世の中の多くのねじは「冷間圧造」という技術でつくられます。鋼線（ワイヤー）を金型に入れ、形状に応じて数回押しつぶすことで、ボルトの形やリセス（プラスや六角など工具が入る穴）を成形します。ねじ山部分は「転造」という工程で成形されます。

これらの工程では材料を削ることはなく、型に入れて圧力で変形させる「塑性加工」によって成形されます。写真の段付きボルトも、1本のワイヤーからこの技術でつくられたものです。

これが、私たちが得意とする加工技術です。