アンドアーチ代表の渡邊宏一です。当社のストーリーを見てくださって、ありがとうございます。
今、アンドアーチでは「関東拠点の立ち上げメンバー」として、一緒に挑戦してくださる方を募集しております。
このストーリーでは、私がこれまでどんなキャリアを歩み、なぜ「特定技能×外国人材×介護」の領域でアンドアーチを立ち上げたのか、そしてこの事業を通じてどんな未来をつくっていきたいのかをお伝えします。
外資IT→ファッションTech→「外国人材×介護」にたどり着くまで
最初のキャリアは外資系 IT 企業のエンジニアでした。新卒で入社して、そこで6年ほど働きました。その後は、 IT ベンチャー企業へ転職。
自動車メーカーや化粧品メーカーと一緒に、色や質感をシミュレーションするソフトウェアの事業開発・営業をしていました。
「いつかは経営をしたい。そのために、ITも営業もお金の流れも、全部わかる人間になっておきたい」
そんな感覚で、一社目・二社目を選んできました。
ただ、30代に入るくらいのタイミングで、一度立ち止まったんです。
「この先の人生、自分が本当に実現したいことって何だろう」
そう自分に問い直したときに、思い浮かんだキーワードが 「高齢社会」と「子どもたちの未来」 でした。
親の世代、自分の子どもの世代──家族のことを考えたときに、最後はここに貢献する仕事がしたいと思うようになったんです。
そこで「高齢社会に関わる仕事」として選んだのが、医療・介護領域の人材会社でした。看護師向けの人材紹介事業に関わりながら、半年でリーダー、その後、9ヶ月で所長、 1年3ヶ月でマネージャーと、ハイペースでステップアップしマネジメントを任されていきました。
「このままだと全部が中途半端だ」──そう気づいて、経営のど真ん中に飛び込んだ
看護師の人材紹介を通じて医療・介護の世界に関わってはいたものの、病院や施設の PL・BS といった“数字”は見られず、経営の中枢に触れている実感もそこまでない──そんなもどかしさがありました。
「医療や介護のことをもっと深く知りたい」。
そう思えば思うほど、「このままだと全部が中途半端で終わってしまうな」と感じました。そこで「経営にどっぷり浸かれる環境に一度身を置こう」と決め、医療・介護の経営支援を行う会社へ転職しました。
そこでは、医療法人や介護施設の立て直しに関わり、クリニックの立ち上げや PL・BS の作成・報告、経営改善などを担当しました。自分の手で一つひとつを回していく経験を積むなかで、少しずつ任される範囲が広がり、気づけば医療法人の理事長代理を任されるようになっていました。
ただ、その一方で、頭のどこかではずっと「次に自分がやるべき仕事は何か」を考え続けていました。
「いつかやりたい」が「今やるべき」に——「外国人×医療・介護」に挑むと決めた理由
きっかけは、特定技能の在留資格が新しくできたこと。
実はこの「外国人×医療・介護」の構想自体は、医療・介護領域の人材会社にいた頃からずっと温めていたもので、新規事業として提案したこともあります。
ただ、その当時は制度が整っておらず、ビジネスとして成立させるには時期尚早でした。
それが特定技能ビザの創設によって、ようやく制度面が追いついてきた。
「これはもう、ビジネスとして必ず成立するし、やった方がいい」
そう思えるタイミングが来たんです。
これまでにも「医療・介護の現場に深く入っているからこそ見える」ビジネスアイデアはいくつかありました。
それでも最終的に外国人領域を選んだのは、
- 一番大きな課題感があり
- 一番社会的インパクトが大きく
- そして「自分がやる意味」が最も大きい
と感じたからです。
“自分がやる意味”のない仕事はしない。その答えが外国人材×介護領域だった
私は、「誰がやっても同じ」領域にはあまり興味が湧きません。
社会的意義が大きく、自分が面白みを感じられて、かつ 「他の人より圧倒的にうまくできる」 と思えることでないと、スイッチが入らないタイプです。
医療・介護の現場を見てきた経験。
人材ビジネスや経営の知見。
そして、海外の人材送り出し機関や現地ネットワーク。
これらを掛け算してチャレンジするなら、外国人領域が一番しっくりくる。
そして「この領域で、自分が負けるイメージが湧かない」
そう確信できたタイミングで、アンドアーチを立ち上げました。
当時はまだ日本国内にロールモデルがほとんどない状態。
何が正解か分からない。でもだからこそ、
「パイオニア的にやるのは面白いな」
そんな感覚もありました。
