注目のストーリー
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数式として捉え、製造業の現場や画像処理の技術を変えていく。
2023年4月、東北大学大学院 博士課程への進学と同時に、シグマアイに正社員として入社した荒木さん。大学院では情報統計の研究に没頭しながら、シグマアイでは研究開発担当として企業とのプロジェクトを進めています。入社後は、製造現場の最適化や画像処理技術のプロジェクトをリードしています。入社までの経緯や、大学院での研究とシグマアイの仕事を両立するメリットについて詳しく聞きました。荒木 健介(あらき・けんすけ)研究開発担当 / Researcher東北大学大学院情報科学研究科博士課程東北大学量子アニーリング研究開発センター運営2023年東北大学情報科学修士号取得 。2023年より現職。一旦は修士...
材料開発に量子アニーリングを活用。従来の手法よりも、17.2倍の効率化に成功。
量子アニーリングをはじめとする、先端技術の社会実装を手掛けるシグマアイ。今回の記事は、広報担当の佐藤がお届けします。IPA 情報処理推進機構が主催する、「量子コンピューティング技術シンポジウム2023」の登壇内容のサマリーをお送りします。三井化学様と共同で行っている、「材料開発における量子アニーリング技術の実証研究」について、弊社の羽場が講演をいたしました内容について、ご報告いたします。配合する成分のパターンを量子アニーリングで算出。ランダムサンプリングの17.2倍の効率化を図った本プロジェクトでは、材料開発において、主に「成分の組み合わせの絞り込み」の工程に、量子アニーリングを適用。...
仕事をこなせば「経験値」が上がり、時給もアップ!ゲーム感覚で仕事を選べる「クエスト掲示板」を開発。
先端技術の社会実装を手掛けるシグマアイ。社内でのシステム開発にも力を入れています。「クエスト掲示板」は、社内の仕事の依頼をクエスト形式で見える化して、アルバイトが自分の意志で選べる仕組みです。受けた仕事の難易度と緊急度に応じて「経験値」を得ることができ、時給がアップします。ゲーミフィケーションを採り入れたこの仕組みを、企画・設計して実装を進めた4名に話を聞きました。小林 孝広(こばやし・たかひろ )シグマアイ:事業開発・人事戦略・企画担当吉岡 大輔(よしおか・だいすけ )シグマアイ:事業開発担当室 和希(むろ・かずき )シグマアイ:研究・開発担当小谷 蒼(こたに・あおい )シグマアイ:開...
野生動物の捕獲管理アプリを松山市と開発。ふたりの大学院生エンジニアがプロジェクトをリードする。
先端技術の社会実装を手掛けるシグマアイ。2023年10月31日に、野生鳥獣捕獲管理アプリ「Econnect」の現場実証について発表しました。その開発をリードするのはふたりの大学院生エンジニアです。土井さんと鍬田さんのふたりに、開発のプロセスやクライアントである松山市とのやりとりなど、詳しく聞きました。土井 幹也(どい・みきや):シグマアイ「Econnect」開発担当 東北大学大学院 情報科学研究科応用情報科学専攻 博士前期課程2年 在籍中鍬田 智己(くわた・ともき):シグマアイ「Econnect」開発担当 東北大学大学院 情報科学研究科応用情報科学専攻 博士前期課程2年 在籍中野生鳥獣捕...
ビジュアルの力で、「分かりにくい」先端技術を世に広める。
シグマアイのプロダクトやコーポレート関連のデザイン業務を一手に担っている山本さん。10月に、事業を説明する「キービジュアル」、名刺、会社紹介資料の制作、コーポレートサイトのデザインリニューアルや採用サイトのオープンなどを、一気に手掛けました。プロジェクトの経緯やデザイナー・広報担当としてのこだわりを聞いてみました。【プロフィール】山本あずさシグマアイ デザイナー・広報美術大学を卒業し、DTP制作会社に就職。その後、Web業界に転身して、ソーシャルゲームや金融系のWebアプリのデザインを手掛ける。2022年1月、シグマアイに1人目のデザイナーとしてジョイン。自社プロダクトや、Webサイトの...
