元ゴールドマン・サックス日本法人の最年少パートナーだった田中渓さんの「億までの人 億からの人」という本を読みました。内容としては富裕層の考え方や習慣、投資に関するものがメインだったのですけど、その中で「365日毎日朝3:45に起きて①25km走る②7000m泳ぐ③70kmバイク漕ぐのどれかをする」という著者の超人っぷりを示すエピソードが衝撃的で、それからXでフォローしたりラジオを聞いたりと田中さんのファンになってしまいました。
その最近聞いている田中さんのラジオ番組でこんな話題が出ました。「人間歳を重ねると時間の流れがどんどん早くなるように感じる。それは日常が新しい経験に乏しくなるから。幼少期にあれだけ一年が長く感じられたのは毎日が新たな経験ばかりだからだ。なので歳を取ってからも一年を長く感じられるようにするには新しい経験で日々を満たすことだ」と。
これ、本当にここ最近、特にこの一年で僕が実感していることです。少し前まで一年なんてあっという間だったのに、ここ最近は身の回りのことが目まぐるしく変わりすぎて新しい経験ばかり。タイでデジタルの新会社を立ち上げたりストリートスマートに参画したりシンガポールでGoogleと働いたり、そしてノムラ化成の専務になって令和会議を立ち上げ、埼玉に部屋を借りて本格的な二拠点生活が始まり。。ここまで変化が多いと一年を長く感じるというか、少なくとも「あっという間に過ぎてしまった感」は全然ありません。やっている最中は忙しすぎてしんどさは正直あれども、「今を生きている感」は物凄いものがありました。なので最近忙しさが少しマイルドになって「自分はもっとやらなきゃ」と焦燥感に駆られたりもするのですけど、走りっぱなしは人間駄目になってしまうのでこんな時期も必要なのでしょう、とタイで家族とのんびり過ごしながら思ったりしています。
などなど、たまには個人のブログっぽい投稿でも書いてみようと思った次第でした。それでは皆さま、ごきげんよう。