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Sigma-i Lab #4 PoCフィードバック会 文字起こし!

1月18日に開催された、新プロダクトPoC のフィードバックイベント「Sigma-i Lab #4」。東北大学教授・シグマアイ代表の大関 真之と、東北大学客員准教授・シグマアイ共同代表の観山 正道が、前回からブラッシュアップされた新プロダクトのPoCを公開。参加いただいた皆様からのフィードバックを受けながら、今後の方向性の議論を重ねました。その模様の文字起こしをお送りいたします。

▼第1回目の文字起こしはこちら

▼第2回目の文字起こしはこちら

▼第3回目の文字起こしはこちら

▼今回のYouTubeアーカイブはこちら

リリース前のアプリを見せて、ディスカッションを行う場です

○大関:はい、というわけで、こんばんはでございます。

○観山:こんばんは。

○大関:7時になりましたので、Sigma-i Labの時間でございます。どんな時間やっていう気がしますけれどね。

○観山:今年も、皆さん、よろしくお願いします。

○大関:明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

○観山:本年もよろしくお願いします。

○大関:観山さん、今年の抱負はありますか。

○観山:昨年4月1日に僕は代表になったんですけれども、1年たとうとしていて、科学畑から経営の世界に飛び込んだ。いろいろなことに出合って、僕自身アップデートしたので、今年は、あと10段階ぐらいレベルアップしたいなっていう。

○大関:すげえな。10段階って、べらぼうですね。

○観山:10段階ぐらいレベルアップすると。

○大関:それは、段位というか段階っていうのは、何かあるんですか。1段上がるっていうのは、どういうことを言うんですか。

○観山:いや、考え方とか、見えているスコープがまず全然違っていたわけじゃん。

○大関:はいはい。

○観山:例えば、だから、3年前とかは、量子アニーリングっていう技術を僕らは使っているじゃないですか。それを使い始めて、最初に言ってたことって、「いや、最適化っていうのは定式化大事で」とかって言って、「こういうやつを使って、こういう式を立てて」という話をしていたんですよね。

○大関:そうですね。

○観山:僕らのスライドに式がいっぱいあったのが当たり前だったのが、今は式がないところで。でも、その精神はちゃんと胸にありながら、というところじゃないですか。そういった意味で、いろいろな変化があって、それを結果として出して、シグマアイはいい会社になってきたなってみんなに思ってもらって、というような1年にしたいなと思っていますね。

○大関:それは1段でしょう。10段あるんだよ。

○観山:いや、だから、そこにもいろいろな伸びとかがあるのよ。

○大関:この前、言っていた、ステップだね。

○観山:そうそう、そうそう。

○大関:なるほどね。今年の僕の抱負。そういう抱負とかを、1年の始まりに言わないポリシーなので言わないです。

○観山:なるほど。じゃ、聞くなよっていう話だよ。

○大関:本当ですね。結局、立てた目標どおりうまくいったら、それはそれでいいんですけれども、そうならないっていうのもあって、変化がたくさんあったほうが僕は好きなので、ある意味、立てた目標に対して覆されるような、大きいことかもしれないし、横にそれていくことも踏まえ、楽しんでいきたいなと思っております。

○観山:そうですね。

○大関:そうか、1月か。

○観山:1月ですよ。

○大関:全然そんな気、なかったわ。12月ですよね、前回やったのが12月の6日ぐらいですけれども、1年、明けて、だいたい1カ月に1個ずつやっていまして、Sigma-i Labという一つのイベントを、毎月やっていたんですけれども、今回、4回目でございます。

 前回は、ここにPoC実演とありますけれども、基本的には、シグマアイの中でいろいろ作ってみたい。どんなことをすると、人は面白いと思ってくれるだろうかとか、新しいものを作るとして、どんなものを作ったらいいでしょうかねっていうことを、10月、11月って、ディスカッションを、この生配信をしながら、よくよく考えると無謀なことをやっていますよね。

 公開しちゃっているわけですから、いいんですか、こんなことまで、こんなところまで見せちゃってというところは、結構ドキドキだったんですけれども、初回から、皆さんからコメントを、YouTubeでコメントをやっていただくと画面に流れるようになって、その意味でインタラクティブに、「あ、それ、面白いですね」とか、「ああ、そういう観点なかったわ」とか、逆に「こういう観点どうですか」みたいな話し合いをすることができたので、新しいかたちのオープンディスカッションができているなというわけですよ。

 初回、2回目というふうにやっていって、人と人のコミュニケーションの新しい形であるとか、コミュニケーションの質とか、量も含めですけれども、それを測るっていうのは、たぶんいろいろと、チャットツールであるとか、メッセージツールとかで、たぶん裏では測っているわけですけれども、それを表に出してみて、こんなのが今の、例えばグループの状態ですよとか、やり取りの結果、こういう変化がありましたとか、そういうものを見せるようなユーザーインターフェース付きで、チャットであったり、メッセージアプリみたいなものができたらどうなるだろうかというのを、3回目に試してみて、作った。

 それをPoC実演というふうに皆さんの前にご披露して、これ、どうですかっていうことを議論させていただいたわけでございます。

 こんな感じで。あ、質問。ありがとう。

 はじめまして、お邪魔いたします。「式のない世界の住人から、式のある世界を拝見させていただいております。たぶん、この配信でも式は出てこないと思いますけれど」とか言って。

 東北大学のイベントからYouTubeに参加していただいておりますけれども、だんだんといろいろな客層の方々から見ていただいてるから、こんな感じで、今まで、それこそ見たことのない世界を見ることができるんじゃないかなと思いますので、楽しんでいただければと思います。

 観山さん、3回目までの感想とか、思い出とか、ありますか。

○観山:僕らは、思いついたらすぐやっちゃうっていうのがあるんですけど、その中のトップバッタの大関さんがだいたい作っちゃう人なんで、そういう意味では、生の状況を見せられているかなと思っているのと。

 われわれは慣れつつあるんだけど、コミュニケーションの在り方が、このコロナ後のところで見直すところとか、特に目的があって行われるコミュニケーションじゃないところの価値を、僕らは常日ごろから感じていて、いわゆる雑談であるとか、たばこ部屋での話とかとよく言われると思うんですけど、それに対応したアプリが今、出てきているのかなと思っているので。

 まず、大関さんのアプリケーションの振り返りからやってみると、そこらへんが伝わるのかな、と思うんですけど。

前回は、情熱と関係性を表示できるコミュニケーションツールをつくりました

○大関:じゃあ、前回のアプリの画面ね。こんなやつだったんですけども、右端が切れちゃって、今どうしようって困っていたんですけれども、まあいいや。生ですからね、何が起こるか分からないんですよ。

 これも、デスクトップのノートブックで操作しておりますけれども、こんな感じで、うちの社員の名前とか。大関、観山もそうですけれども、田口、羽田、吉岡とか、うちの社員さんがこういうふうにいろいろと書き込んでいくとします。

 そうすると、こちらに丸いのがありますけれども、田口さんがいらっしゃいます、伊勢さんがいらっしゃいます、大関さんがいらっしゃいますという感じで、こんなふうに互いの関係性を図示した。先ほどユーザーインターフェースとして、コミュニケーションの結果、どんな状態にあるでしょうかと。ある軸、ある数値化をして、表示します。