チュニジア出身の理工系留学生が、シグマアイにエンジニアとしてジョイン。日本のスタートアップで学んだことを聞いてみた。
先端技術の社会実装を手掛けるシグマアイ。チュニジアからの留学生で、アルバイトとしてプロダクト開発に従事している、ジャメルさんとフィラスさん。なぜ、日本に留学したのか、シグマアイで働くようになったのか、大分県と山口県からリモートで働いている中で、どのようなスキルが身についているのか、詳しく聞きました。ラスエド・ジャメル(LASSOUED Jamel)※写真左シグマアイ 開発担当大分大学 理工学部 知能情報システムコース 在籍アゲール・モハメド・フィラス(Mohamed Firas Aguel )※写真右シグマアイ 開発担当大島商船高等専門学校 情報工学科 在籍チュニジアから日本へ。欧米より...
博士課程に在籍しながら、化学メーカーや製造業の事業課題を先端技術で解決。研究とビジネスをつなぐ秘訣を聞いてみた。
2022年4月、東北大学大学院 博士課程への進学と同時に、シグマアイに正社員として入社した羽場さん。入社後ほどなく、材料探索などのプロジェクトにジョイン。量子コンピュータやAI技術を活用して、様々な領域での最適化・効率化に挑戦しています。シグマアイへの入社の経緯や、アカデミアとビジネスの両立や相関についても詳しく聞きました。羽場 廉一郎(はば・れんいちろう)シグマアイ 研究開発担当東北大学大学院情報科学研究科博士課程同大学量子アニーリング研究開発センター運営阿部修平未来財団2020年度奨学生。2022年東北大学情報科学修士号取得。2022年より現職。博士課程の研究を進めながら、ビジネスの...
「博士が最も輝く会社」に。東北大学教授 兼 CEOが、アカデミックとビジネスの“ハイブリッド型キャリア”について語る。
シグマアイは量子技術などのテクノロジーを活用して、様々なソリューションを社会に提供する会社です。今回のインタビューでは、代表取締役・東北大学教授の大関真之が、自社の採用活動について語りました。採用の話にとどまらず、大学院生のキャリア形成にも話題が及びました。大関 真之(おおぜき・まさゆき)株式会社シグマアイ代表取締役CEO東北大学大学院情報科学研究科情報基礎科学専攻・教授東京工業大学国際先駆機構・教授アカデミアとコンサルタントの“ハイブリッド型人材”が育つ環境ーシグマアイの採用活動の方針について教えてください。シグマアイの強みの源泉は、「自ら問題を設定して自らで解決する力」です。そのスキ...
量子技術による「効率化」の先には「幸福化」がある。「好き」をエネルギーにして突きつめる。
2019年3月、京都大学大学院 理学研究科 化学専攻 を修了。京セラコミュニケーションシステム株式会社を経て、2023年3月にシグマアイに入社した室さん。これまでのキャリアとシグマアイへの入社理由、現在の担当プロジェクトについて語ってくれました。室 和希(むろ・かずき)シグマアイ:研究・開発担当京都大学大学院で化学を専攻。京セラコミュニケーションシステムで、量子技術に携わったー大学院では、どのような研究を進めていたのでしょうか?京都出身で、京都大学大学院 理学研究科 化学専攻 を修了しました。そもそも化学を選んだのは、実験が好きで目に見える物質を扱うからです。少しずつ仮説検証を繰り返して...
過去の渡航データを先端技術で分析。ヨーロッパの豪華客船ツアーの成約率が3倍に!
シグマアイは量子技術などのテクノロジーを活用して、様々なソリューションを社会に提供する会社です。今回のインタビューに登場するのは、キーエンスや外資系企業、人材系企業を経て、2022年4月にシグマアイにジョインした小林さん。入社直後に携わったのが、三越伊勢丹ニッコウトラベル様とのプロジェクト。旅行代理店の営業戦略の効率化を目的とした、データ分析とレコメンドシステムを開発しました。既存の顧客リストに比べて、約3倍に成約率を伸ばしたこのシステムをどのように生み出したのか。詳しく聞きました。【プロフィール】小林 孝広(こばやし・たかひろ)パイロットを目指し、米国大学に進学。操縦士免許を取得する...
