株式会社G-gen (ジージェン) の CTO の杉村です。
G-gen は Google Cloud 専業インテグレーターです。エンジニアにとって Google Cloud という技術領域は、実はキャリアアップのためにかなり良い選択肢であることをご存知でしょうか。
以下に、理由を挙げていきます。
尖れる
あなたが今勤めている会社に「Google Cloud に詳しい」という方はいますでしょうか。残念ながら2023年10月現在の日本では一部の会社を除き、身近にそういった方は少ないはずです。
一方で Cloud Run や Google Kubernetes Engine (GKE) といったコンテナ関連プロダクト、BigQuery や Dataplex のようなデータ分析関連プロダクト、また今話題の生成 AI も含め扱うことができる Vertex AI など、Google Cloud は業界をリードする技術をいくつも持っており、企業や個人からの注目度は年々上がっています。
需要の高まりに対して、Google Cloud を扱えるエンジニアの数が不足しています。もしあなたが Google Cloud を学習し、扱えるエンジニアになれば、自社のみならず業界内ですぐにヒーローになることができます。
一方で AWS は、既にユーザ企業や SES 界隈を含めてある程度触れる人間が増えてきているとも言えます。日本の IT 業界にとっては歓迎すべきことですが、個人のエンジニアにとっては AWS を学んでも「埋もれてしまう」おそれがあると言えます。
今、エンジニアとして「尖る(市場価値を上げるのと同義です)」ことを考えると、Google Cloud はかなり良い選択肢と言えます。
新しい
前述の通り、Google Cloud は「コンテナ」「データ分析」「AI/ML (生成 AI)」といった先端的な IT 技術を代表するプロダクトを持っています。
これらの技術を、特段の考え無しに(ミーハー的に)追いかけるのだとすれば、あまり意味はありません。しかし、注目されているにはそれなりの理由があります。これらの技術は、明日の仕事や生活を具体的に変える潜在力を持っています。その意味を正確に理解し、IT で現実世界を変えるには、実装力が必要です。
Google Cloud にはエンジニアの実装力を補助する仕組みがたくさんあります。新しい技術で具体的に明日の仕事や生活を変えるには、Google Cloud が助けになります。
楽しい
Google Cloud の専業をやっていると、必ず聞かれる質問があります。「AWS との違いは何ですか?」「Azure との違いはなんですか?」。
簡単なようで難しい質問です。機能要件としては、どのクラウドベンダーでも “やろうと思えば” 同じことが実現できます。差が出るのは「パフォーマンス」「金銭コスト」「保守性・運用性」「開発の容易さ」などの非機能要件的な部分です。どのクラウドが優れているか、という質問にも、実現したいことや重視されることによって異なるため一概には言えません。じゃんけんで「グーとチョキの違いは何ですか?どちらが優れていますか?」と聞くのに似ています。
そんな中で、Google Cloud を好むエンジニアが口を揃えて言う言葉があります。それは「開発者体験の良さ」です。
「CLI/SDK の統一されたインターフェイス」「API リソースの整理のされかた」「ドキュメントの充実」「少し作ってすぐ動く」など、通なエンジニアが好む要素が、Google には揃っています。
「触っていて楽しい」と言い換えてもいいかもしれません。Google Cloud は改めて IT を楽しむきっかけを与えてくれます。
最後に
Google Cloud はこの3年間、いわゆる三大クラウドの中で最も成長率が高い状態を維持していると言われています (2023年第2四半期現在)。これと歩調を合わせるように、G-gen も設立からの2年間で顧客数が300社を超えるなど、成長し続けています。
既にクラウドを扱っている方も、これからクラウドの挑戦したいという方も、Google Cloud はおすすめです。手前味噌ですが、当社のテックブログには学習コンテンツが充実していますので、活用してください。
Google Cloud サービスカット学習コンテンツ集 - G-gen Tech Blog
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