 例えばここで表示しているのは、とある話題について、どれぐらいパッションを持っているかとか、どれぐらい興味を持っているかというのを数値にしたわけです。その背後には、いわゆる数式があるわけですね。

 そうすると、発話すると、熱量が注入されるわけです。例えば、ここに新しい話題で会話しましょと一番上に書いてあるんですけど、これ、実はトピックなんですね。話題なんですよ。だから、掲示板でタイトルがあって、それに対して皆さんが書き込みをしていくようなイメージをしていただければと思います。

 そうすると、その話題に対して、どれぐらい気持ちを持っているかとか。ほかにも、こうやって、メッセージを打ちましたから、ほかの人と比べてどうなのか。この話題に興味を持っている、かつ、ほかにもいっぱい話題があるんですけれども、その話題に対しての頻度であるとか、情熱度合いみたいなものを数値化していて、この人と今この人は似ていますねとか、この人とこの人は今、違うことに興味を持っていますねみたいなことが、このグラフの図のところに表現されています。

 だから、例えばここだと、大関と伊勢が同じような興味対象を持っていて、もしかしたら食べ物のことかもしれないし、観光旅行のことかもしれないし。それは、この話題がいろいろ、多種多様なものがありますので、そこで分かったことなんですね。

 田口さんとはちょっと離れているとか、小幡さんと離れていて、小幡さん側に羽田さんがいらっしゃって、吉岡さんがいらっしゃってという感じで、関係性がこれで分かるわけですね。

 例えば僕が試しに打つ。配信の直前に、動くか、今日も、という感じで確認したんですけれども、このあたりにメッセージを打つ。これは試しですから、適当な文章で、「この話題にメッセージを打つ」と。今、観山さんの後ろになっていますけれども打ちます。エンターキーを押しますと、このアプリ上でメッセージを打つ。そうすると、ほら、移動しましたよね。

 そうすると、基本的には、僕と伊勢君の距離は変わらず、ここらへんの田口さんとの距離、小幡さんとの距離は変わらずっていうふうになっていますけれども、少なくともメッセージを打つと、それに対して、何か再計算を裏でしているんですけど、そうすると関係性がこういうふうに変化する。

そういうのを見せながら、メッセージを打つことができるわけです。

非同期コミュニケーションには、気付いていない価値がある

○大関:そうすると、ほかの話題に移り変わって、ほかの話題で、この話題にメッセージ、問い掛けをかけると、ほかの人が興味を持つだろうか、みたいな試しができます。リアルタイムではない、チャットの会話ではないコミュニケーションも可能です。

 どうしても、人々それぞれの生活ができるようになった。リモートワークも少し進んできたので、リモートワークをすると、ご家庭のご事情とかありまして、すぐに返せない。けれども今、この人はどういうことに興味を持っているんだろう。仕事上の悩みがあるかもしれないとか、そういうことも踏まえ、リアルタイムで同期した会話をすることなく、試しにこういう会話をしたらどうなるだろうということも、これで探ることができたりします。

 そんな感じのアプリを前回作ったというところで、前回、俺は何をしゃべったか全然覚えていないんですけれども、確か、次回までに何かするとか言っていたような気もするんですけど。

はい、どうぞどうぞ。

○観山:いやいや。これ、いろいろ社内とかで試して、その結果とかをフィードバックしたいよねっていう話はあったんだけど、ちょっといろいろあって、実際で試すっていうことはできていなかったんです。ただ、社内では、こういうことに使えそうだねっていうブレストをやってきたので、そのへんを今日は共有したいなっていうのと。

○大関:そうですね。

○観山:前回言っていたのは、チャット画面、結局テキストチャットだから、テキストチャット自体は古くからあるので、2ちゃんでもいいよね、スラックでもいいよね、何でもいいよねっていう話だったんだけど、一つの鍵として、非同期な時に置いてけぼりになっちゃうわけですよ。テキストのコミュニケーションは、基本的に非同期なので。

 ただ、右の画面があるが故に、自分のやった反応が、ある意味仮想的に返ってくる。即時的に返ってくるって何か面白いよねっていう話があって、そこから何か使えることはないんじゃないか?という話はしていたのかなと。

周りのコミュニケーションを促せる。メンバーのコンディションも把握できる

○大関:うんうん。ちょうど、わらびもちさんから、「リアルタイムで可視化されるのが面白いですね」ということで、ここの部分で、手応え感とか、手触り感とか、そういうものが、離れていても、場所が離れているっていうのもそうだし、時間が離れていたとしても、何か一緒にいるような感覚であるとか、レスポンスがある感覚っていうのが出てきて面白いのかなと。

 一つ考え方としては、すぐに会話に入るというか、言葉を発するのが難しい場面とか、あったりしますよね。これを言うとすぐ返されちゃうから、うう、どうしようとかいう。性格かもしれないし、タイミングだったりするかもしれないのですけれども、そういうのも、これでワンクッションを置くこともできたりするのかなと、僕個人的には思いましたね。

○観山:究極は、独り言をずっと言っていてもいいんじゃないの。

○大関:そう。

○観山:そういうことでしょう。

○大関:はっきり言うと、これはテストプレイで、僕はとにかく独り言を言っているようなものですから、大関のふりして、観山のふりして、田口のふりして、こういうふうにコメントするとどうレスポンスするだろうといって、うにょうにょ動くのを確認していたりしましたので、いや、面白かったですよ。こういうふうにネクストって行くと、このネクストボタンも実は面白くて、今ネクストという左上のボタンを押したんですけど、そのネクストも、次という意味なんですけれど、実はこれ、人によって順番が違うんですよ。

 あなたは、これに対して興味を持っていますよねっていうある種のリコメンデーションでもあるし、逆に、データを取得したいと言うべきか分からないですけど、この話題、もしかして興味ありますか、ありませんかっていう探索、尋ねるっていうことも、このネクストボタンは役目を果たしていて、ここに、もしもアクションすると、このグラフが結構変化するから何か言ってみなよっていう提案でもあったりします。

 はい。くまぱんださん。「いろいろな話題で、特定の人に近づきつつ、すぐほかの人に近づける話題の引き出しがあるということは、コミュニケーション能力が高いということで、ポイント表示できても良いかなと、ふと思いました」。

 確かに確かに。このコミュニティーの中での関係性だけじゃなくて、その人のある種の数値化であったり、自分でも気づいていないけれども、場を盛り上げているのに貢献してたんだなとか、そういうことが見えるわけですから、うまく使うと、そういうポジティブな指標になったりもするかもしれないですね。

 前回、ネガティブな要素ももちろん分かる部分もあって、それで事前に、落ち込んでいる人とか、ちょっと仕事しづらそうにしている人を検出するのにも使えるんじゃないか、みたいなことも提案されましたね。

○観山:そうとか、社内で話になっていた時に、ここまで来ると、どう入力を呼び込むか。ここに参加するかで、ここに入ったら評価できるわけよ、そういう意味では。本当に落ち込んだ人って、開くことすら嫌になるじゃん。

