【JTCC People#23/部長】「日本人の米国公認会計士が、守りに来た。」海外を駆け抜けて、日本へ。希少なキャリアの持ち主が語る、この会社の話。
世界を代表する会社を創る。
その実現に向けて、日本トレカセンターは今まさに事業と組織を急拡大させています。
「トレカ×テクノロジーで、感情を動かす体験を届ける。」
トレーディングカードという領域にテクノロジーを掛け合わせることで、これまでにない新しい価値を生み出しているスタートアップです。
変化し続けながら、10倍・100倍の価値創造を目指す組織。
今回話を聞いたのは、経営戦略室に所属する星野さん。
10歳でニューヨーク、25歳でハワイ、31歳でロサンゼルス、35歳でダラス、そして日本へ。靴屋の店長をしながら米国公認会計士(USCPA)を取得した、唯一無二のキャリアの持ち主です。
華やかなキャリアとは裏腹に、ゆっくりと、にこやかに、丁寧に言葉を選んでくれる人でした。
ニューヨーク、ハワイ、テキサス。どこにも分類できないキャリア
10歳でニューヨークへ移住し、高校卒業まで現地で過ごします。
大学に進学しながら、公認会計士を目指して勉強を続けていましたが、日本の試験には2度挑戦して不合格。
そのタイミングで、グリーンカードの維持という現実的な問題にも直面します。
「じゃあ、アメリカに戻ろうと。」
進路を切り替え、米国公認会計士の取得へ。
25歳でハワイへ移住し、選んだ仕事が高級紳士靴のセレクトショップ。気づけば店長になっていました。
「靴屋で働きながら、USCPAの勉強をしていたんです。」
USCPA合格後、当時はリーマンショック後で就職は困難。
会計士としてのキャリアではなく、“そのまま靴屋に残る”という選択をします。
「今思えば、あれは大きな遠回りでしたね。」
結婚や第一子誕生を経て、「やはりこのままではいけない」と決意。
ロサンゼルスで会計士としてキャリアをスタート。その後テキサスへ移住し、大手会計事務所で監査からアドバイザリー部門へ。
その後、家庭の都合で日本へ帰国し、日本トレカセンターへ入社しました。
「アドバイザーとして支援する側だけでなく、事業会社の内側から事業を動かす経験がしたかった。両方を経験することで、本当の意味で強いキャリアが作れると思っています。」
アドバイザーとして外から見てきたからこそ、わかることがある。この会社の挑戦は、ここにいなければ経験できない。そう思って飛び込みました。
「30歳を過ぎて会計士キャリアをスタートしたので、超オールドルーキーなんですよ。」と笑いながら話してくれました。
でも着実に。それが星野さんのスタイルです。
“支援する側”から“実行する側”へ。その選択が、キャリアの軸を大きく変えました。
この業界の認識を変える
星野さんの仕事の核心の一つが、ビジネスの土台を整え、成長を支えることです。
監査対応や外部アドバイザーとの連携、そして法的な観点からのチェックなど、事業の土台を支える役割を担っています。
新しい産業を切り拓く会社には、必ずこのフェーズがあります。前例のないビジネスだからこそ、ルールそのものをデザインしていく必要があります。
「グレーな部分を、どう白に近づけていくか。それを各国の専門家と一緒に設計しています。」
日本・アメリカ・アジアの弁護士と連携しながら、その道筋を一つひとつ作っていく。
地味に見えて、実はこの会社の未来を切り拓く、最も創造的な仕事のひとつです。
星野さんはそれを、淡々と、でも確実に進めています。
「サッカーでいうディフェンスライン」として、会社を守る
星野さんは今、会社の大きな挑戦を支える「守りの役割」を担っています。
「僕の役割は、サッカーでいうディフェンスラインです。オフェンス側がどんどん攻めていく中で、ラインを守りながらアイデアを潰さずに一線を引く。」
その過程では、“攻めたい現場”との衝突も避けられません。
事業をどんどん拡大していくチームと、ガバナンスを整えるチームがぶつかり合いながら推進していきます。
“アイデアは潰さない。でも、一線は越えさせない。”
そのバランスを取り続けることが、星野さんの仕事の核心です。
そのディフェンスラインの仕事を支えているのが、AIの活用です。
アドバイザリー出身者として「相手が何をするか知っている」強みを活かし、AIに作業を任せながら質を担保するアプローチを取っています。
「AIに頭脳労働を任せて、人間は精緻なプロンプトを作り、アウトプットをレビューする。そして過去に培ってきた人とのつながりで勝負する。それが今の時代のやり方だと思っています。」
大山さんという人と、この会社の文化
入社してから、肌で感じたことがあると星野さんは話します。
「この会社ってものすごいスピードで成長していて。そして、みんな純粋なんですよ。」
事業に本気で向き合い、楽しみながら仕事をしているメンバーが多い。
一方で、急成長ゆえの“粗さ”もあるといいます。
「だからこそ、僕らみたいな役割が必要になる。」
攻めるチームと、それを支えるチーム。そのバランスが、この会社の特徴です。
そしてもう一つ、象徴的なのが組織のフラットさ。
その中心にいるのが、代表・大山さんです。
「大山さんは24時間会社のことを考えていて、いろんなところにアンテナを張り巡らせて、マルチタスクをこなしている。すごい万能な方だと思います。」
ただ、星野さんが一番印象に残っていると話すのは、大山さんの”スタンス”でした。
「みんなに分け隔てなく、同じ目線で常にいる。全員に敬語で接して、そのスタンスを崩さない。すごくユニークな社長像だと思うんですよね。」
トップが率先して”フラットでいること”を言葉と行動で示し続ける。それが組織の文化として浸透しているといいます。
プロフェッショナルファームを経験してきた星野さんだからこそ、その言葉には重みがありました。
人のために動けば、必ず返ってくる
最後に、これを読んでいる人へのメッセージを聞きました。
「結局、人のために動いて、たくさん徳を積んでいれば、絶対自分にも返ってくると思うんです。まだ若いメンバーたちには、とにかく一生懸命、情熱を持って目の前の仕事に取り組んでほしい。そしたらみんなハッピーなんで。」
急かすでも煽るでもなく、静かにそう言いました。
役職やスキル以上に、人としてどうあるか。それが、この会社では重要だといいます。
この会社が描いているビジョン通りに進めば、歴史に名を刻めるような会社が生まれる。その挑戦の真っ只中に、今います。
リスクはある。でも、その分リターンも大きい。
この場所でしか得られない経験が、確かにあります。
一緒に、歴史を作りに来ませんか。
まずは一度、気軽にお話ししましょう。