売上ほぼゼロ、コロナで国境も閉じた2年間。それでも事業を畳まなかった理由
アンドアーチを立ち上げたのは 2019年8月。現在は7期目に入っています。
ただ、立ち上げのタイミングはコロナとモロかぶり。最初の2年間は事業としてほぼゼロでした。
特定技能で日本に来られた外国人自体が、日本全国でも数百人レベル。加えてコロナで国境も閉じて、人が動けない。
「事業としては完全に詰んでいる」と言ってもいいくらいの状況。
それでも、海外と日本を行き来しながら、送り出し機関や日本語学校を探し、同時に日本側では受け入れてくださる病院・介護施設を一軒一軒開拓していきました。
2023年になってようやく最初の仲間が加わり、今は私を含めて5人(業務委託を含めると10名程度)のチームになりました。
“ほぼゼロ”の時期を挟みながら積み上げてきたものが、ようやく今のアンドアーチの土台になっている感覚です。
介護×特定技能は“点”ではなく“面”で取る。ドミナントでしか成立しないビジネスモデル
今のアンドアーチの事業領域は、かなりはっきりしています。
- メインは介護領域(全体の7〜8割)
- そこに外食(飲食)と宿泊が加わる構成
「どの業界は続けて、どこはやめるのか」の判断軸はシンプルで、
- ビジネスとしてきちんと成立しそうか
- 法律やルールをきちんと守れる土壌がありそうか
この2つです。
一方で、この事業では日本に来られた外国人材への生活や各種サポートが欠かせず、それが日本全国に点在するとビジネスとして成立しにくいのです。
1拠点あたり 100人以上の規模を“面”で管理する 必要がある。
そこで、九州・関東・関西の三つをメインエリアと定め、三拠点体制をつくろうと決めました。
実際、このエリアにお客様も増えており、大きな伸びしろがあることもわかっています。
3年で“3倍”へ。勝ちパターンを横展開するフェーズに
私の中では向こう3年間くらいで、今の3倍、15人前後の組織にしていきたいイメージがあります。需要自体はまだまだありますし、むしろ拡大していく感覚もあるので、そこにしっかり応えていきたいです。
ようやく、「自信が持てるビジネスモデル」が仕上がってきた感覚があります。今は、その仕上がった型を横に展開していくフェーズ。拠点展開もその流れのひとつです。
当社が特定技能の領域で事業拡大に自信がもてる理由3つ
日本に来られた外国人材の人たちにとって、そして受け入れる介護事業者様や医療機関様にとって、ひいては日本の今後にとっても価値ある仕事ができるのは下記があるからです。
① 日本語レベルと生活習慣の理解を含めた“人材の質”
現地の日本語学校や送り出し機関に自分の足で行き、カリキュラムや先生の質、生徒のレベルを必ずチェックします。アジア各国にそれぞれ数百程度の機関がある中で、真にパートナーシップを築ける相手を常に開拓してきました。
② サポートの質
来日後の生活・就労の立ち上げをどこまでサポートするか。住居の確保、携帯電話の契約、銀行口座の開設、就業マニュアルの翻訳、病院や介護施設に入る前の説明会の実施……
どれか一つではなく、すべてにおいて徹底したサポートを行っています。
③ 受け入れ側(病院・介護施設)の理解
病院や介護施設側の就業規則、36協定、様式9、在留資格など、医療業界や介護業界で独特なものも多くあります。これらを深く理解して、ご支援する登録支援機関はまだまだ少ない印象です。
アンドアーチはこの3つが完璧に揃っているからこそ、この領域で勝てると自負しています。
最後に:高齢社会を「支え合える社会」に変えていく。その一歩を、一緒に踏み出してほしい
私がキャリアの軸として大事にしているのは、最初にお話しした 「日本の高齢社会をより良くする」 というテーマです。
日本の高齢化はこれからさらに進んでいきます。
医療・介護の現場を支える人がいなくなれば、最終的に困るのは私たち一人ひとりです。
- 海外で頑張りたい人たちの想い
- 日本で医療・介護を支えている現場の苦しさ
- 高齢者の方々の生活
私たちはそのすべてをつなぐ“架け橋”のような存在でありたい。
アンドアーチという社名を体現する会社になりたいと思っています。
ここまで読んでくださって、
「ちょっと話を聞いてみてもいいかも」
と感じていただけたら、ぜひ一度カジュアルにお話ししましょう。
あなたのこれまでの経験が、この領域でどう活きるのか、一緒に考えさせてください。
(関東拠点の立ち上げメンバーの募集詳細は、募集ページをご覧ください。)