○大関:うんうん。

○観山:そのへんて、全てのテキストチャットとか、音声のやつとか、それこそメタバース的な、いわゆる電子的な状況におけるコミュニティーツール、プラットフォームとかって全部そうじゃないですか。もうTwitterをやらないと言ったら、そこから先は見えない、何もできないわけですよね。

○大関:うんうん。

○観山:結局、こういう枠組みを用意すると、例えば発言しにくかった人が発言しやすくなるといいねと。さっきの独り言でもいいわけじゃんっていうのは一つの手だったので、究極もう一歩、入力を呼び込む何かがあるんじゃなかろうか、というところは、もう少し掘り下げたいなっていう気はしていて。

○大関:そうですね。悩んでいる時、僕はMPが切れている時って言いますけど、MPが切れてる時って、本当に見たくもないし、何も言えないですからね。それをどう、変化を付けるかというか、刺激を与えるというべきか分かんないですけど、そういう施策として、もしもそれができたら、拾い上げることもできるし、それこそディスカッションを豊富にさせることもできたりするかもしれないですね。

iPhoneアプリの新プロダクトを、ゼロから初めてつくりました

○大関:はい。この年末年始、観山さん、どう過ごしておりましたか。べつにプライベートなことじゃなくていいんですけど、仕事上とかでもいいんですけど。

○観山:しこしこPythonコードを書いていました。

○大関:分かる。

○観山:時間が取れるんで、つまり会議がないから。

○大関:そうなんですよ。

○観山:自分の、これ、ちょっとやっておきたかったなっていうところを、もうひたすらやりまくっていて、あとは風邪ひいて寝てましたっていう。

○大関:言っていましたね、大丈夫でしたかって。この時勢だと、風邪をひくとかになると、結構警戒してしまいますからね、ご心情は推察されますけれども。

 僕も、例に漏らさず、このアプリというか、このプロダクトのゼロができましたので、じゃ、どういうふうに世の中に実装していくかって考えたんですね。

 これぐらいの軽いアプリだったら、これは今ノートブックで動いている、デスクトップアプリ的なものなんですけれども、手元のスマートフォンで操作できたらいいよねと思いまして、代表自ら。iPhoneアプリを作ったことがないんですよ、僕。だけど、作れるはずだから作ってみようと。作れるはずだからっていうのは、誰か人が作ったんだから、頑張ればできるんじゃないのと思いまして、じゃん。

○観山:素晴らしい。

○大関:年末年始というか、先週末に追い込みをしていたわけですよね。今日のイベントに向けて。いろいろと練習をしないと、iPhoneアプリの作り方は分からないので、めちゃくちゃ練習したんですよ。そうすると、お試しのアプリをいっぱい作っちゃって、作り過ぎちゃって、iPhoneの実機に実装するのは1週間以内に10個までだったかな、そういう制限があるんですよ。

○観山:あ、そうなの。

○大関:そう。当然、このアプリで操作していて、そのアプリの画面を出しながら、ほら、こういうふうにスワイプしてとかいうのが普通じゃないですか。でも、10個以上作っちゃったんで、今のこの最新のやつは、実装できないんですよ、こいつ。

 くそださいという話なんですけど、なのでシミュレーターで今動作しているわけですけど、ちゃんとこのまんまのやつが動作するので、操作感とか、レスポンスは同じものですけれども、そうなんですよ、やり過ぎちゃったんです。

 もうあれですよ。ストップウオッチ、タイマーアプリから、写真をSNSにアップロードするとか、そういう基本的な機能を全部できるようにして、さて、じゃあ、俺たちの作りたいものを作ろうかみたいな感じでチャレンジしたというわけですね。はい。

○観山:いや、偉いね。僕は、とある地図アプリをずっと前から作りたいなと思っていたやつがあるんだけど、年末、同じように、Swiftの練習とか、あれをやっていたんですけど、ちょっとよく分からないなと挫折したので。

○大関:いやいや、いや。あれは、これから皆さん、エンジニア志望だったり、エンジニアの方だったりして、ある言語を新しく学ぼうとか、もしかしたら大学生の方とかで自分で作ってみたいと思われる方はいると思うんですけど、僕は、いろいろな言語をやりました。研究の上でも、こういうお仕事のためにも。一番難しかったです。最初の壁みたいなものが。僕らは古いからね。古いから、言語としてもちょっと新しめなので。

○観山:APIを調べるのが大変じゃん。いろいろと。

○大関:大変です。いろいろとありますから。それぞれの仕様書というか、使い方は全部やらなきゃいけないんで。

○観山:サンプルコードをちょっと動かしたら、全然変わっちゃうみたいな。

○大関:そう。だから、確か先々週の段階で、僕は観山さんに愚痴をこぼしていたと思うんですよ。

○観山:はい。そうでした(笑)

○大関:アプリの当たり前ですけれど、最初のログインをする機能を付けるのに、いろいろなサービスとかも使いつつなんですけれども、作れないんですって。もう今週のイベントはできないかもしれないと言って弱音を吐いていたんですけれども、見てくださいよ。ログイン画面と、サインアップ画面がちゃんとありますよ。ほら。サインアップで、ちゃんと新規会員登録することできますよ。

○観山:画像はもうちょっと大きくならんか。僕は老眼かな。

○大関:いいですよ。ちょっとだけ大きくしまして。これでうれしいのは、上に時間が7時23分と書いてありますので、まさに今動かしていることがよく分かるんですけれども。これで、ユーザーネームで、例えばMiyamaと打って、観山さんのメールアドレスって何だっけ。

 適当なパスワードを打って、とやると、新規会員登録されるということができます。そうしたら、その後ログインすることができますよっていうんで、二重認証にちゃんとできています。

○観山:うん。あ、めっちゃ来た。

○大関:なので、後で認証していただければ、というわけですね。

○観山:認証した、認証した。

○大関:ありがとうございます。今、適当に打ったパスワードを何だったっけって忘れちゃったんですけれども。何だっけ。ちょっと、キータッチで覚えていたりするから、ちょっとそれでやってみましょうか。予定していない作業をしちゃいけないですね。自分のアカウントでログインする予定だったのにね。こうじゃないか。

○観山:アカウントを作ったんだ。

○大関:行ったあ。

○観山:行った行った。

○大関:行ったって、これ、マジで喜んでいますからね。だって、自分のアカウント以外で登録して今、観山君が二重の認証してくれて、メールが来た。それを認証して今、ログインできたんですけれども、もしもそれが失敗すると、駄目ですよとか、メールアドレスの形式が違いますよ、パスワードのあれが違いますよとか、全部出るようにも作ったんですね。当たり前のことなんですけれども、初めてだったんで、結構いろいろ頑張りましたけどね。

メッセージの音声入力と、連続再生ができる

○大関:上で、観山さんのチャットルームじゃないけれども、何かできていますね。これは、テストっていうのは本当にテストで用意したやつなんですけれども、こんな感じで作る。今までの履歴を読み込んで、やるようになっています。

