M&Aにより2020年7月に影山グループに加入した大洋産業株式会社。
三重県桑名市にて、銑鉄鋳物製造を行う同社にて鋳造部 部長を務める船木氏に、グループ加入への想いについてインタビューを行わせていただきました。
最初にM&Aについて聞いた時のお気持ちはいかがでしたか?
後継者問題を抱えている会社でしたので、いつかは会社として大きな変化があるとは思っていましたが、突然のこととM&Aという形でしたので驚きました。
影山グループの印象は?
M&A決定の話を聞いた翌日には大洋産業で新社長就任式が行われましたが、影山社長の印象は若く明るい方だと思いました。影山鉄工所と聞いて、大洋産業と同じ現場という会社のイメージでした。初めはITやブランディングの話をお聞きして正直、理解できませんでしたが、今は企業として大事なことであると実感しておりますし、影山鉄工所は将来を考えしっかりとしたビジョンを持った会社であると思います。
M&A後にご自身の変化はありましたか?
グループインして鋳造部部長を任されることとなり、以前の現場での業務だけでなく、マネジメント業務・設備修繕管理と、業務内容や責任が大きく変化しました。また、社外研修やセミナーでの学習の機会を多く頂き、自分自身が大きく変化したのを実感しています。
社内の変化はいかがですか?
以前はトップの指示通りに動けば良いという体質でしたが、経営統合されたことで、組織として、個人として試されることとなりました。WG(ワーキンググループ)としてプロジェクトを立ち上げ、現場とプロジェクトの両立をすることで個々のやるべきことは増えましたが、それ以上に達成感、充実感があるので個人の成長が急加速しているのを感じています。
DX化やSDGsなど、社会から必要とされる企業としての取組みに対しても積極的です。在庫管理システムの導入に関してもグループ内にIT部門があるからこそ、導入がスムーズだったと思います。
グループインして約2年半ですが大洋産業は劇的に変化していますし、今後もグループ内でのシナジーにも期待して成長、発展していければと思っています。