【CTOインタビュー 前編】IT業界歴25年のベテランエンジニアが当社にジョインしたきっかけ | 株式会社Abyss Brave Company
皆さんはじめまして。株式会社 Abyss Brave Company 関井です!今回は、弊社CTO阿部へのインタビューによるストーリーを2部構成(前編・後編)でお届け致します。前編では「CTO阿...
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皆さんこんにちは!
株式会社 Abyss Brave Company 関井です!
今回は、弊社CTO阿部へのインタビュー記事の後編をお届け致します。
前編記事はこちら▼
前編では「CTO阿部の人柄や経歴、弊社にジョインしたきっかけ」などについてまとめています。
今回の後編では
「プロジェクトの話や技術領域についての内容、阿部が考える Abyss Brave Companyの未来」について記載しています。
前編に続き、今回も弊社の人や考え方についての理解が深まる記事となっていますので、是非最後までご一読ください!
はい、後編も宜しくお願いします。
Abyss Brave Company CTOの阿部です。
私はこのIT業界を約25年経験しておりまして、主にシステム開発分野に特化したキャリアを積んでおります。
CTOという役職に就いてからはまだ1年ほどですので、これから勉強しながら皆様と共に成長していきたいと思っています。よろしくお願いします。
左:関井 右:阿部
Abyss Brave Company CTO阿部
主にハードウェアベンダーや製造業、電機メーカー向けのシステム開発を中心として、フロントエンド、バックエンド共に様々なプロジェクトを経験。
C++ 5年、Java 10年、iOS (Obj-C/Swift) 3年、Python 6年、AWS 7年
現在は C++ メインで IOT 関連のプラットフォーム開発と Unreal Engine を使った3D映像配信のプロジェクトへの参画をしながら経営・育成に携わる。
弊社は現在2期目なのでそこまで手広く新規案件を獲得しているというわけではなく、今は古くからお付き合いのあるお客様との繋がりを大事にしています。
代表の大西さんがソリューションやアーキテクチャ、インフラ設計や基盤構築といった領域に強いので、担当分けというわけではないですが、私自身は主にシステム開発、評価、運用案件に力を入れています。
関井さんも参画されているメディアコンテンツ系事業のデータ分析案件も、弊社の主要プロジェクトの1つですね。
ご存知のように、弊社メンバーが要件定義からリリース計画、システム開発、運用、保守まで様々なサポートを提供させていただいています。
いわゆる DevOps というやつに属する業務かと思いますが、特に運用面において、緊急を要するインシデント対応の速度と確実さには定評をいただいています。
それができるのは、ただ単に運用に特化しているのでなく、そもそものシステム基盤構築の部分から深く携わらせていただけているから、と考えています。
また、今期は全社として特に即戦力となるエンジニア経験者の採用に力を入れていまして、獲得案件数も徐々に増え、多岐に渡ってきているかと思います。
今のプロジェクト状況的に、DWHを得意とするエンジニアが多いですね。
DWHとしては主にRedshiftやBigQuery、Oracle Exadataを使っていますが、これからはSnowflakeやDatabricksにも力を入れて行きたいです。弊社エンジニアは必要とされる様々なソリューションをうまく使いこなす適応力を持っていると感じています。
また、クラウド技術を広くカバーしていることも強みではないでしょうか。
AWS、Google Cloud、Microsoft Azure、OCI 経験者も多数在職しています。一般的なよくあるウェブアプリや業務システムの構築はもちろん、LLMやMLOPSを活用したシステム開発や、オーディオ機器の管理、映像の配信といった専門性の高い分野にも挑戦しています。
弊社エンジニアが今現在得意としているのは Python、Java、C++ の3軸となります。
しかしながら、この3つの言語を中心に案件獲得を目指しているというわけではないです。
うちの会社に入ったからには必ずこの言語を習得しなさい。ということはせず、技術のトレンドは抑えつつも、基本的には個々のエンジニアが興味を抱いているテクノロジーの研究に取り組んでいただきたいという考えでいます。
理由としてはまず多様性を大事にしたいというのがありますが、もっと根本的な部分で、プログラミング言語を含め、あらゆるITテクノロジーは日々進歩していくので、新しいことに興味関心を持たないことにはどんどんと業界の中で遅れを取って行き、いずれ取り残されてしまうといったことは想像するに容易いですよね。
なので、若手エンジニアの方々の「これをやってみたい!これを極めてみたい」といった熱意を尊重し大事にしていきたいと考えています。
また、ベテランエンジニアに対しても、もう少しベクトルを絞って、同様のサジェスチョンをしていきます。
今得意なプログラミング言語があるなら、
Python から RやTypeScriptへ
Java から KotlinやGo へ
C++ から Rustへ
と、これらはあくまで例とはなりますが、カバーできるドメインを拡げたりとか、よりモダンな開発に適したプログラミング言語の習得を目指してほしいと社内エンジニアへはお伝えさせていただいています。
もっと具体的に、案件獲得にダイレクトに繋げたいということがあれば、今は Next.js や React も将来性のある魅力的な言語だと感じますが、まあ、ビジネス的な優位性だけではなく、個々の「これが好き」という感性が大事ですから。
大雑把に言ってしまうと、『とにかく何でも良いから自分の知らないことに興味を持っていただきたい、そしてそれを極めることで自分の強みにしていただきたい』というところですかね。
私はこの会社で今、CTOという立場にありますので当然ではありますが、会社の人材の技術力強化には力を入れて行きたいです。それをどのように行っていくのか、というのは現実的には難しい所ではあります。ただ、何よりベースとして重点に置いているのは「風通しの良い組織づくり」を目指したいということです。
先ほど、個々の「好き」を大事にしたいという話をしました。
これがまさに組織づくりの土壌としてあって、自由な研究や挑戦に対して排他的でありたくない、皆で協力的な意見を出し合える風土を作り上げたいという想いを私は抱いています。それは研究対象とするカテゴリーに対してのみでなく、練度に対しても同じです。ここに自分とは違う背景と個性を持つエンジニアが居る、ということをまずは皆で大事にしたい。
そのためにはまず私自身が、新しい技術や弊社エンジニアがトライしている課題に対して、何にでも興味を持っていたいですし、できる限り一緒に取り組みたいと思っています。
そして、私が持っている知見を社内に広め、その中から何か1つでも2つでも、誰かに興味を持っていただき、とりあえず真似したりとか、自分なりに楽しくアレンジしてみたりとか、より深く突き詰めてみたりとか、そういったきっかけを与えられたらな、と切に願っています。
そうしたチームとしてお互いを大切に想った上で何でも言い合えるような、風通しの良い風土がいずれしっかりと固まってきたならば、成功も失敗も含めて、たくさんのプロジェクトを通して Abyss Brave Company の仲間たちとかけがえのない経験を得ることができるのではないか、と思量しています。
会社の名前が表しているように、困難な状況でもチームワークを大事にして助け合い、「この苦境と向かい合っているのは自分一人ではない」と勇気を感じ取ってもらえるような、そんな照れくさくも熱い会社組織を皆と一緒に創り上げたいですね。
関井さん、インタビューしてくださってありがとうございました。
また、この記事を見てくださった方々、駄文ではありますが、どこか関心や共感を持っていただける部分があれば嬉しく思います。
もしもご縁に恵まれましたら、勇気をもって、共にこの世界の深淵を楽しみながら冒険しましょう。
前編記事はこちら▼
Abyss Brave Companyでは、様々なポジションでの採用活動を常時実施しております。
最初はカジュアル面談で当社の事を知ってもらえたらと思っていますのでご興味ありましたらお気軽にご応募下さい!