 これは、例えばシグマアイでやったtest1、test2、test3という部屋ができているという格好でございます。YouTubeのほうでも、すごい喜んでくれている人、くまぱんださん、ありがとうございます。そして、「もしかしてバグ取り終わったツイートの成果でしょうか」と。僕の個人のツイートを見ていただければ分かりますけれども、たぶん週末とか、昨日とか、バグ取りが終わったとか言っていたと思いますけれども、はい、その成果でございます。

 testとか開くと、こんな感じで出てきます。ちょっとバグがありますけれども。あ、これはバグっていうか正しいんだ。Altema222っていうのは僕です。名前がないやつは、まだ名前をちゃんと書き込めなかった時代の、入力の名残でございます。

 はい、こんな感じで、メッセージアプリなんですよね。この前作ったPoCの延長線上でございますので、各メンバーがログインして、メッセージを好きなように打って、その結果、例えば、さっき紹介したやつを実装するとしたら、画面の中でリアルタイムに変化するやつを作ればよろしかろうっていうことで、ああ、なるほど、これはできるぞってまず納得したんですよ。

 せっかくiPhoneアプリで作るんだったら、iPhoneでできることっていっぱいあるじゃんと思って、そのまま前回と同じものを実装しても良かったんですけれども、せっかくやるんだったら新しいこともやりたいなと思って、ちょっと変わったものを作っています。

 これは今、皆さんの画面ですと、Miyamaって書いてあって、メッセージがこれで。ちなみに、ここに書いてありますね。大関君が、「こっちのほうはちょっとテスト通です」って。2がなぜか漢字になっているのがポイントです。「やっとできたよー@6時」というのは、さっきです。1時間半前です。これが最後の断末魔ということで、ご理解いただければと思いますけれども。

 こんなふうに、下のほうにメッセージを打つところが、チャットアプリ、メッセージアプリでございますので、ここをクリックするとメッセージを打つことができます。いわゆるここに送信ボタン、矢印があるので、メッセージアプリ、チャットアプリですから、ここを押すとぐいっと行くわけですね。例えば、これはべつに何でもいいですよね。ごめんなさい、キーボード的に英語しか打てないですけれども、何かを発言しましたといったら、こんな感じで、通常のメッセージアプリですわ。

 なんですけど、これね、ここに、ちょっと小さいですけど、せっかくですから拡大しますか。生放送ですから、全部自分の作業でございますけど。再生ボタンと、録音ボタンをデフォルトで用意しています。

 当然ながら、巻き戻し、早送り、停止ボタンも後々用意しますけれども、基本的にはもうこれで伝わると思います。しゃべって、テキスト音声入力ができるっていうのは、iPhoneのキーボードとかでマイクボタンがありますから、それを使えばできるといのはご存じだと思うんですけれども、それを基本にしちゃえよと思ったんですよ。しゃべれる時はしゃべればいいし、電車の中だったり、バスの中だったりするんだったらテキスティングしたほうがいいですよね、じかに打ったほうがいいですよね。だけど、周りに誰もいないとか、音がないとか、しゃべりたい時とかはしゃべればいいですよねとか。

 人それぞれだと思うんですよ。しゃべるのが好きな人と、テキストを打つのが好きな人。伝える時にどっちが好きだかというのは、人それぞれのはずなんですよ。僕はテキストが実は得意なんですよ。これだけべらべらしゃべっていますけど。そういう人は右だったりするかもしれないし、いやいや、俺はしゃべったほうが、言いたいこと言ったほうがと。例えば、あとは、寂しいからとか、しゃべったほうが血流がよくなるよねとか、いろいろあると思うんですけど、こっちでボタンを押すと、ちょっとこれね、離れたPCなので、僕が今ここでしゃべっても、デモンストレーションできないのは段取り的にあれなんですけれども、いずれにせよ、ここのボタンを押すと、音声入力をして、テキストを打つことができます。

 その後に、ここ、再生ボタンです。真ん中に再生ボタンがありますけれども、再生をしますと、これはごめんなさいね、リモートデスクトップで隣の部屋にあるPCでやっているので、音を今、どう流そうかと調べながら配信が始まっちゃったんで、どうやってグーグルリモートデスクトップでしゃべってるやつが音声的に届くかって、僕は実は知らないんですけど、これをやると、その声で吹き込んだテキスト、もしくは人がキーボードで打ったテキストを全部、音声読み上げで読んでくれます、順番に。

 だから、ある種これがオーディオプレーヤーになっているわけですよね。だから、例えばこっちの場合だったら、こっちのほうは、「ちょっとテスト通です」って、何で通という漢字になったかって言うと、音声認識で入力したからなんですよ。2番と言いたかったわけですよ。テスト2ですと言ったら、テスト通ですになっちゃったんですけど、これは音声の入力ならではだな、と思ったんですけど、それはそれでそのままやっちゃえと。

 やっとできたよー@6時とか、Altema saysと今、打ってありますけど、これで再生ボタンを押すと、上から順々に読んでくれます。一時停止もできるし、巻き戻して、前に何を言っていたっていって巻き戻して読むとかできますし、早送りして次のやつを読むとかも、次の次の次の次の次のとかやることもできるし、iPodシャッフル的に、ランダム。

 ありがとうございます。「鼻血が出そうです」、出ないようにしましょう。でも、ありがとうございます。

○観山:ティッシュを用意して。

○大関:ねえ。スプラッターしても困りますんで、ありがとうございます。

人の生声が通知音になる。会社で呼ばれているみたいに

○大関:そういうふうに、僕らの発話したこと、議論したこと、もしかしたら思い出も含めですよね。写真で思い出を残すっていうのが一番インプレッシブかもしれないけれども、でも、やっぱりその時に思ったことをメモするとか、何かメッセージを残したい人とか、そういうのでテキストを打つ、声で入れる。

 テキストを打つ。キーボードだったら楽かもしれないけど、スマートフォンのフリック入力もしやすいですけれども、そうじゃなくて、ちょっと得意じゃない人も、これで基本やるものですと。左のボタンを押せば、しゃべれば大丈夫ですっていうふうにされれば、たぶんしゃべるんですよ。

 今までは、たぶん、ここの、メッセージアプリって基本、キーボード入力しろとか、フリック入力をしろと、ここのやつを1回押すと、キーボードが立ち上がるんですよね。だから打たなきゃいけないんですよ。

 だけど、ここの最初のワンアクションが、音も使えるよっていうふうに言われたら、しゃべると思うんですよ、しゃべりたい人は。そうすると、例えば、ちょっと小さいことも含めですけど、いわゆるスマートフォン世代ではない方も、当然いらっしゃいますよね。そういう方々は、これだったら使えるかもと言って、それでポチッと押して呼ぶ。電話とまた違うわけですよね。電話は相手が出なきゃいけないけど、ポチッと押してしゃべって残しておくことができるわけですよ、これだとね。後で自分の好きなタイミングで聞くこともできるし、巻き戻すこともできるし、というわけです。

 これで何が面白いって、当然ながらメッセージアプリの一環で作っていますので、データベースとの連携も完璧です。それも頑張って実装しましたけど、データベースが更新される、つまり誰かがしゃべると、誰かが入力すると、当然この画面にしゅっと、LINEのごとく出て来ます。

