こんにちは! ブックリスタ採用担当です。
本日は、ソリューション開発部のプロジェクトマネージャー(以下PM)の星野さんにインタビューをしてまいりました。
- 営業から未経験でエンジニアを志した理由
- SESからブックリスタに転職した理由
- ブックリスタならではの働く魅力
についてお伺いしましたので、自社サービスや新サービスの開発に携わりたい方、裁量の大きな環境でチャレンジしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
──営業から未経験でエンジニアを志した理由を教えてください。
一つ目の理由は、営業という職種にやりがいを感じながらも、ある程度経験を積んだタイミングで、これまでとは異なる分野や業界に挑戦したいという思いが芽生えたからです。
二つ目の理由は、IT業界への関心でした。大学では理系学部に在籍し、プログラミング言語の授業などにも取り組んでいました。その後、自分なりにIT関連の学習を進めていくうちに「これなら仕事としても続けられそうだ」と感じるようになったんです。
また、営業時代に使用していた営業支援システムがとても使いやすく、利用者として何度も助けられる場面がありました。その経験から、「使う側だけではなく、提供する側として役に立ちたい」という気持ちが強くなり、IT業界に挑戦しようと思いました。
──前職でエンジニアの夢を叶えましたが、なぜ転職しようと思ったのですか?
前職はSler兼SESのような会社で、案件の区切りごとに異なる現場へ移ることが多く、なかなか一つのシステムに長く携わる機会がなかったんです。
せっかくなら、より長く、そして深く関わって、じっくり育てていけるようなシステムに携わりたい。自社システムのある会社で働きたいという思いが、転職を考えるきっかけになりました。
──その思いの中で、転職先にブックリスタを選んだ理由を教えてください。
もともと漫画や書籍が好きで、紙の本はもちろん、普段からアプリでもよく読んでいました。まずは使う側として親しんできたサービスに関わりたいという思いがあり、その裏側を支えることで、より多くの人に楽しさを届けたいと考えたんです。
面接では、現在のチームの方ともお会いしました。面接を淡々と進めるのではなく、人柄や価値観まで丁寧に確かめてくださり、スキル面の説明で言葉が足りない部分も、上手く引き出してくださいました。雑談を交えて話しやすい空気を作っていただけたのも印象的です。
また、教育方針を事前に説明していただき、実際に入社後はその通りに進んでいる点からも、先を見据えた面接だったと感じました。自分が面接する立場になったら、ぜひ見習いたい姿勢だと思います。
──現在の業務内容を教えてください。
現在は、取次システムと呼ばれる、出版社から納品された電子書籍をユーザーに提供するためのシステムを担当しています。PMとして、外部設計や、開発を行うチームとの調整・やり取りが主な役割です。
また、このシステムを実際に利用している社内外の運用チームとも連携し、円滑に運用できるようサポートしています。開発と運用の橋渡し役として、日々さまざまな関係者とやり取りをしながら業務を進めています。
──業務を進める上で大切にしていることは何でしょうか?
運用チームから困りごとの相談された時は、単に表面的な修正で終わらせず、原因を突き止めて根本から解決することを意識しています。困りごとは社内ツールで共有していただき、週次の定例で深掘りすることで、認識のずれが生まれないよう丁寧に進めています。
取次システムは、私たちが責任を持って構築しているものです。だからこそ、利用者の課題は自分のこととして受け止める姿勢を大切にしています。例えば、大量に入稿がある出版社のために、専用の入稿機能が用意されています。一つのやり方に固執せず、より便利に使っていただける形を探しながら、私自身も柔軟に対応していきたいと考えています。
──どのような時に仕事のやりがいを感じますか?
裁量を持って外部設計や調整を行ったものが、システムとして実装され、実際に活用されて役立った時にやりがいを感じます。
例えば、出版社が直接入稿する際のIP制限を適切に設定し直してセキュリティを強化したり、電子書籍ストアで自動生成される販促バナーの新デザインを実装したりと、小さな機能でも、日々やりがいを感じられています。
前職はSES寄りだったため、裁量があるようでなかなか自由度が高くありませんでした。今は自社システムにメインで関われる分、自分の判断や工夫が反映されやすく、その点も大きなやりがいになっています。
──自社システムのある環境を求めての転職。実際、働いてみていかがですか?
現在携わっている取次システムは、今後も会社の根幹として稼働し続けるシステムです。これがなければ、出版社から書籍を納品していただくことも、ストアへ渡すこともできません。そんな重要な役割を担うシステムに深く関われることに、大きな手応えを感じています。
さらに、取次システムから派生して、出版社の利便性を高める新しいシステムの開発に携われるのも魅力です。そうした新システムに、初期段階から第一人者として携われることは大きなやりがいであり、面接の時から挑戦したいと考えていたことでもあります。
ブックリスタに来て実感したのは、広くアンテナを張っていれば、どこにでもチャレンジできる環境があるということですね。
──ブックリスタならではの働く魅力は何だと思いますか?
電子書籍の取り扱い分野では、優位性のある経験が積めると感じています。特にシステム管理の面では、PMとしてAWSやGCPをメインで扱うわけではありませんが、開発チームと一緒に確認しながら進める場面もあり、その過程で知識や経験を広げられます。
また、関わる範囲が広がれば、開発チームや運用チームだけでなく、出版社と直接協力してシステムをつくる機会もあります。そうしたやり取りを通じて、コミュニケーション力だけでなく調整力も鍛えられるのは、ブックリスタならではの魅力だと感じています。幅広い経験を積めることが、何よりの強みですね。
──最後に、ブックリスタに向いている人はどんな人ですか?
主体性を持ち、自分ごととして行動できる方だと思います。「こう変えていきたい」という考えを自ら持ち、それを発信し、実現に向けて調整や行動ができる人ですね。実際、ブックリスタには自走できるメンバーが多く、自分で気づき、声を上げればすぐに動ける環境があります。
だからこそ、積極的にチャレンジできる方は多くの経験を積めますし、日々の仕事もきっと楽しめるはずです。メンバーは温かく人当たりの良い方ばかり。社風が合いそうだと感じたら、ぜひ肩の力を抜いて応募してみてください。
──星野さん、ありがとうございました!
ソリューション開発部 星野 Profile
新卒で食品メーカーの営業職として入社し、3年間勤務。その後、未経験からSIer兼SESの企業へ転職し、約3年半にわたり複数の案件に携わる。認証基盤のバックエンド開発や、通信事業者向けのアフターサービス関連システムの開発など、幅広い業務を経験。2025年、ブックリスタに入社し、PMとして活躍中。