リクルートで法人営業、広告代理店でマネージャーとして大型案件を担当してきた堀 優奈さん。マーケティングの最前線を走る日々の中で、彼女の軸である「より多くの人に良い影響を与えたい」という想いから疑問や葛藤も芽生えていきました。その答えを探す中で出会ったのが、クライアントの事業に深く入り込み、伴走する営業を実践するAlgoage。
現在は「DMMチャットブーストCV」の営業マネージャーとして、営業だけでなく、マーケティングやプロダクト改善、新たな付加価値の追求にも挑戦しています。
▼インタビュイー
DMMチャットブーストCV 営業マネージャー
堀優奈
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クライアントの成功と、その先にいるユーザーの未来まで。私がAlgoageに決めた理由
――堀さん、これまでのキャリアを教えてください。
新卒で化粧品会社に入社した後、ホットペッパービューティーの営業企画として表参道・青山エリアを駆け回り、大手ブランドサロンの営業支援に携わりました。媒体活用を通してマーケティングの面白さを感じ、媒体の枠を超えて事業を支援したいと思い、未経験で広告代理店へ転職しました。
入社後は「美容」から「金融」へと領域を広げ、月間2億円規模のクライアントを担当し、半年ほどでマネージャーを任されるようになりました。振り返ると、私の原動力は常に「人に良い影響を与えたい」という想いです。その想いは、「担当するクライアントの成功に、誰よりも貢献したい」という信念へと変わり、今も私の背中を押し続けています。
――順調にキャリアを積まれていたように聞こえますが、それでも転職を考えたのはなぜですか?
代理店時代は、未経験からのスタートだったため、日々必死に知識を吸収し、業務にくらいついていました。毎月の目標件数を達成し、クライアントに貢献できることは大きなやりがいでした。
一方で、自分たちのマーケティングを通じて獲得したユーザーは本当に正しい意思決定ができていたのか、と広告の在り方そのものに疑問を抱くようにもなりました。そんなときに出会ったのが、Algoageです。
――確かに、クライアントの先にいるユーザーの意思決定にまで責任を持つのは大きなテーマですよね。Algoageを選んだ決め手は何だったのでしょうか?
一番の決め手は、「チャットマーケティングの理念」でした。一般的なマーケティング施策は「短期的な成果(CV数)」をゴールにしがちですが、チャットマーケティングはクライアントの先にいるユーザーに「最良の意思決定をしてもらう」ことを何より大切にしています。これが「広告から“好告”へ」というビジョンのコアであり、私はその考え方に強く共感しました。
私自身、これまでの経験から「ただ儲けるためのビジネスではなく、ユーザーにとって本当に価値あるものを提供したい」と考えるようになっていました。広告の持つ大きな影響力を正しく使えば、クライアントはもちろん、その先にいるユーザーの未来も豊かにできる。そう信じて、入社を決めました。
1日のスケジュールから見る、営業の仕事とチームの雰囲気
――現在の業務について、1日の流れを教えてください。
私の業務には、大きく2つに分かれます。一つはクライアントを成功に導く「マーケティングパートナー」としての役割、もう一つはチームの成果を最大化する「マネージャー」としての役割です。
1. 「マーケティングパートナー」としての役割
私たちの仕事は、まずクライアントの事業構造や収益モデルを深く理解することから始まります。単なるツール提供者ではなく、事業を共に拡大するパートナーとして、KPIに基づいた改善提案や戦略の議論を日々重ねています。プランナーとも密に連携し、チーム一丸となってクライアントの成功を追求する姿勢を大切にしています。
2. 「マネージャー」としての役割
自分自身もプレイヤーとしてクライアントと向き合っているため、マネジメントに使える時間は限られています。だからこそ、目先のタスク以上に、中長期的に「チームが勝ち続ける」ための土台作りを重視しています。
例えば1on1では、業務進捗だけでなく、キャリアの目標や悩みも本音で話してもらえる関係づくりを意識しています。日々のロールプレイングやチームMTGも、短期的な成果に加えて、メンバーの成長にもつなげることで、限られた時間でも効果を高められるよう工夫しています。
<ある1日のスケジュール>
AM|午前
09:00 始業、担当案件のKPI進捗確認
10:00 新規クライアント様とのご商談
11:00 チームMTG(案件改善ディスカッション)
12:00 マネジメント定例(チーム進捗確認)
PM|午後
13:00 昼休憩
14:00 新規案件のリリース準備
15:00 メンバーとの1on1ミーティング
16:00 新人メンバーのトレーニング(ロープレ)
17:00 資料作成、タスク整理、メール対応
19:30 退勤
――なるほど。プレイヤーとしてクライアントと向き合う業務だけでなく、マネジメントも担っているんですね。
はい、その通りです。肩書きにとらわれずに挑戦できるのが、この環境の面白いところですね。私自身、入社してすぐにリーダー、そしてマネージャーという責任ある立場を任せてもらえたことが、その象徴だと思います。
拡大フェーズだからこそ、一人ひとりにストレッチの効いた高い目標と大きな裁量が与えられます。当然プレッシャーも大きくなりますが、「自分のアクションが会社の成長に直結している」という実感と、他では得難い成長スピードを味わえます。
――チームの雰囲気はどうですか?