 それが、音声モードにしておけば、自動で読み上げてくれます。今まで、メッセージっていうと、チョロンって鳴って、画面にテキストが載っていて、なるほど、なるほどっていう感じだったりしますよね。もしくは、会社とかで使っていると、いろんな人がメッセージをばんばん、ばんばんと飛ばしてくるから、引っ切りなしに通知が来るわけですよ。

 だけど、ああ、誰かしゃべってる、誰かしゃべってる、今、俺これに集中したいからあれやっていう感じになりますよね。そしたら、いざ誰が何をしゃべったんだろうって読むと、目が滑ることってありますよね。読むのが得意な人と、聞くのが得意な人っていうのもやっぱりいるわけですよね。

 そうすると、こっちでピロンと通知が出た時に、声がなるんですよ、これだと。何々さん、何々の件なんですけれども、こうしていいですかって言われたら、会社みたいになるじゃないですか。そしたら、それでレスポンスをしましょうといって、このアプリを開いて、丸ボタン、音声ボタンを押してあげて、今まではレスポンスをするとしても、ぽちっと押して、キーボードを打って、送信だったんですよ。だけど、何々さん、何々の件なんですけど、何々でいいですかと言われた。でも、リモートワークしているからとか、会社の部署って実は離れているから、返答することができなかったわけですけど、これを押して、はい、それでいいですと言ったら、あっちの人にはちゃんと、はい、それでいいですっていうわけです。

 電話で、いいじゃんって言っても、電話だと同期しなければいけないので、電話するほどちょっと今かかずらっていられないんだけどっていう時に、これで言われたら、すぐレスポンスができますよねと。

 蓄積されるので、記録もされますよね。そういうふうにして、今までの技術でできることではあるんだけれども、実は、こういうふうに音声でやりとりもできるし、テキストでやりとりもできるし、と統合されたものってできるのになかったよなと思って、作っちゃったんですよ。そしたら、ついさっき6時にできたんですけれども、バグ取りとか、もろもろありましたので、正常に動作するかなっていうので、できたのが6時だったというわけですけれどもね。

 これで今、再生ボタンを押すと、隣の部屋でいきなり声がなるので、家族がびっくりするっていう状況ですけどね。どうだ、頑張ったぞ。

動画は重くてしんどい。音声くらいがちょうどいい

○観山:うん。やっぱりメディアとしてテキストか音声かというのはあると思っていて、テキストは普通にあるでしょ。一瞬はやって廃れたクラブハウスとか、一方的にしゃべるだけだったら、ツイキャスとか、昔からあったわけじゃないですか。

 ただ、それは必ず同時性のある話だったんだけど、非同期でもそれができるっていうのは、すごい音声で面白いっていうのと、音声とテキストなんて、結局今の技術だったら行き来できるよねっていう話だから、どっちでも使いやすいやつで、自分に慣れたやつで一貫して出合えるというのは、いいかなっていうのはすごい思う。

 そういうので言うと、ちょっと話がそれちゃうんだけど。

○大関:いいですよ。

○観山:ファクスなくせない問題ってあるじゃないですか。最近も記事に上がっていたんだけど、それって、こっちはメールもできるしファクスもできるんだけれど、あっちはファクスしかできないからという互換性の問題っていうのがあるわけじゃないですか。

 でも、変換なんていくらでもできるんですよね。そういうところは、どんどん、いろいろ自動化できるのかなっていうのは、一方で思っていて。

 最近読んだ記事で一つあったのは、ファクスだったら、電話番号に届くので、人に届くわけじゃないから、そこはちょっと違うよねっていう話があって。だから、この機械から出た紙は、誰かがちゃんと見ないといけないっていうやつなんだけど、誰々さん宛てにというメールでなっちゃうと、代表アドレスでとか、メーリングリストでというのはあるけど、誰がやるべきかっていうのは、フィジカルな感覚としてはないので、ファクスのほうが信頼できるということを分析した記事があって、それはなるほどなというのはあったんだけどね。

 ちょっと、ごめん。それは話がずれちゃったんですけど、とにかく音声とテキストっていうのは、今はもう、ほぼ交換可能ですっていうところがあって、これができたというのはある。

 ただ、音声ってやっぱりリッチじゃないですか、データとして。その両者が統合されているのはすごい面白いなと思っていて、「あね」って文字で言うと「あね」なんだけど、あねっていうのと、ああねっていうのは全然違うんだけど、そのトーンというのが、同時に会話してるわけじゃないのに、時間が離れてもちゃんと分かるっていうのは、すごい、デジタルコミュニケーションにリッチさを求めて、かつ、ライトウエートでできるっていうのはあるのかなという気がします。

 いちいち動画っていうのもちょっとしんどいけど、音声ぐらいだったらできるよねっていう話があってさ、なんかそれはあるなという気がしている。

 結局、テキストでデータはちゃんと残す。音声も残しつつ、テキストに変換したものを残すということは、これは社内の話でもあったんだけど。要は、異なるスレッドで同じようなテーマを話している時に、実はこれは、この人が何日前に同じようなことを話していたよと、それが紹介されると面白いねっていう話があった。これをもっとタイムスケールを広げると、自分が死んだ後に、自分の子どもに同じような、ずっと残しておくわけよ。

 ずっと残しておくと、例えば、失恋した時に、俺が、こうやって、ああ、死にたい、なんていうのを、独り言でやったやつを、例えば子どもは全部アクセスできるんだけど、ある時に子どもが思春期になって、もう駄目だ、明日から切り替えて新しい女を捕まえに行こうとか言ったとすると、同じようなフェーズの二十何年前の父さんの音声ですということで、ばっと出てきたらさ。

○大関:そうだね。

○観山:何か、遺言じゃないけど、時空間を超えた生の声がリコールできるというのは、すごいことなんじゃないかなと思って。

 だから、これがずっと続く、個人にとってのデータバンクになったりすると、すごい面白いなっていう話でさ。

音声データのメッセージは、そのときの感情も伝えることができる

○大関:それで思ったのが、検索窓の意味が変わるんですよね。

○観山:そうそう、そうそう。

○大関:もちろん過去にこういう発言ありましたかって検索は、今のメッセージアプリとかでもしますけど、その時にどんな感情だったかっていうのも、残せるじゃないですか。そしたら、検索して、過去に上司が10年前に、俺と同じことを言っていたとか、言われていてへこんでいたとか。

○観山:そうそう、そうそう。

○大関:うん。そういう共感性がさらに生まれるような。どうしてもメッセージって、情報だけにそぎ落とされている部分があるので、いわゆる冷たい感じとか、受け取り方の齟齬があったりしがちなんですけれども。

 その時、本当にどういう気分で言ったんだろうと言って、何かしらのリアクションマークとかで、和やかですよとか、雰囲気は分かったりはするんですけど、でも、本当の真意といったら、やっぱり声の出し方、張り方で全然伝わり方が違うよねって言ったら、そういうのも残せるとなったら。

 しかも、すぐ検索できて、再生できて、その周辺を巻き戻して早送りしてみることができる。じゃあ、その後1週間後にどうなったんだろう、あの件はといって見ることもできる、聞くこともできるよねと。そういうことが今ならできるからやっちゃえよっていうことで、やってみたんですけどね。

