世界を代表する会社を創る。
その実現に向けて、日本トレカセンターは今まさに事業と組織を急拡大させています。
「トレカ×テクノロジーで、感情を動かす体験を届ける。」
トレーディングカードという領域にテクノロジーを掛け合わせることで、これまでにない新しい価値を生み出しているスタートアップです。
変化し続けながら、10倍・100倍の価値創造を目指す組織。
これまで、代表と五人の部長に話を聞いてきました。
六人の経歴は、バラバラです。
取材もすべて別の日に、一人ずつ行っています。
それでも六本を並べて読み返すと、驚くほど重なる部分がありました。
六人の言葉が重なったところに、この会社の文化と、求める人の姿がありました。
「まだ途中です」と、六人全員が言った
(写真:取締役・小川さんのインタビューより)
取締役の小川さんは、創業三年で数百億円規模まで来た現状について、こう言いました。
小川:「ようやくスタートラインに立てたと思っています。」
マーケティング部長の阿部さんは、この会社をこう表現しました。
阿部:「経営陣も100点じゃないんですよ。でもだからこそ、一緒に作る余白がある。」
MVPを受賞した管理部長の松津さんも、受賞をこう受け止めていました。
松津:「今回の受賞は、管理部がまだまだ活躍できる余地がこの会社にあるという証明だと思っています。」
代表の大山さんは、目標との距離についてこう話しています。
大山:「道のりが遠すぎて、まだまだいけるなっていう感覚は途絶えてないんですよね。」
そして人事部長の黒川さんは、この会社の現在地を二文で言い表しました。
黒川:「整ってはいないけど、動いている。完成してないけど、伸びている。」
「まだ途中」と言うのは、謙遜ではなく現状認識なのだと思います。
誰も「自分たちの実力だ」と言わなかった
(写真:代表取締役・大山さんのインタビューより)
創業から数年でこの規模まで来た会社なので、成長の理由を聞けば自社の戦略や実行力の話が出てくると思っていました。
返ってきたのは、逆でした。
大山:「自分、まぐれでここまで来たと本気で思ってるんですよ。」
大山:「起業してきて、初めてこんなに伸びる経験をしました。マーケットって大事なんだなって、ここで初めて実感して。」
取締役の小川さんは、さらに踏み込んでいました。
小川:「ぶっちゃけ、僕らが成長させてきたわけじゃないんですよ。マーケットが良かったから伸び続けた。」
では、何をしたのか。
小川:「その成長を止めないように、必死だっただけです。」
松津さんも、MVPについてこう話していました。
松津:「自分の結果でもあると自負しつつも、それ以上に、管理部のメンバーや、社内の皆のおかげです。自分はたまたま代表して受け取っただけという感覚です。」
自分たちの手柄にしない。この共通点は、六本を通して一番驚いた部分でした。
(写真:管理部・松津さんのインタビューより)
六人全員が、うまくいかなかった話をした
そして全員が、自分の失敗を正直に話してくれました。
大山さんは、創業前にアプリを九個作って当たらず、借金もし、クレジットカードが払えない時期もあったと話しています。
小川さんは、自分の会社での六〜七年をこう振り返りました。
小川:「正直、あんまりうまくいってなかったです。仲間割れも経験しました。」
オペレーション部長の矢野さんは、サッカーの日本代表候補の最終選考で落ちた経験を持っています。
矢野:「最初の2年間は、正直サッカーを諦めた後悔を引きずっていました。」
黒川さんは、大手IT企業で支社長まで務めたあとにケニアへ渡り、帰国後に起業してもなお、こう感じていたといいます。
黒川:「自分は何を積み上げているんだろう。」
順調な人だけが並んでいる会社ではありませんでした。
(写真:人事部・黒川さんのインタビューより)
AIについて、取締役が「一番ミスった」と話した
六人とも、AIの話をしました。
代表の大山さんは自分で社内ツールを作ったと話し、人事部長の黒川さんは人事評価制度を設計しながらAIツールも自作しています。阿部さんはマーケティングの施策の九割を自動運用する状態を目指し、矢野さんはAI検品システムや需要予測システムを構築中です。
面白いのは、全員が「まだ正解が分からない」と言っていることでした。
その中でも踏み込んでいたのが、取締役の小川さんです。
一年半前に、採用を全部止めてAIに全振りする意思決定をしたそうです。結果は、うまくいきませんでした。
小川:「それがこれまでで一番ミスったなと思う意思決定ですね。」
小川:「AIなしでは回せない。でもAIだけでも無理だった。正解はまだ見つかってないですけど、毎日どこまでをAIに委任してどこから人間がやるのか、いろいろ試してる感じです。」
