はじめまして、名古屋のSNSマーケティングの会社、クレイジーゼロ株式会社の代表取締役の森田です。
実は僕も、大学在学中に起業する前に長期インターンに取り組んでいました。大学1年の夏休み、18歳の時に先輩の紹介で長期インターンを始め、約2年間ある会社でお世話になった経験が、今の僕の原点になっています。ここでいう「長期インターンシップ」とは、サマーインターンや1dayインターンのような短期プログラムではなく、6か月以上継続して企業で働くインターンのことです。
この記事では、僕自身の体験を交えながら「長期インターンで成長するための3つの心得」を紹介します。
心得① 目的と目標を明確にする
「なんとなく」で始めると続きません。実際に、バイト感覚で始めて1ヶ月で辞めてしまう学生もいます。
僕の場合は「将来起業したい」「ビジネスの現場を知りたい」という明確な目標があったからこそ、途中で挫折せず続けられました。
長期インターンは想像以上に大変です。社員と同じように責任ある仕事を任されることも多く、最初の理想だけでは乗り越えられない場面もあります。実際僕も先輩からの鋭すぎる指摘に悔しくて泣いたこともありました。だからこそ、「何を得たいのか?どう成長したいのか?」を言語化しておくことが大切です。目標があると、うまくいかない時でも「ここで踏ん張れば将来につながる」と思える。これが継続の原動力になります。
心得② 経験とスキルアップに全振りする
インターンの目標を「お金」や「ガクチカを作ること」だけにしてしまうのは、少しもったいないと僕は思います。
それらはあくまで結果論。まずは経験を積み、スキルを伸ばすことを最優先にしましょう。
インターン期間中に、僕は19歳でインド出張に行かせてもらいました。現地での交渉や文化の違いを肌で感じるという、同世代がなかなか経験できない学びを得ました。英語が通じず交渉が進まない、現地の時間感覚が全く違う――そんな壁を前に、ただ「ついていく」だけで精一杯だったのを覚えています。でも、その非日常の経験こそが僕を大きく変えました。「日本の当たり前が世界の当たり前ではない」「もっと挑戦してもいい」という実感を得たからです。
成長すれば、結果的に高い報酬や就職先の選択肢も増えます。何よりも、自分の将来の可能性を広げる力につながるのです。
心得③ とにかく出社しまくる
では経験を積むためのチャンスをどのように掴むか?
答えはシンプルで、環境に飛び込み、圧倒的に行動量を増やすことです。
僕は週4〜5日出社していました。大学がある日でも、朝だけでも、1時間だけでも会社に顔を出すというイメージで、とにかく会社にいる時間を増やしました。
正直、最初から「特別な仕事」を任されることはありません。電話対応や資料整理といった小さな業務から始まりました。でも、小さな積み重ねが信頼につながり、やがて大きな裁量につながるのです。実際に僕も、そうやって出社を重ねる中で、海外出張やセミナー登壇など思いがけない機会をいただきました。
まとめ
長期インターンは、就活のためだけではなく、自分を大きく成長させる場です。
僕が得た学びは、
- 目的を持って挑戦すること
- 経験とスキルアップを最優先にすること
- 行動量を増やしチャンスをつかむこと
これからインターンを始める人には、ぜひこの3つを意識して、あなた自身の未来を自分で切り拓く力を身につけてほしいと思います。