 それこそ、いろいろな手段はあるんですよ。今は一応音声読み上げでやっていますけど、同じように、今の話は、例えば音声ファイルそのものをアップロードしておいて、データベースに残しておいてそれを再生するパターンですよね。

 そしたら次は、そのデータがたくさん蓄積されるので、声の学習ができるわけですよね。膨大なデータがあるので、その人の生のデータというのを残しておくか、残しておかないかと言って、データの削減的に残さないとしても、その人のしゃべり方が学習されたら、その人がしゃべったようになるわけですよね。

 そうすると、未来にテキストの、その時は音声で残さずにテキストで書いたやつなんだけど、その人のしゃべり方はこうだったんで、言うとこういう感じだよっていうので、疑似的にその人がしゃべったような。

○観山:怖いね。いや、素晴らしい。

○大関:うん、伝えることができる。

○観山:それはできるよね。たぶんできるよね。

○大関:おめでとうございますって、本当は何か電話したかったしとか、言いたかったんだけれども言えなくって、でもメッセージでおめでとうございますと言ったとします。そしたら、その人の声のデータで、おめでとうございますって言われるわけですよ。うれしいよね、それ。少しでもそういうふうに、今まで足りなかったものを補完してくれるようになったら。

 だから、結構使い方が膨らむなと思って、作りながらも、しんどい時もありましたけど、作っていくだに、どんどん、これができるんじゃないか、こんな風景があるんじゃないかといって、ちょっと楽しみながら暴走しちゃって、グラフが動くのはほっといて、音声の入力と発話をするところにこだわって、あ、できるできるってなって。ログイン登録機能もできたので、そのまんま社内で配布もそうだし、皆さんに配布するっていうのも、もうできるぞっていうぐらいのものになってきましたね。

後は、ちょっとしたデザインとか、するとかありますけど、プロトタイプとしては結構いいかなと思います。

チャンネルをいくらでも作れる。会議の議事録も残せる

○観山:うん。生の声っていうのは、すごいと思うんですよ。だから、今iPhoneとかでもバリアフリーの仕組みもあるから、音声入力とテキスト読み上げ、ボイスオーバーチャットみたいなやつは、OSとしても対応していたりするじゃないですか。

 だけど、音声で入力したものは、その音声が残っていると、それはちょっとリッチな意味付けになったりするんで、すごい面白いかなっていう気がするね。

○大関:これでどんなサービス作ろうかって考えると、なかなか新しい試みというか、思考回路を作る感じにはなるかなと思いますけどね。

○観山:うんうん。

○大関:iPhoneアプリを作れるようになりましたよ。

○観山:僕の地図アプリも作ってください。

○大関:地図アプリは、簡単に作れた、イエイ。だから、量子アニーリング的な話をしたら、津波の避難のアプリとか考えていたじゃないですか。

○観山:うん。

○大関:そういうのも、こうやれば作れるんだっていうのが、まざまざとできたので、うん。

 でも、それよりも、それよりもと言うと優先順位はいろいろありますけれどもね、こういった人に身近なものからアップデートしていくとか、こういうのがいいんじゃないですかっていう提案をしていきたいと思ったので、このイベント向けにはこんなやつを作ってみました。

 これは、当然、チャンネルみたいなやつがいくらでも作れるわけですよ。今、例えば、test1、test2、test3ってやっていますけれども、こういうのも、「これはテストスリーです」と書いてあるわけですよ。

 これで、いろいろな会議で会議録を取ることなく、記録残りますよとか言っているんですけど、これで、例えばこのtest1で仕事をしてましいたとか、test2で観山さんは仕事なり何かしゃべっていました。観山さんが今test2にいます。大関がtest1でしゃべったとします。そっちが、メッセージにはここに出ないとしても、聞こえるっていうふうにできたりするんですよね。例えば音量を下げて。

 test2で観山さんと伊勢さんがすごいディスカッションをしていたとします。それは通常のボリュームでやるんだけど、バックグラウンドというか、test1とかtest3とか、別のルームでしゃべっているやつをリアルタイムに更新、もちろんできるわけですけど、したら、その発話が10分の1ぐらいのボリュームで聞こえるというふうにしたら、あれ、あっちのほうでもなんか同じことを言っているよねって言って混ざるとか。

 もしくは、今集中したいんだけど、例えば会社のみんながいるような雰囲気にしたいとか、そういうのでこれを使うこともできたりしますよね。test4を作って、そこでディスカッションはしない、静かな部屋なんだけど、ほかの人の音声がリアルタイムに、更新されるたびに聞こえる。あ、なんかヒントになるディスカッションしているなとなったら、おおいと言ってそっちのテスト部屋に行くとか、音頭を取って、Zoomだったり、meetの会議をしましょうとか言えるわけですよ。

 今はどうしても、会おうぜとか、ディスカッションするためZoomをつなごうぜと言うのは、ちょっとだけ障壁があるんですよね。みんなそれぞれの時間生きているので、それぞれの仕事に集中してるだろうから、ちょっと邪魔するのも忍びないよね。一応テキストメッセージを打ったんだけど、ちょっと反応がないみたいな。

 何をやってるんだろう、ちょっと気になる。けれども、しゃべっている声が聞こえたら、あ、今、実はそれに集中しているんだ、考えているんだ、まだ手が空いているんだと。そういうのが分かったり、少し状況証拠としてすれば、関わり方、アクションの仕方も変わるのかなと思ったりもしましたね。

○観山:それは、Slackのハドルをチャンネルまたぎにしてクラブハウスみたいな感じに近いね。

○大関:確かに確かに。

お昼ご飯を一緒に食べているときの、ちょっとした会話ができる

○観山:会話とかコミュニケーションのものに、偶然性と、用がなくても成立するという、特定の目的がない状況で成立するコミュニケーションについて、というところはあるのかなという気がして。

 ちょっと、前回の丸の移動の話は、今回のところでiPhoneにいずれ搭載されるのかなと思うんだけれど、いったん社内で出てきた意見とかを、また皆さんにフィードバックしたいなというところはあるんですけれども、主に二つのポイントがあると思っていて。

 基本的に、あの丸は人だったわけですよね。現在のコミュニティーの可視化ということが一つのキーワードだったと思うんだけど、それって何につながりますかという話で、主に三つぐらい出てきたんですね。

 それは、新しいメンバーがコミュニティーに入りやすくなるとか、今どういう関係に誰がいてというのが分からない。それで、その誰がっていうのが、どういった中で入れるのかというのが、分からない状況でアイスブレーキングに使えたり、相談できる人、近しい話題に興味ある人だから、きっと話に乗ってくれるだろうみたいなところが見えるといいよねっていうところとか。あるいは、アクターの関係性とか、そういうのが明らかになると、より仕事とか具体的なことも進めやすくなるよねっていう話があって、総じて分断をつなぐことに何か意味があるんじゃないかなという話は。

 くまぱんださんが、「教授室にはほとんどいずに、学生の部屋に入り浸る先生みたいですね。」と。

 だから、逆にさっきの音声の話だと思うんだけど、学生にとっても教授室にあたかもいて、院生とかほかの人たちがした議論を、何となく門前の小僧的に聞ける立場になるかもしれないね。

