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Google Cloud市場全体の発展を目指して。技術情報の発信を通してG-genならではの価値を届けたい

私たちG-genは、Google Cloud の最上位パートナー認定をいただいているクラウドインテグレーターです。「クラウドで、世界を、もっと、はたらきやすく」をビジョンに、Google Cloud のプロフェッショナルとしてお客様に伴走し、お客様のビジネスの成功に寄与することを目指しています。

今回は、執行役員CTOであり、プラットフォームエンジニアリング本部 クラウドソリューション部部長を務める杉村さんにインタビューを実施。組織の拡大に至ったエピソードや、今後の展望などをうかがいました。

 

【プロフィール】

杉村 勇馬:執行役員CTO。プラットフォームエンジニアリング本部 クラウドソリューション部部長。

エンジニアが自らの力を高められる組織を作りたい

――まずは杉村さんがエンジニアを目指したきっかけを教えてください。

元々、特にエンジニアになりたいと思っていたわけではありませんでした。キャリアのスタートも、実は埼玉県警の警察官だったんです。一方で、大学時代に外国語を学んでいたこともあり、いつかは語学を活かせる仕事に就きたいと考えていました。そんな矢先に出会ったのが、英語×ITを事業とするベンチャー企業。未経験でインフラエンジニアの職に就いたのですが、とても水が合ったというか、楽しい仕事だなと感じましたね。

 

――杉村さんはサーバーワークス社がG-genを立ち上げるにあたり、社内公募で手を挙げたとうかがっています。

そうですね。自分の経験やスキルを活かして新しい事業に携わりたいと考え、立ち上げメンバーに立候補しました。

私自身、未経験でITの世界に入り、いろいろな人に教えてもらったり、叱咤激励されながら一人前のエンジニアになることができました。そのような環境に感謝をしていますし、過去の自分と同じように、エンジニアがスキルアップをしながら“自ら生きていける力”を付けられる場所を作りたかったんです。まさに、エンジニアが自分らしく活躍できる組織づくりを目指していました。

 

――立ち上げ時のエピソードを教えてください。

取締役を除く3名のメンバーで事業を立ち上げ、ビジネススキームの設計や業務フローの構築など、本当にゼロから仕組みを整えていく必要がありました。そのなかで、エンジニアは私1名でしたので、Google Cloud に対する理解を深めながら、開発プロジェクトのガイドライン作成などにも携わりました。また、並行してエンジニアの採用にも力を入れて取り組みました。

 

――「エンジニアの採用」というお話がありましたが、クラウドソリューション部は現在30名弱の組織です。組織を順調に拡大できた理由を教えていただけますか?

大きく2つの施策の成果だと考えています。

1つが、「G-gen Tech Blog」です。技術的な情報を外部に発信している会社は、採用面でもマーケティング面でも強いという認識があり、まずブログを立ち上げました。当時、Google Cloud に関する情報を積極的に発信している会社があまりなく、そのような意味でも当社が行う価値を感じたのです。ありがたいことに徐々に評判が広まり、会社全体のブランディングにもつながりました。

もう1つが、Google Cloud の公式ユーザー会である「Jagu'e'r」への参加です。Jagu'e'rでの登壇や情報発信が当社の認知度向上に寄与するとともに、エンジニア採用においても効果がありました。


社内外に向けた情報発信の姿勢を重視

――クラウドソリューション部のミッションは?

技術力の提供を通じて、Google Cloud に関連するお客様の課題を解決することがミッションです。同時に、Google Cloud 市場全体を活性化し、業界を盛り上げていく役目も担っていると感じます。国内に複数存在する G-gen 以外の Google Cloud パートナーは、ビジネスを進めるうえでは競合しますが、一方で協働すべき「仲間」でもあります。実際に同業他社と協力しながらコミュティ活動を行うこともありますし、私たちも業界全体を発展させたいという思いで事業に臨んでいます。

 

――クラウドソリューション部のエンジニアの仕事には、どのようなやりがいがありますか?

