こんにちは!株式会社BALZの採用担当です。弊社では「BALZのリアルを届ける」を目的に、働く社員インタビュー記事をお届けしていきます。
「ファンの方の喜んでいる姿を見られることが、他の職種では経験できないやりがいなんです」
そう語るのは、入社わずか1年半でFCチームの管理者として活躍する村上さん。彼女が日々感じているのは、デジタル時代だからこそ生まれる新しいファンとの距離感と、それを支える若手チームの成長力でした。
「アーティストさんの個性を大切にしながら、ファンの方に安心して楽しんでもらえるコンテンツを届ける」——そんな想いで、月額制ファンクラブサイトの運用に取り組む彼女の姿勢からは、デジタル時代のファンエンゲージメントの最前線で働く充実感が伝わってきます。
紙からWEBへ。エンターテインメント業界の変革期において、株式会社BALZのFCチームではどのような人材が活躍し、どのような成長環境が整っているのでしょうか。
今回の記事では村上さんの視点から、デジタル時代のファンダム運営の面白さと、若手が主体的に成長できるBALZの土壌を探っていきましょう!
「ファンの喜びを間接的に確認できる」デジタル時代ならではのやりがい
BALZのFCチームは、エンターテインメント業界の有料ファンクラブサイトを運用する専門チームです。アーティストの方々が更新するブログを、校正・校閲からサイト掲載まで一貫して担当しています。
最も印象的なのは、エンドユーザーであるファンの方々の反応を直接感じられることです。Xでブログタイトルやファンクラブ名を検索すると、喜んでいる姿や感想が溢れていて、「自分たちが運営するコンテンツで、こんなにも多くの人が喜んでくれているんだ」という実感を得られます。
これは、校正・校閲の仕事としては珍しいことかもしれません。通常、校正・校閲は「縁の下の力持ち」的な存在で、読者の反応を直接見る機会は少ないものです。
しかし、FCチームではファンの方々の生の声や感情をリアルタイムで感じられる。この距離感の近さが、デジタル時代のファンクラブ運用ならではの大きなやりがいになっています。
しかも、単なる文字媒体ではなく、動画コンテンツや生配信、質問募集など、WEBならではの多様なコンテンツ形式を通じて、ファンとアーティストの新しい交流の場を創出しています。紙媒体では実現できなかった、よりインタラクティブで豊かなファン体験を提供できることに、大きな意義を感じています。
「アーティストの個性を守りながら、ファンを守る」絶妙なバランス感覚![]()
FCチームの業務で最も興味深いのは、一般的な校正・校閲とは異なるアプローチが求められることです。
新聞や書籍では、辞書と照らし合わせて正しい日本語に直すことが基本です。しかし、アーティストの個人ブログでは、あまりにも厳密に直してしまうと、その人らしさや個性が失われてしまうんです。
「この人は天然キャラ」「この人は頭がいいキャラ」——チーム内では、各アーティストの特徴を一覧化して共有し、それぞれの個性を大切にしながら校正・校閲を行っています。まさに、アーティストらしさを守りながら、ファンにとって安心して楽しめるコンテンツに仕上げるという、高度なバランス感覚が求められる仕事です。
特に、デジタル時代ならではの課題として、炎上リスクの回避があります。スクリーンショットで瞬時に拡散される可能性があるため、出す前にしっかりと見極める必要があります。
ファン目線での校閲ができるスタッフがいることで、「この表現はファンの方が疑問に感じるかもしれない」というリスクを事前に察知し、ファンの気持ちを理解した上での運用を心がけています。
入社1年半で管理者へ|「臨機応変さ」が鍵となる成長環境![]()
私は前職でガーデン雑誌の編集をしていましたが、校正能力を周りから褒められることが多く、「もっと校正に力を入れている会社で学びたい」という想いでBALZに入社しました。
