nagomi 中村橋 インストラクター 飛鳥(あすか)さん
入社4か月目。前職までで飲食店での接客などを経験。
ー 介護のお仕事を選んだきっかけは?
「人を助けたらこんな幸せな気持ちになれるんだ」と思った経験があったんです。というのも、道で困っている年配の方に自分からお声をかけてご自宅まで送ったことがありまして。声をかけるのは正直勇気もいりましたし、ためらったのですが、結果としてご本人やご家族がとても喜んでくださったので、高齢者の方向けのご支援ができる仕事に目が向くきっかけになりました。
ー 介護職のなかでも、なぜnCSを選ばれたのでしょうか?
最初は、ホームページの情報がきっかけです。nCSでは、毎月ご利用者さんに「できるようになったこと」についてのインタビューを掲載しています。記事の内容から、スタッフが一方的に「お世話をしてあげている」という感じがなく、ご利用者さんご自身が「こんなことをしたい」という目標を持って通所されている様子がわかり、とても印象的でした。ご本人の「思い」をとても大切に介護サービスを提供している会社なんだな、と思えたことが決め手のひとつでした。
ー 入社後のギャップなどはありましたか?
今のところ大きなギャップは感じていません。ずっとご利用者さんの前に立って体を動かす仕事ではあるので、体力面には自信があった方がいいとは感じています。また、運動の面だけではなく、コミュニケーション能力も求められる仕事だなと最近感じています。
例えば、「自分は今体が痛いのに、そんなに激しく体を動かせって言われても困るなあ…」と感じている方がいても、双方の関係性ができていないと、ご利用者さんがうまくインストラクターに伝えられず体に無理をして運動を続けてしまうかもしれません。もしくは、スタッフもどこまでご利用者さんに対して動きのアドバイスをしていいのか加減がわからないということも。ただ単に決められた動作を皆さんにお見せして、それが伝わればいい、というわけではないんですよね。ご利用者さんと常に対話を繰り返しながら、コミュニケーションを取り続け、一人ひとりの状態を確認しながら運動のサポートを行うことがとても大切だなと感じています。
ー 仕事のやりがいはどんなときに感じますか?
nagomiの運動プログラムのおかげで、長めに外出できるようになった」とか「杖なしで外出できた!」と嬉しそうにおっしゃっている姿をみると嬉しいですね。「歩くのが前より早くなったので、買い物の時間が短くなった」という方もおられました。運動の効果がでているというご報告を聞けたときが一番やりがいを感じます。また、入院されたご利用者さんに、施設から色紙を贈ったことがあったんですが、泣いて喜んでくださったようで。ご利用者さんとスタッフ、という関係以上に、ご利用者さんの心ともしっかり繋がれる仕事なんだな、と思うと、一層自分たちの仕事の価値を感じることができました。
ー 入社後の研修についてはどうでしたか?
入社後、1か月ほどしっかりと研修を受けることができたのは良かったです。その中には、研修で覚えたことを一度店舗でやってみて、自分の対応にアドバイスをもらい、また軌道修正して再度チャレンジしてみる、という実践を交えたものもありました。
特に、皆同じペースで教えられている感じがなく、段階を踏んで教えてもらえたのはありがたかったです。人それぞれ、覚える速度は違いますが、期間ごとに事前に決められた内容を学ぶというより、新入社員一人ひとりの状況やスキルに合わせて教えてもらえました。「できるようになったら次に行きましょう」という感じだったので、ステップごとに成長を感じられたのも良かったです!
ー インストラクターとしてはどんな人が向いていると思いますか?
「元気」は、あるに越したことはないと思います(笑)!ご利用者さんも、いつもスタッフさんの様子を感じ取っていらっしゃると思うので。私はもともと介護職は未経験でしたが、飲食での接客業の経験があったので、ご利用者さんに自分から積極的に声をかける、というところに対しては経験がいきているかなと思います。さらに、常にスタジオ全体を俯瞰的に見ながら、臨機応変に対応できる力があると活躍できると思います。場を”仕切る力”というか。自分ひとりではすべてを対応しきれないので、他のスタッフの方にもうまくサポートを依頼しながらてきぱき指示出しできると、スムーズにプログラムを進行できるインストラクターになれると思います。これは私自身も伸ばしたいと思う部分でもあるので、今後も頑張っていきたいと思います!