人事インタビュー|個人の″やってみたい″が事業になる ~子会社TOiRO創設者が語る、これからの会社を導く「仲間づくり」とは~
こんにちは!HR戦略本部の加藤です。
今回はMOVER&COMPANY執行役員兼HR戦略本部の責任者であるY.M.さんにお話を伺いました。
Y.M. さんは、創業間もない頃からのメンバーで、グループ会社であるTOiRO株式会社の創業者でもあり、MOVER&COMPANYの先頭でアントレプレナーシップを体現してきました。
インタビューでは、MOVER&COMPANYの「事業」と「人」についてお話いただきました!
さらに、後半には新卒採用についても解説いただいています!
❚ 入社経緯
―MOVER&COMPANY(以下ムーバー)へ入社した経緯を教えてください。
以前働いていた会社のクライアントがムーバーであったことが弊社を知ったきっかけです。
入社の決め手となったのは、当時担当していた事業の買い手として、社長の篠崎が真っ先に手を挙げてくれたことです。
他にも何社か買い手はあったのですが、話をしてその場で即決してくれたのは篠崎だけでした。「事業というよりも、眞野目さんという『人』を買うつもりです。」と言ってくれたのが強く印象に残っています。
「人への投資」という言葉はよく聞きますが、実際にある程度の規模の事業買収を即決してくれたのは、その理念を本気で体現しようとしている何よりの証拠だと思います。こうしたエピソードがムーバーには数多くあり、まさに「人に投資する会社」であることを表していると感じます。
こうした経緯があり、ムーバーに入社しました。入社当時はまだ社員が5人程度でした。
❚ 自社事業について
「人」を軸にした新たな挑戦、「キャリアクリエイト事業部」
―ムーバーで立ち上げた事業について教えてください。
ムーバーで私が最初に立ち上げたのは「キャリアクリエイト事業部」という、人事コンサル事業、人材紹介事業、人材教育事業の3つから成る事業部です。
キャリアクリエイト事業部が立ち上がったあとには、「ボトムアップインターン」という、大学1,2年生に限定したインターン生の受け入れを開始しました。その後、このインターンは「Mirai Ship」と名前を変え、大学で単位が認定されるインターンとして現在までに延べ55校の大学生が参加するまでに成長しました。
人材事業のブランディング、「TOiRO株式会社」設立
―子会社のTOiRO株式会社について教えてください。
この一連の事業を前進に、ムーバーの子会社として2019年に「TOiRO株式会社(以下TOiRO)」を設立し、私が社長に就任しました。TOiROを設立した大きな理由としては、コンサルティングファーム内の事業部というフィルターを外し、人材事業に特化したブランディングを図りたかったところにあります。
TOiROでは、キャリアクリエイト事業部で取り組んでいた事業に加えて、中間管理職を支援する新規事業にも着手しました。
今日の日本では、本来、やりがいが大きいはずの中間管理職になりたくないという社会人が多くいます。この現象は、ひとえに中間管理職の負担の大きさに起因しています。私は、この中間管理職を支えないことには、日本が元気にならないと考え、「e-manager」という新たなサービスをリリースしました。
TOiROでは教育事業と法人事業の両輪から、「人」を支援し、日本を元気にする取り組みに注力しました。
MOVER&COMPANYで事業を立ち上げる意義/利点
―ムーバーで事業を運営してよかったことは何ですか?
ムーバーで事業を立ち上げる大きな利点は、ビジネスの成功に欠かせない資金と人的リソースがスピーディに確保できるところです。
弊社では、コンサルメンバーが事業部や子会社にスポットでジョインして事業の推進をサポートしてくれる体制が整っています。この点は新規事業を推進するうえで一番の利点ですね。
特に、e-managerをリリースした際にその利点を体感しました。
同じ規模感のSaaS型事業を立ち上げる場合、外部に開発を委託すると通常は約1年かかります。
しかし、e-manager立ち上げの時には、グループ内のコンサルタントとエンジニアが連携し、わずか4カ月で完成させることができました。さらに費用も、外部委託した場合の約1/3で収めることができました。
そのうえ、リリースしてからも小さな修正のみで大きな障害は発生しませんでした。品質とスピードを両立できるのは、まさにムーバーならではであり、強みだと感じた瞬間でした。
このように、「やってみたい」というビジョンを形にしてくれる優秀なメンバーが、グループ内に多数在籍していることは本当に心強いです。
―他のコンサルティングファームと比べた時のムーバーの特徴は何ですか?
