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タイ出張

Piyaneeの紅茶は実際に現地に赴いて、きちんと確認したものだけを日本に持ってきています。チェンライにある茶畑訪問や、新しいタイ紅茶のブレンド開発などをタイに赴き行っています。今はコロナの影響で現地に行くことがなかなかできない状況ですが、今後もブランドを盛り上げるために、美味しさを求めて現地に行くことも多くなると思います。

伝統的チャ樹栽培「ミアン林」

タイ紅茶の魅力その2タイ北部山地には森林を利用しながら古代から維持されているチャ樹栽培があります。収穫された茶葉は発酵茶「ミアン(miang)」と呼ばれる噛み茶に用いられ、食後や来客時に食したり、冠婚葬祭を含む宗教儀礼にはミアンが供されます。林内茶園は「ミアン林」と呼ばれており、その地域周辺には、森林資源を利用し、ミアンを生産する村が点在しています。ミアンは、森を利用しながら自然環境の中で育つため丈夫で、昆虫や寄生虫に対する自然な防御力を備えています。そのため、化学的に合成された肥料や農薬を使用する必要がなく、環境にもやさしい栽培方法で生産することができます。昨今の急激な社会変化に、生活...

森の再生から生まれたタイ紅茶

タイ紅茶の魅力その1タイ最北端の山岳地帯、ラオス、ミャンマーと国境が接するエリアは、「ゴールデントライアングル」と呼ばれ、かつては非合法の麻薬の栽培地域として知られていました。当時、ここで暮らす山岳少数民族の人々は、政府の援助を受けられず、貧しさからアヘンの原料となるケシの栽培をし、大量の森林伐採や焼畑などで森や水源が失われ、貧困問題もさらに深刻化していました。その後、ケシ栽培の取り締まりが厳しく行われ、森林破壊からの森林の再生、地域に住む山岳少数民族の文化を守りつつ、ケシに代わるお茶やコーヒーなどの栽培への転換が始まり、その地域に住む人々の生活向上とともに、森林の回復に努め続け、今では...

Piyaneeのミルクティー

タイティーは、タイでもっともポピュラーな飲み物で、屋台や食堂、フードコートでも販売されており、歩きながら飲んでいる観光客をよく目にします。ピヤニは、日本でタイティーを気軽に楽しめるお店として2018年にオープンしました。丁寧に2回焙煎した茶葉を使用し、ルビーのような濃い赤と、 燻したような独特の香りのタイ紅茶に、練乳を合わせるタイティーを提供しています。無添加無着色の茶葉、抽出の微妙な加減など、自然に優しく、体にも優しく、そして美味しいタイティーを楽しんでいただくために、すべてにこだわったお茶の提供を心がけています。