○大関:うんうん。それは重要だね、確かに。そうなんだね。

○観山:こんなことやっているんだ、みたいな。

○大関:なかなか、大学のあるある話だと、セミナーは最初聞いたって分からないんですよね。

○観山:分からない、分からない。

○大関:だけど、10回ぐらい聞いていると、言葉として聞いたことがあることによって、少しずつ慣れてきて、もう少し深く理解するようになって、の繰り返しなんですよね。そうすると、先輩たちが、あ、あの話をしていたなっていうので、理解につながるっていうのはありますね。それは会社でもたぶん同じだから、あ、この話、このお仕事だったら何とかさんがやっていたなと言って。

 今、そういう微妙な手がかりすらもない、というのがありますね。お昼ご飯も個食でしょ。お昼ご飯で、オフィスには行っているんだけど、実は個食になっちゃったから、お弁当でそれぞれ食べるようになったから、お昼ご飯を食べている時のちょっとした会話みたいなのもなくなっちゃったせいで、情報伝達のスピードとか、拡散度合いも全然ないっていう話を昨日一緒に、久々会った人たちともしたんですけれども。

○観山:確かに、研究室で昔、一緒にご飯食べに行っているところがあったもん。

○大関:でしょう。

○観山:あれがないわけでしょう。

○大関:そうそう、そう。

○観山:この前の論文を読んでさとか、テレビでさかもしれないけど、つまんない話かもしれないけど、どうせ引き寄せてしゃべったりするわけじゃん。そのコミュニティーにいたら、そのコミュニティーの文脈っていうのがどうしてもあって。

○大関:そうそう、例のあれなんですけど、とか。

興味のあるものを媒介にして、新しいつながりができる

○観山:そうそう。それに関連して、もう一つの会社の中で出てきた、ディスカッションの中のトピックは一つ、今ある可視化っていうのを使おうというのがさっきの話だったので、もう一つは、新しいものを見つけるのに使えるじゃんという話で、まず大前提として、今の丸は人じゃん。人になっているんだけど、人だけじゃなくてもいいわけ。話題とか、トピックとか、概念であっても本当はいいんじゃない。

 例えば、焼き肉って、この前、テストで焼き肉食いてえとか、そういう話があった。焼き肉っていう話題、コンテクストに近しい人っていうところで、表示することもあるじゃん。

○大関:はいはい、はい。

○観山:一方で韓国っていう、ちょっと旅行へ行くの好きでとか、韓国のアイドルが好きとかって、焼き肉と韓国でちょっと近しいものがあるから、実はそこつながりでつながるものがあったりするでしょ。

○大関:うんうん。

○観山:社内にもアイドル推しがいるんですけど、私も含めてなんですけど、新しい推しの良さを深める。お好きっていうことを深めるとか、この人は実はこの人と共演していてすごいいい演技してたよとか、より今の推しを進化する、深めるとか、関係する推しを見つけられるとか、そういうのはあるよねっていうところで、興味のある物事を媒介として、何か新しいつながりができるとか。

○大関:なるほど。

○観山:究極、これって出会い系に使えますよね。出会い系に使えますっていうか、出会い系ですよねっていう話があって。

 ある話題に関連した日々の雑談をしている人って、より一層自分の情報をさらけ出しているってことで、自己開示をしてるってことであって、その自己開示された情報を元に、誰かと誰か新しい出会いをつなげる、という話。

だから、端的に、丸が近づいて、それを見て何になるのっていう話を突っ込みしてくれて、これは出会い系に使えるんじゃないのっていう話があって。

○大関:うん。

○観山:5時間聞き続けたらね。

○大関:そう。この前の金曜日ですね。東北大学で講演があって、1時間の予定だったんですけど、4時間半、5時間くらいやったんですよ。たぶんそれだと思うんですけど、でも、あれか、講義のほうか。本日5時間、大関先生、YouTube講義を聴き続け、何とか。

○観山:5時間やったの。

○大関:いや、たぶん、5時間、頑張って1時間半の授業を何回も聞いたってことだと思いますけど、なんとか式の単語を書き慣れて、チャレンジしておりました。家事育児で写経ができなくても、どこまでもつながり広がる感覚、たまらないですよねっていうことで。

○観山:そう考えると、家事育児がしんどい中で、音声でとにかくながらでも聞いて、自分の知らない単語とか聞きながらも、何となく聞いていたら文脈で分かってくる。そういうことってすごい大事だと思うんだよ。何よりも新しい世界に出合えるとか、そういうことが僕は絶対大事だと思っていて。

そのための、例えばこのツールだって、一つだけになっていたらいいよねって。そう、話題が近づく画面パターンもありですよねっていう。

○大関:確かに。

○観山:というか、話題を提案してくれてもいいんじゃない?という話を前回もしたんだと思うんだけど、それは社内のミーティングとかも出てきて、特にさっき言っていた、新しく入ってきたメンバーが、このコミュニティー入りづらいわけ。

 でも、このお題で何とか、山の手線ゲームみたいに、はいはい、何か言わせるということができたら面白いよね、ゲーム的に面白いよねと言ったら、べつに外したっていいわけよ。そこは雑談だとしたら。日々の連絡じゃなくて、そこを媒介として、この人近いよねとか、アイドルオタクいたってなったら、それだけで親近感があるわけ、アイドルオタクが。

 さっき出会い系って言ったのは、顔とか、プロフィル、自分で申告したプロフィルじゃない生の自分の日々の発言から、本当に近しい人、話しして盛り上がりそうな人に浸かるとか、きっとできるはずなんで、それっていいマッチングだよね。

 最後に紹介するのは、そうやって、例えばあるコミュニティーでこのシステムが使われたとするじゃん。そのコミュニティーに入ろうかどうか迷っている人が、例えばそのやつに疑似的に参加することによって、近さが分かるとかになったら、これは具体的なシチュエーションとして、移住したい。例えばある田舎に移住したい。その田舎のコミュニティーで、こういう雑談、掲示板とか、地域の掲示板とかいっぱいあるんだけど、裏でこれが動いててみいさ。自分が近いとか、遠いとかが分かる。そのコミュニティーでイシューとなっている話題とか、はやっていることとかの近さが分かるじゃんとか。

シグマアイの最近のテーマは、データで何かと何かをつなげること

○観山:あるいは、シグマアイに転職したいなと思った時に、シグマアイは変態的な人たちが結構集まっているのだけれど、いい意味で、いい意味で変態なんだけど、それの合う、合わないというのが、こういう技術を通して、ちょっとでも肌触り、手触りを持って感じられると、すごい面白いなって思うねっていうところが社内で出てきたので。

○大関:素晴らしい。そうか。確かに、出会い系っていう言葉とか、今の試しにジョインしてどうなのかが探れる、知ることができるっていうのは、ある意味、今の出会い系でもいいし、SNS系で自分のプロフィルを書くじゃないですか。だけど、あれって更新しないと変化しないから、結局、対象を固定したままになっちゃうんですよね。毎回毎回変えなさいと言われると、それもしんどいし。

