こんにちは!エムホールディングス広報担当です。
本日は、『株式会社マインドウェイ』代表 ”立松翔” さんに、インタビューを行いました。
◆ はじめに
「平均年齢24歳、未経験特化、そして“ビジョン設計”まで支援する人材紹介会社。」
それを実現する『株式会社マインドウェイ』代表の立松翔さん(25歳)。
プロ野球選手を目指していた少年が、なぜ起業家になったのか? そして、なぜ、“未経験から事務職”という市場に挑み、M&Aを決意したのか。その背景には、リアルで泥臭い経験と、等身大の情熱がありました。
◆ 株式会社マインドウェイとは?
——はじめに、『株式会社マインドウェイ』の事業内容について教えてください。
「当社は人材紹介事業を行っており、特に未経験から事務職に挑戦したい方々に特化した転職支援を行っています。一般的な求人紹介だけでなく、キャリアの“ファーストステップ・セカンドステップ・サードステップ”まで、ビジョンを一緒に描くところから始めているのが特徴です。」
◆ マインドウェイの強みは「若さ」と「スピード感」
——他社と比べて、御社ならではの強みは?
「大きく2つあります。1つ目は、社員の若さ。平均年齢は24歳でエネルギッシュなメンバーが多く、フットワークの軽さや柔軟な対応力が強みです。
2つ目は、スピード感のあるマッチング。他社さんだと内定まで2〜3ヶ月かかるような案件も、弊社では2〜3週間で入社まで進むケースも多くあります。企業との密な連携が背景にあります。」
◆ プロ野球選手を目指していた少年が起業家に
——立松さんは現在25歳とのことですが、どんな人生を歩んできたのでしょうか?
「大阪府の高槻市出身で、子どもの頃からずっと野球一筋でした。大学3年まで本気でプロを目指していましたが、ある経営者の方との出会いをきっかけに、“起業”という道を意識するようになったんです。」
——なぜ起業という決断を?
「父が経営者だったこともあり、もともと起業に対する抵抗はありませんでした。ですが一番大きいのは、大学時代に出会ったある社長に憧れたこと。“こんな大人になりたい”って、心から思ったんです。」
◆ 資金ゼロ、残高ゼロのリアル。乗り越えた「起業1年目の壁」
——起業してから苦労したことは?
「資金繰りが一番大変でした。人材紹介業は入金までに時間がかかるんです。広告費や人件費が先に出ていくので、最初はかなり苦しかったですね。
事業スタート時、用意できたのは自己資金300万円。でも、広告費などで総額800万円が必要とわかり、500万円足りないという崖っぷちに。
銀行を駆けずり回って、なんとか創業半年で500万円の融資を獲得しました。その翌月、ギリギリで売上が着金。本当に、あと1ヶ月遅れてたら潰れてました。」
◆ なぜM&Aを決断したのか?
——今回、M&Aを決意された背景を教えてください。
「2つあります。1つは、事業のスピード感をさらに上げるため。2つ目は、クライアントや社員にもっと良いサービスや機会を提供したいという思いです。
もちろん資本的な意味もありますが、それ以上に、大手との連携によって得られるノウハウやスケールの可能性に惹かれました。社員にも“ここで働いてよかった”と思ってもらえる会社にしたい。それがM&Aを決意した一番の理由です。」
このM&Aを支援したのが、エムホールディングスです!
実際にM&Aを経験した担当者が売り手の気持ちに寄り添い、形式的ではない、本音ベースのやり取りができたことが、信頼の決め手だったといいます。立松さんは「最初の打ち合わせから“この人たちとならやっていける”と直感した」と語ります。
エムホールディングスでは、表面的な財務分析だけではなく、経営者の想いや事業の可能性に目を向けた支援を行っています。『株式会社マインドウェイ』のような成長志向の企業にとって、安心して意思決定ができる土壌が整っていたと言えるでしょう。
◆ 最後に、これから起業する人や若手に向けて
「何かを始めるとき、完璧な準備は要りません。むしろ、“やってから考える”くらいでちょうどいいと思っています。
僕自身も、最初は全然うまくいかなくて。でも、諦めなかった。誰かの人生を変えるきっかけになれたら、という気持ちだけは、ずっと持ち続けていました。
若さって、それ自体が武器なんです。だからこそ、今の自分にしかできないことを、恐れず挑戦してほしいです。」
【編集後記】
立松さんのインタビューは、華やかな成功ストーリーではなく、リアルな試行錯誤とギリギリの攻防の連続でした。
それでも彼は言います。「やってよかった」「また挑戦したい」と。
未経験からのキャリア構築を支援する『株式会社マインドウェイ』。その裏には、自分自身の経験を武器に、“次の誰か”を支えようとする若きリーダーの姿がありました。
そして今回のM&Aを通じて、彼の挑戦はさらに加速しています。
その歩みを後押しできたことを、私たちエムホールディングスも大変光栄に思っております。今後も、確かなパートナーとして成長を支えてまいります。