「多様性を生かしながら成果を追求しているチーム」という表現が一番近いかもしれません。メンバーは20代から40代まで幅広く、広告代理店や事業会社などバックグラウンドもさまざまです。だからこそ、定例会議で戦略や戦術を共有し、方向性を揃えています。
そして大事なのは、“クライアントの課題の本質”に向き合う姿勢です。このスタンスがあるから、それぞれが自分の強みを活かしてチームに貢献できています。出社頻度を個人の裁量に任せるなど、働きやすさも尊重していますが、この姿勢を共有しているから、最終的にクライアントに価値を届け、チームとして成果につなげられていると思います。
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価格ではなく“人”で選ばれる営業。その実例と未来像
――印象に残っているエピソードはありますか?
私たちは常々、お客様のビジネスに貢献できる「パートナー」でありたいと考えています。その姿勢が身を結んだのが、不動産サービス「RENOSY」様との取り組みでした。
提案段階から導入後まで「事業を深く理解すること」を徹底し、RENOSY様が追っている事業KPIを細かく共有してもらい、同じゴールを目指しました。その結果、私たちの提案は「ツールの話」から「事業の話」へと、自然と変わっていったのです。そして最終的に、担当者様からこんな言葉をいただきました。
ツールを売って終わり、件数が取れたらそれで良いという関係ではなく、事業の成功を一緒に目指す『パートナー』として向き合ってくれるからこそ、価格の安さではなく”人”で『DMMチャットブーストCV』を選んで良かったです。
自分たちの姿勢がクライアントに伝わり、信頼につながったこの経験は、私にとって大きな誇りです。これからは「DMMチャットブーストCV」の枠を超えて、クライアントの事業全体を見渡し「事業成長のために他に何ができるか」を問い続け、より本質的な価値を届けていきたいと考えています。
――営業組織を今後どのようにスケールさせていきたいですか?
私は、営業組織の「脱・ツール売り」を本気で目指しています。単にプロダクトを売るのではなく、クライアントの事業課題に深く踏み込み、共に成長を生み出す営業集団にすること。これが私の描く理想像です。
そのためには、営業一人ひとりがプロダクト理解に加え、担当業界の深い知見や経営的な視点を持つことが欠かせません。今後は採用・育成の仕組みを磨き、本質的な価値を提案できるプロフェッショナル集団へ進化させていきます。
営業が担うのは、ツールの販売ではなく、クライアントの事業の成功、そしてその先にいるユーザー体験の向上を実現すること。この信念を共有し、同じ方向を向いて挑戦できる仲間と「より多くの人に良い影響を与えていける」プロフェッショナル集団を創っていきたいです。
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未来の仲間へ。新しい営業組織を共に創ろう
――最後に、この記事を読んでいる未来の仲間へ、メッセージをお願いします。
クライアントのために「何が本質的な価値か」を問い続けられる人。チャンスを待つのではなく、自ら掴みにいける人。そんなヒトやコトに一生懸命向き合える方と一緒に働きたいです。
DMMチャットブーストCVは今、次の成長フェーズを迎えており、一人ひとりが「事業や組織を創る側」として挑戦できるチャンスがあり、その意志を後押しする環境も整っています。マネジメントとしてチームを引っ張りたい方も、営業の最前線で自らを磨き続けたい方も、どちらも“戦友”として、事業を動かし、共に成長していけると嬉しいです。
それぞれ主役として活躍できる、新しい営業組織を一緒に創っていきましょう。