こんにちは! ブックリスタ採用担当です。
本日は、プロダクト開発部の小久保さんにインタビューをしてまいりました。
- ブックリスタを選んだ決め手
- 開発の進め方の特徴
- ブックリスタならではの働く魅力
についてお伺いしましたので、スキルを磨きながら挑戦したい方や裁量を持って開発に取り組みたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
──これまで二度転職されていますが、どのような軸で企業を選ばれましたか?
一番大きな軸は、「ステップアップできる環境に行きたい」という思いでした。エンジニアとしてできることが増えるにつれて、自然と次の挑戦を求めるようになり、それが転職のきっかけになりました。
前職ではアーキテクチャ設計やレビューといった役割も任されましたが、同じことの繰り返しに感じる部分もあり、「次のステップに進むべきだ」と考えるようになったんです。
転職先は、エンジニアリングを手段として活かしながら、事業づくりに意見できる環境を求めて、自社で事業を運営している会社を中心に探していました。そんな時、エージェントから紹介されたのがブックリスタでした。
──ブックリスタを選んだ決め手は何でしたか?
他社の選考も受けていましたが、小規模な会社が多く、社内の技術スタックが限られてしまう印象がありました。その点、ブックリスタは規模が大きく、さまざまな分野のスペシャリストが在籍している印象でした。カジュアル面談でも技術的な雑談を通じて、その多様性を確認できたのは大きなポイントでした。
また、専業制ではなく幅広い開発に関われること、そして大きな裁量があることも魅力です。さらに、会社の収益を支えるプロダクトの部署に加え、新規事業を担う部署があることも決め手になりました。社内ベンチャーのような環境で新しい挑戦ができるのは、この規模の会社としてはとてもユニークだと感じています。
──入社してから現在まで、どのような業務を担当されてきましたか?
入社後4〜5ヵ月は、推し活アプリOshibanaを担当しました。その後は、推し活関係の新プロジェクトの立ち上げに関わりました。そこではインフラとフロントエンドの実装を手がけました。
今年4月からは、クリエイターマッチングポートフォリオ「ENRAI」を担当しています。すでに動き始めていたプロジェクトに途中から参加しましたが、アーキテクチャの修正をはじめ、ビジネス側との調整や仕様策定、開発からテストまで、バックエンド・フロントエンドの両方を一通り担っています。
「ENRAI」は、クリエイターのためのプラットフォームです。クリエイターが生活を安定させながら自分のやりたいことを発信し、世界観を広げていける場所にしたい。そんな思いを込めて開発に取り組んでいます。
──仕事のやりがいを感じるのはどんな時ですか?
エンジニアとしては、無駄がなく、再利用性の高いコードを書けた時に手応えを感じます。
サービスの面では、利用者が増えた瞬間ですね。「今回の施策がヒットした」「この機能は本当に役に立っている」と実感できるのは大きな喜びです。自分たちが作ったものが、世の中にしっかり価値提供できていること。それこそがやりがいだと思っています。
── 一緒に働いているチームは、雰囲気や進め方の面でどんな特長がありますか?
メンバーは、サブカル好きで多趣味な方が多いです。AIが好きな方、山登りが趣味の方、本を書いている方、観葉植物にどハマりしている方など、個性豊かでさまざまな趣味を持つメンバーが集まっています。
仕事面では、毎週ディスカッションの場を設けています。互いの意見にきちんと耳を傾ける雰囲気があり、トップダウンで方針が押し切られたり、誰かの圧力が強かったりすることはありません。
チームとして重視しているのは「ユーザーに早く価値を届ける」「早めにフィードバックをもらう」ことです。小さく素早くリリースすることを意識しつつ、バランス感覚も大切にしています。例えば、まったくクリックされないボタンがあるなら、将来性を語る前に「本当に作る価値があるのか」を見直す、といったスタンスです。
──開発の進め方には、どんな特長がありますか?
私が担当しているプロジェクトでは、まず「これが正解」と思う形を提示し、それにそって動いてもらうやり方を取っています。その上で、レビューを通して修正していくスタイルです。レビューには時間がかかり、手戻りが発生することもありますが、それを前提にタスクを細かく分解し、進めやすいよう仕組みを整えています。
エンジニアは考え方の違いから派閥のようなものが生まれがちですが、メンバーは互いにすり合わせながら動くので、とてもやりやすい環境だと感じています。
──実際に働いてみて感じる、ブックリスタならではの魅力は何でしょうか?
特に私のチームでは、挑戦にストップがかかりにくい環境が魅力ですね。「アーキテクチャを変えたい」と提案すると、「じゃあやってみようか」と前向きに進められる。あるプロジェクトで「AIを使いたい」となった時も、上長が後押ししてくれて実現に向けて動くことができました。
──それでは最後に、ブックリスタに向いているのは、どんな方だと思いますか?
「価値提供にこだわりを持てる人」ですね。どれだけ早く検証し、ユーザーに届けられるかを大切にできる人は向いていると思います。
チームに関しては、より柔軟さが求められる気がします。発言の機会は多いので、変化をいとわずに意見を出していけるタイプでないと、正直しんどくなることもあるかもしれません。
ただ、自分のやり方が正しいと考えるなら、その理由をしっかり説明できれば受け止めてもらえる環境です。だからこそ、自分の考えを言葉にできる人、そして変化を前向きに受け止められる人にとっては、働きがいのある場所だと思います。
──小久保さん、ありがとうございました!
プロダクト開発部 小久保 Profile
1社目は小規模なベンチャー企業に入社し、Web開発や技術コンテンツ制作を担当。自治体向けにIT人材育成を目的とした、Raspberry Piを用いたAI自動車制作コンテンツなどに携わる。その後、暗号通貨関連の企業へ転職し、アプリ開発やバックエンド実装を経験。本格的にエンジニアとしてのキャリアを歩み始める。2024年6月に、3社目となるブックリスタに入社。