入社1年半で管理者に抜擢された背景には、BALZの年功序列ではない実力主義の文化があります。ディレクターの方々が個人の適性を見極めて、様々な業務を経験させてくれる環境が整っているんです。
FCチームで活躍する人材の特徴として、「臨機応変に対応できる力」が挙げられます。校正・校閲や運用業務は一見、決まった流れに沿って進める仕事のように思えますが、実際には多くのイレギュラーが発生します。
更新時間ギリギリに原稿が届いたり、急なコンテンツ変更があったり。そんな時にいかに冷静に対応できるかが、チーム全体のパフォーマンスを左右します。
また、「チーム全体を俯瞰して見る力」も重要です。管理者として、一人にタスクが偏らないよう全体のバランスを調整し、チーム全体で円滑に業務が進むようにコントロールする役割を担っています。
若手中心の組織力|「支え合い」が生む高品質なアウトプット![]()
FCチームの大きな特徴の一つは、メンバーの大半が20代〜30代の若手であることです。この若い世代だからこそ、リモートワークでも活発にコミュニケーションを取り、お互いをサポートし合う文化が根付いています。
「コミュニケーション能力の高さ」と「周りに頼る力」が、特に活躍している人材に共通する特徴です。困った時に一人で抱え込まずに周りに相談できる人、チームの効率化につながる提案ができる人が、結果的に高いパフォーマンスを発揮しています。
指導体制も充実しており、私自身も入社後に指導担当を経験することで、「どう伝えたら相手に伝わるか」を深く考える機会を得ました。教える立場になることで、改善点が見えてくるという好循環が生まれています。
最近では、元々ファンクラブ運用のみを担当していたFCチームが、エンタメサイトの運用も引き受けるなど、業務範囲の拡大も進んでいます。WEB運用の基本的なスキルは共通しているため、FCチームで培った経験が他の領域でも活かされています。
「細かい部分に気づける力」BALZらしさを体現する理想の人材像
言っておきながら私、普段はすごく大雑把なんですけど(笑)
でも、大学時代に植物の専門店でアルバイトをしていた時の経験が、今の仕事にも活かされています。Instagram投稿用の写真を撮影する際、オーナーさんから「人は良い部分よりも、ゴミなどの写ってしまった悪い部分に目を向けがちだから、そういうところも意識して撮影してほしい」と指導されたことがあって。
それが細かい部分に気づくようになったきっかけかもしれません。そういった「良くないところに先回りして気づく力」って、ファンクラブ運用でも本当に重要だと感じています。
校正・校閲の枠を超えた「WEB運用のトータル体験」
BALZのFCチームを選ぶ最大のメリットは、校正・校閲だけでなく、WEB運用全般を学べることです。メディアチームが校正・校閲に特化しているのに対し、FCチームでは入稿から掲載まで一連の流れを経験できます。
また、資格や実務経験の縛りがないことも大きな魅力です。「校正・校閲をやりたいけど資格がない」「初心者だから不安」という方でも、安心して挑戦できる環境が整っています。
現在、FCチームでは「できることはどんどん試していきたい」という姿勢で、WEBという大きなフィールドで常に新しい挑戦を続けています。
デジタル時代のファンクラブ運用は、単なる情報発信ではなく、ファンとアーティストの新しい繋がり方を創造する仕事です。生配信、質問募集、動画コンテンツなど、従来の紙媒体では実現できなかった豊かなファン体験を提供し、エンターテインメント業界の未来を最前線で支えている実感があります。
変化の激しいエンターテインメント業界において、BALZのFCチームは常に新しい挑戦を続けています。
もしあなたが、デジタル時代のファンエンゲージメントの最前線で働きたい、推し活の経験を活かしながら専門スキルを身につけたい、若手が主体的に成長できる環境で自分の可能性を広げたいと思うなら——きっと、今のBALZのFCチームはぴったりの場所になるはずです。
少しでも気になってくださった方はぜひ、「話を聞いてみたい」からエントリーをお待ちしています!