自転車のシェアリングを、量子アニーリングで最適化。配置を効率化するソリューションを開発
筑波大学大学院に在籍しながら、シグマアイでは「シェアリングサービスの再配置最適化」プロジェクトを立ち上げて推進している山根さん。このテーマを掲げた背景や、プロジェクトの進捗と今後の展望を語ってくれました。山根 直樹(やまね・なおき)シグマアイ:開発担当筑波大学大学院 システム情報工学研究群 情報理工学位プログラム 修士課程 1年 在籍筑波大学で機械学習を専攻。研究室のSlackでシグマアイに興味を持った-シグマアイにアルバイトとしてジョインするまでの経緯を教えてください。私は、山口県出身で、高専時代からシステム構築や統計について学びたいと思っていました。情報科学の力によって世の中を便利に...
倉庫の作業効率が2倍に。無人搬送車やドローンの経路、生成AIも効率化。量子技術の最新活用実績を紹介!
シグマアイは量子技術の社会実装を手掛ける会社です。この記事では、東北大学教授・シグマアイ代表の大関が、直近の応用事例を紹介します。MBSのラジオ番組「上泉雄一のええなぁ!」でのトークと、国内最大規模の展示会「量子コンピューティングEXPO」での講演内容を編集してお伝えいたします。量子コンピュータの特徴は?どういうことに役立つの?既存のコンピュータと比較すると分かりやすいです。「1+2=3」のように、入力と出力が明確に出てくるのが今までのコンピュータ。量子コンピュータは「3の確率は●%」「4の確率は●%」のように、ゆらぎのある解を出してくれます。そんなコンピュータを足し算に使いたいとは思わ...
量子コンピュータって売れますか?どうやって事業化しますか?〜Sigma-i Lab #11 文字起こし!
量子技術の社会実装を手掛ける、東北大学発のスタートアップ「シグマアイ」。量子技術を活用した事業開発と、会社としての組織開発について、CEOと事業・組織開発のエキスパート2名が語り合いました。新技術で新しい市場を切りひらくために、必要なものは一体何なのか。本音トークで語りました。4月26日に開催された、オンラインミートアップ「Sigma-i Lab #11」のレポートをお送りいたします。<登壇者>大関 真之(おおぜき・まさゆき)シグマアイ代表取締役CEO。東北大学大学院情報科学研究科情報基礎科学専攻・教授髙砂 優(たかすな・ゆう)シグマアイ 事業開発・組織開発担当小林 孝広(こばやし・たか...
東北大学教授が主催。高校生から社会人まで、量子技術の応用事例を発表し、未来を語り尽くした!
量子技術の応用事例を、高校生、大学生、大学院生、社会人が発表し、参加者同士の交流も深めるリアルイベント「Quantum meeting for you(QM4U)」。東北大学教授であり、シグマアイ代表の大関真之が中心となり、3月28日に開催しました。オフラインとオンラインの当時配信で、13本の量子技術に関するプレゼンテーションを実施したこのイベントは、どのような目的で開催され、どのような成果を生み出したのでしょうか?シグマアイのキーパーソン4名に聞きました。▼当日のプログラムはこちらhttps://altema.is.tohoku.ac.jp/QM4U/▼YouTubeのアーカイブはこち...
量子技術の未来は?日本が向かうべき方向性は?世界的なカンファレンスに登壇して感じたこと。
シグマアイは、量子コンピューティング技術の世界的なカンファレンス「Qubits」に、2019年から登壇しています。2023年1月に米マイアミで開催された「Qubits 2023」では、代表の大関真之が様々な先端事例を発表しました。その内容や他のプレゼンテーションを聴講して大関さん自身が感じたこと、量子技術を取り巻く日本やシグマアイの未来ついて聞きました。大関真之(おおぜき・まさゆき)株式会社シグマアイ代表取締役CEO。東北大学大学院情報科学研究科情報基礎科学専攻・教授。次世代コンピュータとして期待される量子コンピュータ、とりわけ「量子アニーリング」形式に関する研究活動・企業活動を展開して...