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【前編】SEから鍼灸師、訪問施術で感じた想い | 人生のクライマックスに住まう場所、ナーシングホーム悠ライフ開設【CEOインタビュー】

こんにちは! カインドライフ採用マーケティング担当の宍戸です!
今回は、株式会社カインドライフCEOの松尾将典へのインタビューを前編・後編に分けてお届けします。

前編では、以下の内容をご覧いただけます。

・創業のきっかけ
・創業の準備と初期の苦労
・ビジネスモデルや特徴

ITから鍼灸マッサージ、そして住宅型有料老人ホーム開業と、ちょっと特殊な人生の変遷を辿ってきた松尾社長。看護師が24時間駐在する重度対応の『ナーシングホーム』悠ライフを開業するに至った経緯について、深く掘り下げておうかがいしてきました。「看護師や介護士として働きたい」「施設をバックオフィスから支えたい」「会社やナーシングホームに興味がある」そんな方はぜひご覧ください。


松尾将典プロフィール

2005年に鍼灸マッサージ業界に入り、2008年より「まつお鍼灸マッサージ治療院」を開業。その後、ケアマネージャー の資格取得をきっかけに、介護業界への関心が高まる。訪問施術の折に重度対応の施設不足を感じ、自身の治療院開業10年目の節目にナーシングホーム「悠ライフ」を開業し、同施設CEOに就任。2024年7月現在、全国10施設のナーシングホームを運営している。






経歴について

Q. まずは社長の簡単な経歴から教えてください

大学を卒業して、IT会社にSEとして働きましたが、腰痛になり腰痛を治療してもらい鍼灸マッサージ師の専門学校に入学しました。卒業後は整形外科クリニックにてリハビリ業務に従事しながら、訪問マッサージの会社に従事し、自身の開業に向けて準備していました。卒業後3年目に、自身の鍼灸マッサージ治療院を開業しました。そして、その開業から10年後に、株式会社カインドライフを設立しました。


Q. どのような経緯で、現在の業界に入られたのでしょうか?

システムエンジニアとして勤めた時に腰痛が起こり、治療してもらったことで鍼灸マッサージの業界に入りました。その後、地元の整形外科クリニックでリハビリ業務を行い、様々な個人のお宅や老人ホームに出張施術に行くことで介護の事を知るようになってきました。クリニックで5年の経験を得てケアマネージャーの資格を取ったことでより介護業界の勉強するきっかけになりました。






創業のきっかけ

訪問施術先で見た、重度入居者への退去勧告

Q. ナーシングの住宅型有料老人ホームを創業しようと考えたのはいつ頃ですか?

2017年頃です。


Q. その時の具体的なきっかけや背景について教えてください

さまざまな老人ホームに訪問施術に伺っている時に、とある施設で、口からご飯を食べられなくなった患者様が病院に入院されました。その後、その患者様が病院を退院となった時に、元のいた施設では口からご飯を食べれなくなった患者様は看護師さんがいない施設では、点滴や胃ろうなどの対応ができず退去を勧められ、24時間医療対応できる施設に変わられていくのを間近でみたのです。
その時は幸い、その患者様の受け入れ可能な施設が見つかりましたが、今後はそのような重度の利用者様を受け入れられる施設が足りなくなってくると感じました。その件がきっかけで、重度対応の施設を開設したいと考えるようになったんです。


創業の準備と初期の苦労

Q. 創業に向けてどのような準備をされたのでしょうか?

まず施設を借りようとしましたが、誰に聞いたらよいか分からない状態でしたので不動産屋や建築会社に聞きまわりました。いろいろ聞いて回ってみたんですが、それでも施設を借りる場所が一向にみつからないため、建設会社と土地探しから始めることにしました。それから、老人ホームの開設にあたり、市役所にも相談しながら行政の手続きを進めましたね。


Q.創業初期に特に苦労したことや困難に直面したことは何ですか? どのように克服されましたか?

施設を建築したことがないので、右も左も分かりませんでしたから、一歩目からつまずいていました。
困り果ててた時に、たまたま施術をさせていただいていた患者様の中に、建設会社の会長様がみえたんです。それで、実はいまこういう事業を新しくしようと考えていて、そのための施設を建築するとはどういったことを準備すればよいか。ということを、相談させていただいたところ、

会長様が

「建設してあげよう」

と言ってくださったんです。

ええっ!と驚きましたが、渡りに船だと思い、すぐにお願いさせていただきました。
その後は、会長様の建設会社と一丸となって建築に向けて準備を一緒に進めました。建設だけでなく、施設の土地探しから資金繰りの話まで、さまざまな相談にも乗っていただきましたので、今思い返しても、本当にありがたかったですね。


ビジネスモデルや特徴

Q. カインドライフの住宅型有料老人ホームの特徴や強みについて教えてください

24時間医療対応が出来るので、安心して入居者様を受け入れる環境となっています。また、看護師、介護士が協力し、一体となって利用者様をケアさせていただけるよう運営しています。
重度の利用者様を受け入れさせていただく中では、お看取りさせていただく機会も多いです。このため、ご家族様のご要望に出来る限り寄り添わさせていただき、最期を安心してゆっくりお過ごし過ごしていただける。そんな強みが私たちにはあります。


Q. 他の老人ホームと比べて、どのような点が異なりますか?

他の軽度の施設と比べると、より重度の利用者様を受け入れられるように24時間医療介護体制をとっています。これによって、軽度の施設では対応が難しいようなご家族様のご要望にも、最大限寄り添わせていただける心がけができる点ですね。


まとめ

最後までご覧いただきありがとうございました!

次回はカインドライフの価値観や理念、入居者様との関係性や、将来の展望について、引き続き松尾社長におうかがいしていきます。後編もどうぞお楽しみに!

後編はコチラ!

また、株式会社カインドライフ「悠ライフ」に興味がある方は、下記募集記事からエントリーをお待ちしております!

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