阿部さんの整理の仕方も印象的でした。
阿部:「ロジカルな領域はAIに任せて、人間はうまくいくか分からない領域での試行錯誤に、集中できるようになる。」
AI活用を掲げる会社は増えていますが、経営陣が失敗を名指しで公開している例はあまり見ません。
「ええ奴」を、六人が別の言葉で説明した
日本トレカセンターのバリューの一つ、「ええ奴」について。六人に聞くと、全員が違う言い方をしました。
大山さんは、判断基準をこう話しています。
大山:「基本的にはフィーリングで判断してます。でも、合わへんタイプははっきりしてて。」
大山:「自分より立場の弱い人間に強く当たる人。そういう人って、うまくいってる時はいい顔するんですよ。でも苦しくなった時に本性が出る。」
黒川さんは、こう定義しました。
黒川:「頭がいいとか実力があるとかじゃなくて、仲間と一緒に困難に向き合える人。」
小川さんは、コミュニケーションの側から説明しました。
小川:「率直なコミュニケーションが取れる人、いいことも悪いこともきちんと伝えられること。」
松津さんの答えは、二語だけでした。
松津:「プライドと、誠実さ、ですかね。」
そして阿部さんは、入社して最初に感じたギャップとしてこの言葉を挙げていました。
阿部:「みんなええ奴で。本当に良かったです。」
定義が完全に揃っているわけではありません。ただ、六人とも「単に優しい人」という意味では使っていませんでした。
求める人は、六人でほぼ同じだった
一番きれいに重なったのが、ここです。
大山:「オフィスで机が汚いと気づいた時に、『汚いな』と思うだけで終わる人と、『片付けよう』と動く人がいる。その差だと思ってて。」
阿部さんは、こう言っています。
阿部:「素直で、自分で手を動かせる人。アイデアが浮かんだら、とりあえずやってみましたって言える人ですね。」
小川さんは、曖昧さへの耐性を挙げました。
小川:「指示待ちではなく、自分で課題を見つける人。それと曖昧な状況でも仮説を置いて進められる人と働きたいですね。」
そして黒川さんと矢野さんは、まったく同じ言葉を使っていました。
黒川:「答えはAIが出す時代なので、正解を持ってきてほしいわけじゃないんです。むしろ、どんな問いを立てられるかの方が大事。」
矢野:「与えられたことをこなすだけじゃなくて、自分で問いを立てられる人。」
別々の取材で、六人が同じところに着地していました。
向いていない人についても、正直に
(写真:グロース部・阿部さんのインタビューより)
同時に、全員が「合わない人」の話もしました。
阿部:「成長の負荷を理解していない人や、うまくいかないことを他人のせいにしがちな人。」
小川:「決まった役割の中で安定的に働きたい人や、前提が変わることに強いストレスを感じる人にとっては、決して楽な環境ではないと思いますね。」
黒川:「昨日の方法が今日通用するとは限らない環境。それをストレスに感じる人より、面白がれる人の方が圧倒的に向いています。」
松津さんは、自分の部署についてこう話していました。
松津:「うちの管理部はまだまだ整備の途中で、大変な状況に直面することもあります。」
厳しい環境であることを、誰も隠しませんでした。
二人が、同じ比喩を使っていた
(写真:オペレーション部・矢野さんのインタビューより)
最後に、小さな偶然を紹介します。
大山さんは、仕事をこう表現しました。
大山:「毎日が高校の文化祭みたいな感覚なんですよ。良い仲間と肩を組んでいる感じというか。」
一方、矢野さんが話してくれたのは、入社直後の話でした。出荷件数が突然三倍に増え、ボードメンバー全員で夜通しピッキング作業をする日々が続いたそうです。
矢野:「深夜に倉庫でみんなで黙々と作業してて。体はしんどいんですけど、なんか文化祭みたいで楽しかったんですよね。」
一人は日々の仕事を、もう一人は一番忙しかった時期を、同じ言葉で表現していました。
六人に共通していたのは、自分たちを大きく見せなかったことです。
まだ途中だと言い、自分の実力だとは言わず、失敗した話をして、合わない人のことも隠さない。
これがこの会社の文化です。掲げられた言葉ではなく、六人が別々に口にしたことの重なりが、そのまま答えでした。
そんな方たちが、いま「この数年で日本一面白い会社になる」と言っています。
まだ途中だということは、まだ余白があるということでもあります。
まずは一度、話を聞きに来てみてください。
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