Google Cloud 自体の面白みもさることながら、生成AIなど、世の中の潮流や先端技術に真っ先に触れられる点が、やりがいにつながるのではないかと思います。また、情報発信やコミュニティ活動を通じてアウトプットをしたり、外部のエンジニアと交流できたりすることも、当社のエンジニアならではですね。

 

――なるほど。「アウトプット」の量や質も、G-genのエンジニアならではの強みなのですね。

そうですね。アウトプットに関しては、2つの視点を大切にしています。

まずは、社内に対する視点。有益な情報は、個人や所属チームのみにとどめるのではなく、全社のSlackで全体発信をするように伝えています。

そして、社外に対する視点です。先ほどのブログやコミュニティの話にもつながりますが、情報はできるだけ広く発信するほうがよいと考えています。自社だけの知見ではなく、業界全体の共有財産としていくことで、Google Cloud 自体の技術の浸透につながるからです。

 

――情報共有のほかに、杉村さんがマネジメントを行ううえで工夫していることを教えてください。

自由を重んじる社風を活かしながら、品質を担保することを意識しています。私自身もエンジニアとして、どうしてもメンバーの仕事に口出ししたくなってしまうことがあるのですが、ぐっとこらえるようにしています(笑)。もちろん本当に必要な場面では介入できるように現場の状況を把握しつつも、メンバーの自主性を尊重するという「バランス感」を大切にしていますね。

 

――メンバーのキャリアパスについてはどのように考えていますか?

当社はまだ若い会社なので、メンバー自身がキャリアパスを作っていくフェーズにあります。マネジメントを目指すこともスペシャリストを目指すことも可能ですし、希望すればプレイングマネジャーにもなれます。前例や道筋がない分大変かもしれませんが、自分で見つけていく面白さもあるのではないでしょうか。そのためにも、メンバーたちには積極的に外部と交流を持ち、エンジニアのキャリアの可能性を幅広い視点で見てもらいたいと考えています。


専門技術の獲得を通じ、成長できる環境が魅力

――クラウドソリューション部のエンジニアメンバーに共通する特徴はありますか?

エンジニア経験はあるものの、クラウドは未経験で入社したメンバーが大半です。

人物面では、比較的オープンマインドで、人とのかかわりを躊躇しないタイプのメンバーが多い印象です。当社の場合は、エンジニアが営業と二人三脚で動くケースが多く、ほぼすべてのメンバーが直接お客様とやりとりをしているため、コミュニケーションスキルが高い傾向にありますね。また、技術的な情報を周囲にもシェアし、他のメンバーを助けられる人は特に高い成果をあげています。

 

――採用面接では、特にどのような点を見ていますか?

ITの基礎力です。具体的には、現場のエンジニアであれば、技術的な質問をした際に自分の言葉で説明できるかどうかを見ています。ご自身の過去の案件を深く理解しているかが判断できるからです。また、プロジェクトマネジャー志望の方であれば、どのようなポリシーを持ってお客様と対峙しているのか、自身の技術的な信念をきちんと言語化できるかなどを重視しています。

マインド面においては、スピード感を持って試行錯誤しながら、正解のない環境でも最善を目指せる人に向いている仕事だと感じます。

 

――今後の展望を教えてください。

まず、さまざまなスキルを持っている人材を増やし、案件への対応力をさらに高めていくことが目標です。より大きな規模感で対応できるリソースを確保しつつ、ますます多くのお客様の課題解決に向き合っていきたいと考えています。

また、トップゲート社との合併にともない、今後は新しい文化が生まれていくでしょう。双方の強みを最大限に活かしつつ、これまでのG-genやトップゲートではできなかった事柄を実現できる会社にしていきたいですね。

 

――最後に、求職者のみなさんへメッセージをお願いします!

当社は、Google Cloud の専門性を高められるなど、エンジニアとしての成長チャンスが非常に大きい会社です。また、働き方においてもフルリモートが可能ですし、自由な風土のなかでチャレンジしやすい環境がある点も特徴的です。組織の拡大に向け、ぜひ一緒に楽しみながら取り組んでくださる方のご応募をお待ちしています!


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