 だけど、これだったら、人間はしゃべるなり、何かしらアクションをし続けているので、それを何とかくみ取ろうとする営みなんですよね。そうすることによって、プロフィルは変えていないんだけれども、本人はこういう人なんですよ、こういう状況になるとこう変わるんですよっていうことが有り体に見ることができるわけだから、その人を深く知ることにもつながっていくし、新入社員っていうか、就職前ですよね、入社する前から関係が分かったりするという意味でも、オープンにしておくと、これはすごい面白いかもしれないね。

○観山:そう。結局、シグマアイの最近のテーマは、データを元にして何かと何かをつなげる。誰かと誰かをつなげるということが根底に、共通コンテクストとしてあるんですよ。だから、コミュニケーションツールも、ただのリコメンデーションだと重過ぎるわけ。インスタのフォローしませんか、みたいなやつが来るじゃない? それはいちいち判断が入るんだけど、そこをもうちょっと柔らかく、話題とか、こんな雑談をしている人がいますよとかというので寄せてあげるとか、そこのフォローとか、見えない関係を自分で選ぶというと、ちょっとしんどいじゃない。

○大関:うんうん、そうだね。

○観山:そこを何かできたら面白いんじゃないのっていうのが出てきて、だから、何かのテーマなり、トピックなりっていうのと人の関係性は、これからのこういうコミュニケーションツールの大きな例になって。

 例えばニュース議論サイトみたいなものがあったっていいわけじゃん。そうしたら、今は陰謀論にはまっちゃうこととか、いろいろいるわけ。小さな小さなバブルの中で視野が狭くなっちゃって、先鋭化しちゃうことがあると思うだけど、今、俺、ここにいるんだとかっていうのが、いろいろなソースがある中で。

○大関:それは、ちょっとゾクッとするね。

○観山:いいんだよ。いいんだけど、分かっているってことが大事じゃんと。

○大関:そう。うん。

○観山:ここの閉じた空間しか見えていない自分である、ということは見えてもいいんじゃないと。

○大関:そうですね。この意見は極端なのかな?って、知らずに極端かもしれないからね。

○観山:そうそう、そうそう。

○大関:それはちょっといいなあ。

マジでリリースしたい!このツールがデプロイできる先は、いくつかある

○観山:このコミュニケーションツールがデプロイできる先は、いくつかある気がしていて、がしていて、まじにリリースしたいねという気持ちになってきました、というのが最近のところなんですけれど。

○大関:素晴らしい。いや、なるほど。どういう出口っちゅうか、どういうやり方で使われていくかっていうのは、気になっていたところなので、そういうディスカッションが社内でされていたというのは、それでここでお披露目することができたというのは、すごいうれしいですね。

 実際、アプリとして実装する手前まで来ているわけですから、今度はその可視化をしたやつで、それこそみんなで触っていって、どんな感じなのかなと、この画面であれを付けてやってみたいですね。

 お、くまぱんださん、ちょっと違いますが、ゼロトラストの動的認証みたいですね。こういう人っていう情報がどこにいてもあるといい時もありますよね。困ることもありますけどと。

 なるほど、なるほど。動的認証、そうだと思います。うん。動くとやっぱりレスポンスがあるって重要だよね。何かしらのサービスの登録の時に、だいたい四つの質問で、というのがあるじゃないですか。

 四つの質問で、僕はこういう感じのキャラクターだから、そのアプリ上ではこういうふうにサービスのインターフェースしますとか、提案をさせていただきますとか、そういうアプリって多いなと思ったんですけれど、その後どうなるんだろうという話があって。考え方も変わるし、実際にやってみたら、その時に演じると言うとあれなんですけれども、そう来るならこうするよって変わると思うんですよ、最初の入力と。

 それに対しても柔軟に変化するという意味では、可視化しつつ、動的に変化しつつ、今までのやりとりというのが実を結ぶというか、結実になるというのは面白いなと思いました。

○観山:そうそう。要はゼロタッチの動的認証もそうですよ。普段の行動様式がその人のアイデンティティーになるということだと思うので、自分は、きれい好きでとか、プロフィル欄に書く時はそうなんだけれど、普段のやつはきれい好きじゃないというのでバズっちゃうとか。

○大関:確かに、写真で伝えるのか、動画で伝えるのかも、伝わり方が全然違うじゃないですか。写真はきれいなところを写すけど、動画でやったら、そのきれいに至るまでの片付けている様子とかで、もっと違う側面が見えたりするわけよね。片付け方が雑で、この人、実はそんなにきっちりしている人じゃないから話し掛けやすいねとか、そういうのが見えたりするわけよね。

 情報として、そぎ落とし過ぎだったものを、何かうまく拾えるようにしていっているというのが、共通したまとめ方というか、受け取り方なのかなという気がしてきました。面白い。なるほど。

○観山:はい。

○大関:というわけで。

○観山:大変心苦しいことに、8時4分です。時間オーバーになって、これは下手したら5時間コースになっちゃうので、気を付けないとなというところなんですけれど。

 いろいろ遊んで、アイコンアプリまでできちゃって、これは本当に皆さんが軽く試せるところまで出せたら面白いんじゃないかなと、今、思っています。来月はどうします? この延長でいくか、それとも新しいネタで、コンテクストを話していくというと、何かアイデアはあります?

○大関:アイデアも何も、僕は走り続けるしかないので、これを作り切っちゃいますけれどもね。

○観山:うん。オーケー。

○大関:作り切って、触ってもらえるように、できればしたいなと思っていますね。

○観山:そうですね。

○大関:はい。

○観山:次回も、続きという感じでいいのかな。

○大関:はい、頑張ります。いや、このイベントの直前まで、1時間半ぐらいまで、必死でございましたけれども、それがないと人は頑張らないので、断末魔はどこでしたっけ。あ、ここですね。やっとできたよ、6時って。

○観山:私は気楽なもんで。

○大関:ここに至ればもう。でも、ここに至れば、本当に、後は見てくれであったり、細かい作り込みに入ることができるので、楽しいところまでやってきたかなと思いますので、皆さんも、次回、楽しみにしていただければと思います。

○観山:はい、よろしくお願いします。

○大関:はい。というわけで、8時までのイベントでございましたけど、5分延長してしまいまして、申し訳ございません。ただ、こちらのYouTube配信の概要のところにアンケートがございますので、今日見ていただいて、どんな感想だったか、書いていただけると、それをみんなで読んで、一喜一憂することができて楽しいということでございますので、概要のところにあるアンケートをぜひともお答えしていただければと思います。

 ありがとうございました。本当に見てくれているというのが、一番僕らにとってエネルギーにもなりますし、そういった方々も、ずっと何回か聞いていて、あ、シグマアイってこういう乗りなんだと言って、ちょっとコメントしてみよう、質問してみようというのを増やしてみるとか。

 それこそ僕ら自身が、先ほどのアプリみたいに、丸が動くがごとく、そう言われたらこう返すみたいなところで、リアルタイムなレスポンスを楽しんでいる節もありますので、今後ともどうぞごひいきに来ていただければと思います。

○観山:はい、よろしくお願いします。

○大関:はい。では、だいたい1カ月後でございますけれども、次回、通知させていただきますので、引き続きウオッチしていただければと思います。それでは、また来月、次回よろしくお願いいたします。

○観山:よろしくお願いします。じゃあね、じゃあね。

○大関:じゃあね。

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