、頑張れる場所
── 久保さんは大学生時代からバリバリ仕事をされてきたと伺いました。
久保:そうですね。当時19歳、大学2年生のときから仕事をはじめました。一般的に見るとかなり早い段階から仕事をはじめたんですが、最初から意識高く動いていたわけではないんです。
1年生の頃からサークルやバイトを頑張っていたものの、心のどこかで「大学生活はなにも頑張れてないな」という感覚がずっとあって。楽しくはあるけど、ただ楽なだけの日々。 そんな自分が嫌になったのが、大学2年生のときです。
「何かで稼ぐ力をつけたい」と思って、Web系のスクールを受講したのが全ての始まりでした。Webマーケティングを学びはじめて、久しぶりに何かに本気になれたんですよね。
「とにかくやれるところまでやろう」と決めてがむしゃらに取り組んだところ、平均3ヶ月かかるところを25日で達成し、“最速収益化記録”を出すことができました。
── 圧倒的なスピードですね!
久保:努力したことが結果につながり嬉しかったです。「こんなに頑張れる場所があるなら、ここで働きたい!」と思い、そのまま「スタッフとして働かせてください!」って直談判しました。
そこから私の営業人生がスタートしたんです。
泥臭い営業で掴んだ“トップ”の座と新規事業の失敗
── 営業を始めてからは順調でしたか?
久保:いえ、最初の3ヶ月は全く売れませんでした。 貯金を切り崩してスクールに入っていたので、お金も底をつきかけてしまって。
京都の田舎に住んでいたんですが、周りの先輩たちはみんな大阪にいる状況に「このままじゃダメだ」と思って、家賃も払えるか分からない状態で大阪に引っ越したんです。
── まさに背水の陣ですね。
久保:3月に大きなキャンペーンがあり、「このタイミングで結果を出せなければ終わりだ」と死にものぐるいで働きました。
その結果、尊敬していた営業成績トップの先輩と並ぶ件数を獲得できたんです。その後、全代理店の中で最高記録を樹立するという結果を残すことができました。
── 当時はどんな営業スタイルだったんですか?
久保:もう、とにかく泥臭くやっていました。 当時は広告は使っておらず、自分でSNSのDMをたくさん送ってアポを取り、営業をして、契約まで全部自分でやっていましたね。
グループ内でも広告を使って集客する部隊と、私たちみたいに泥臭く足で稼ぐ部隊に分かれて(笑)。正直、私はずっと「広告なんてマネーゲームだ」って思っていました。「いい商品は広告がなくても、口コミと顧客満足度で広まるはずだ」って、変な意地を張っていた時期もありましたね。
そんな私が今、「広告代理店」であるスケールメイトが大好きになってるので不思議です(笑)。
── 軌道に乗ってからはかなり順調なイメージがあるんですが、その後も順調に仕事を続けられたんですか?
久保:苦しい経験もたくさんしてきました。DMでの集客規制が厳しくなり、いよいよ広告の力を使おうと事業責任者として新規事業を立ち上げたんですが、大失敗でした。
LINE公式アカウントが次々と停止になったり、焦りから高い目標を掲げすぎて組織が空回りしたり……。
結局、チームは解散することになりました。メンバーはグループ内の別会社などに散り散りになってしまって。 最後に私一人でガランとしたオフィスに行ったとき、「ああ、本当に事業を潰してしまったんだな」と実感しました。あのときは、会社を辞めようかと本気で悩みましたね。
── それでも残ることを選んだ理由について教えてください。
久保:やっぱり、メンバーが好きだったからです。「またいつかメンバーたちと一緒に仕事がしたい」という想いがありました。それに、大失敗したまま逃げるように辞めるのはカッコ悪いなと。
その後、別事業部の営業の立て直しや色々なポジションで動くことになりました。
クライアント側で救われた経験があるからこそ、採用担当として会社の魅力を伝えたい
── 事業解散の後、すぐにスケールメイトに入ったわけではないんですよね?