他のコンサルティングファームの中にも自社事業を持つ会社は複数あるのですが、ここで特徴になってくるのは、事業の主語が「個人」であるか「会社」であるかの違いです。
自社事業を立ち上げる際は、会社の成長戦略の一環として、新規事業の立ち上げやM&Aで事業買収を行うという考え方が一般的です。
一方、ムーバーでは「個人の物語」から事業が始まります。これまで、「こういう社会問題を解決したい。」「ここにビジネスチャンスがある。」という声に対して、「じゃあやってみようか」と会社が後押しして新たな取り組みが生まれてきました。
❚ 新卒採用について
―現在の担当業務について教えてください。
現在は、TOiROの代表を後任の鶴巻に引き継ぎ、取締役として関わりながら、MOVER&COMPANYのHR戦略本部の責任者として、人事・採用活動・ブランディングに注力しています。
ムーバーは今後、さらなる事業拡大を見据え、グループ全体で300人体制の組織へと成長することを目指しています。
いわば第二創業期ともいえるこのタイミングで、重要な課題となっているのが「組織人事」です。
この課題に横断的に取り組むため、今年、新たにHR戦略本部を設立しました。
私はこれまでの事業で培ってきた人事領域のノウハウや、社内で築いた人間関係を活かしながら、より強固な組織づくりに挑戦しています。
―新卒採用で求める素養は何ですか?
まず、弊社が掲げるMOVERな人であることですね。
また、私自身が新卒社員に求める素養は、助けてくれる「仲間」を集められるかどうかです。
私自身、できることが限られている中で、大きな課題を解決するときには、スキルを持っている方や優秀な方に助けてもらいながら乗り越えてきました。
助けてくれる人を増やせる人は、どこにいても活躍することができると思います。
新卒社員にスキルや経験がないのは当たり前で、その状況でどれだけ周りに助けてもらえるかが大事ですよね。
―Y. M. さんが考える「ムーバー」とはどんな人ですか?
一言でいうと「考動型人材」だと思います。
例えば、私の事例として、代表の篠崎に週1回かならず新規事業計画をプレゼンしていました。
今のTOiROのサービスになる前に、幾度もサービスを試していましたね。
誰かに言われたからとかではなく、本気でやりたいのであれば、自ら機会を作ればいいだけです。
与えられた枠を超えて、行動し続けられる人がムーバーだと思っています。
―学生のうちにどのような課題に取り組んでいた人を求めていますか?
取り組んできた課題はなんでもいいのですが、アルバイトやサークル、インターンなど1人では取り組むことができない課題に対して、誰をどのように巻き込んできたか。
自分で感じた課題に対して、誰を仲間にしてどのように取り組んできたのかが重要だと思っていいます。
自分で考え行動できる考動型人材として、課題解決をしてきたエピソードを話してもらいたいです。
❚これからのキャリアについて
事業家集団のムーバーグループへ
―Y. M. さんのこれからのキャリアビジョンについて教えてください。
これからも事業をやっていきたいです。
自分のようにムーバーの中で事業をやっていく人を増やし、個人の「やってみたい」を経験者としてサポートしていきたいです。
これから新卒で入ってくる人たちが5年後、10年後には子会社で事業をやっている状況を作っていきたいですね。
将来的に事業が10個、20個あるムーバーグループができたら、とても素敵だと思います。
―ムーバーでアントレプレナーを体現してきたY. M. さんとして、将来の事業家たちをどのようにサポートしていきたいですか?
グループのリソースをどのように集約できるかを一緒に考えて、サポートすることができると思います。
「こういうことしたいなら、このくらいの予算だよね」とか、「それやりたいならこの人員が適任だよね」など、グループのリソースを最大限活用する方法を一緒に考えてあげたいです。
❚ ムーバーへ興味を持っている方へ
―最後に、エントリーを検討している皆様へメッセージをお願いします。
一言でいうと、自分のありのままを話してほしいです。
ムーバーは他社に比べるとかっちりとした雰囲気の面接ではなく、その人のことを理解するための面接をしています。
これまで、どんな人生を歩んできて、どんな苦労を乗り越えてきたのか、その人のありのままを知りたいです。
極論ですが、面接の後に一緒に呑みに行けるくらいの雰囲気で話したいですね(笑)
事業や仕事を一緒にやっていく人となると、意外とスキルや能力よりも、どれだけ思いの丈を熱く語り合えるかが大事だと思います。そういった人たちを集めるのがムーバーの採用活動だと考えています。
新卒にスキルがないのは当たり前です。なので、新卒採用では個人の内面にフォーカスして、会社に合うかどうかを見ています。
ムーバーでは、選考の前に「カジュアル面談」の機会を設けています。
選考ではなく、私たちと応募者の双方がフラットにお話しできる場として行っています。
この記事を読んで少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひ気軽にご応募ください。お話しできるのを楽しみにしています。