久保:はい。1年ほど他の事業部を転々としていた時期がありました。正直、どの事業部にいっても働くエネルギーが湧いてこなかったというか。「自分はこれがやりたいんだ!」という高いモチベーションを持てない日々が続いていたんです。
そんなモヤモヤしていた時期に、「ここなら頑張れるかもしれない」と思えた場所がスケールメイトでした。
── なぜスケールメイトだけが特別だったんでしょうか?
久保:私がクライアント側として、スケールメイトのメンバーに救われた体験があったからです。以前、私が潰してしまった事業を立ち上げたときのことです。初めての広告運用でトラブルが続き、夜中の1時過ぎまでLINE公式アカウントを作り直したり、広告を止めたりといった作業が発生しました。
普通、広告代理店ってそこまで付き合ってくれないじゃないですか。「それは御社の作業ですよね」って線引きされるのが一般的だと思います。
そんな中、スケールメイトのメンバーたちは夜中であっても電話を繋いで一緒に作業をしてくれたんです。「ここからですよ!踏ん張ってやっていきましょう!」って、責任者の私を励まし続けてくれました。
当時、事業責任者という立場だったこともあり、いろんな責任とプレッシャーを一人で戦っていたので、温かい言葉に本当に救われましたね。
今のスケールメイトのミッションに『御社よりも御社の事業にコミットする』という言葉がありますが、彼らは会社のミッションをずっと前から体現していたんです。
── クライアントとして体験している分、言葉に説得力がありますね。
久保:それだけじゃありません。別の事業で、私が営業責任者をしていたときも事業にコミットしてくれました。マーケティング側の数字(CPAや着座数)は目標を達成しているのに、私の営業チームの成約率が悪くて、全体の売上が目標に届いていないタイミングがありました。
そんなときも、「どうしたら営業が成約しやすいお客様を連れてこれるかな?」「最近、アポイントの質が変わってないか確認しますね」って、自分たちの数字は達成しているのに、目標の修正をしてまで協力してくれたんです。
「ここまでやってくれるのか」と、クライアント側にいたからこそ、スケールメイトのメンバーたちの凄さとありがたさを感じました。
── そこから、どうやって採用担当につながるんですか?
久保:あるとき、スケールメイトがMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を策定するにあたって、「あなたにとってスケールメイトとは?」といった、クライアントへのアンケートがあったんです。
クライアント側としてアンケートに答えていたら、メンバーへの感謝が溢れて止まらなくなってしまって。記入欄からはみ出るくらい、誰よりも長い文章を書き綴りました。
── 相当な熱量ですね。
久保:私の回答を見たスケールメイト代表の齊田が、私が仕事のモチベーションで悩んでいた時期に「励ます会」を開いてくれたんです。その場で、「長文を書くぐらいの想いがあるなら、スケールメイトに入って採用をやってほしい」と言ってもらって。齊田の言葉をきっかけに、採用担当として働くことになりました。
私はずっと「発注する側」にいたからこそ、スケールメイトのメンバーがどれだけクライアントの事業を“自分ごと”として考えているかを知っています。
最近、あるお客様から「広告でサービスを知って、人生が変わった。広告を見ていなければ出会えていなかった」と感謝されたことがありました。私が一件一件DMを送っていたら出会えなかった人に、広告なら届けることができます。
営業職が目の前のお客様一人ひとりと深く向き合えるのに対し、広告は画面の向こうにいる大勢の方々に人生を変えるきっかけを届けられる。そこにまた違った凄さと重要さを感じているんです。
今までたくさん助けてもらってきた経験があるから、採用担当として、自信を持ってスケールメイトの強みを伝えられるんだと思います。
── 最後に、これからどんな人と働きたいですか?
久保:今のスケールメイトは、広告運用のプロフェッショナルが集まる、元々クライアント側でお世話になっていた私から見ても魅力的なチームです。
会社全体として高いレベルの「当たり前」を成立させるためにどれだけの努力があり、その仕事がどれだけお客様を救っているかの価値をちゃんと感じられる人と働きたいですね。
私みたいに失敗もして、泥臭いこともやってきた人間が採用担当を務めることで、「綺麗事だけじゃない強さ」を持った組織にしていきたいと思っています。仕事に本気で向き合っている仲間たちと一緒に働きたいと考えている方は、ぜひ一度カジュアル面談をしましょう。ご応募お待ちしております!