【制度紹介】エンジニアのキャリアの悩みに寄り添う、キャリアアドバイザー制度とは? | 制度紹介
「エンジニアとしてのキャリアの描き方がわからない」「不安を気軽に相談できる相手がほしい」アウトソーシングテクノロジー社(以下、OSTech)では、このような思いを抱くエンジニアに向けて、キャリア...
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「就活って何から始めればいいの?」「自分に本当に合う仕事って何だろう?」
そんな疑問や不安を感じている就活生は多いのではないでしょうか。まずは、一度立ち止まって「働くこと」について、私たちと一緒に考えてみませんか?
多種多様なエンジニアが活躍中のアウトソーシングテクノロジー(以下、OSTech)は、「働く概念を再構築する」をテーマにしたオープンカンパニーを開催します。
今回は、2025年度のオープンカンパニーを企画した、採用担当の林さんと佐久間さんにインタビューを実施。オープンカンパニーの具体的な内容から、「働くとは何か」という本質的な問いに向き合うプログラムの狙い、そして企画に込められた想いについて詳しく伺いました。
※写真左から
佐久間さん / 雇用戦略本部・新卒採用部・IT新卒採用課
林さん / 雇用戦略本部・新卒採用部・IT新卒採用課
企業選びの際に、給料や勤務時間などの条件面を確認することは大切です。実際に就活生の中でも、条件を重視している人は多いでしょう。しかし、条件だけで会社を選んでしまうと、入社後にミスマッチが起こりやすく、早期離職に至ってしまうケースも少なくありません。
そこでOSTechのオープンカンパニーでは、まず「自分にとって働くとは?」と、今後の人生をよりよくするための根本的な問いに向き合うことから始めます。自分が本当にやりがいを感じることは何か、どのような働き方が自分に合っているのかをじっくりと見つめ直す機会を提供します。
最終的な目標は、参加した一人ひとりが「就職活動の目的」を自分自身の言葉で語れるようになること。「仕事は人生の一部である」という視点を持ち、納得感のある就職活動を進めるためのヒントが得られるプログラムとなっているので、ぜひお気軽にご参加ください。
OSTechのオープンカンパニーは、1日で完結する1dayコンテンツと3日間にわたる3daysコンテンツの2段階で構成されています。1dayコンテンツに参加した方のみが、次の3daysコンテンツへと進めます。
・開催時期:5月~10月頃
・開催頻度:週1回程度
・開催形式:WEB(Zoom)
・所要時間:3時間 / 回
1dayコンテンツは、いわば導入編。主に以下の4つのコンテンツを通じて、IT業界やOSTech、働くことへの理解を深めます。
「“条件”って何?」——無意識の思い込みに気づくワーク:
多くの学生さんが企業選びの際に無意識に囚われている「条件」(給与、勤務地、福利厚生、残業時間など)。その条件は本当に自分の価値観に基づいたものなのでしょうか?
もしかすると、SNSや周囲の声に影響されて、なんとなく選んでしまっただけかもしれません。このワークでは、まず自分の中にある「条件」の正体を自覚することから始めます。
OSTech会社説明——リアルな仕事内容と企業風土を知る:
OSTechが具体的にどのような事業を行っているのか、どのような業務形態で、IT業界のどの領域で強みを発揮している企業なのかを詳しく解説します。
IT業界のリアル——成長の背景と今後の展望:
「成長産業」「安定している」といったイメージのあるIT業界。しかし、その成長はどのような要因によって支えられているのでしょうか?IT業界がこれまでどのように発展してきたのか、そしてこれからどのような未来に向かっていくのか、その特徴や動向についてわかりやすくお伝えします。
OSTechのキャリアパス——SESとは?:
OSTechの主な事業形態である「SES(システムエンジニアリングサービス)」。SESの働き方を通じて、どのようなエンジニアキャリアを築いていけるのかをお伝えします。
・開催時期:7月~秋頃
・開催頻度:月3回程度
・開催形式:オンラインまたは対面(東京・大阪)
※今年から新しい取り組みとして対面でも実施しています
・所要時間:3日間、各日7時間(昼休憩含む)
3daysコンテンツでは、1dayコンテンツで得た気づきや学びを土台に、より実践的な内容を通じてOSTechでの「働く」を深く体験します。主な内容は以下の2点です。
社会人としての業務体験——ITエンジニアのリアルに触れる:
OSTechのエンジニアが実際に行っている業務の一部を体験していただきます。ITプロジェクトの上流工程(要件定義や設計など)から下流工程(開発やテストなど)まで、幅広い業務に触れることができるコンテンツを用意しており、ITエンジニアの仕事の全体像をつかみます。
自分自身の働き方を探究する——グループワーク&プレゼンテーション:
同じ業界を目指す他の学生さんたちとグループを組み、共通の課題に取り組みます。プロセスを通して、自分とは異なる価値観や考え方に触れ、多様な働き方があることを理解します。最終日には、グループで導き出した「自分たちが考える理想の働き方」や「将来のキャリアプラン」などを、営業担当や採用担当のマネージャーに向けてプレゼンテーションします。
③早期選考にご案内
3daysコンテンツに参加し、OSTechの理念や働き方に共感していただいた方には、早期選考のご案内をお届けします。
林さん:一番の魅力は、社会人のリアルな働き方を体験できることです。OSTechのオープンカンパニーは、単なる職業体験プログラムではありません。「OSTechのエンジニアとして働く」とはどういうことなのか、その肌感覚をつかんでもらえるはずです。
これは本を読んだりインターネットで情報を集めたりするだけの企業研究では、決して得られない貴重な体験だと考えています。
また、特に3daysコンテンツでは参加者一人ひとりに綿密なフィードバックを行っているので、就職活動や仕事との向き合い方に対して、社会人からの視点を得られることも大きなメリットだと思います。
グループワークでは、課題をこなすだけでなく、チームの中で自分の強みをどう活かすか、他のメンバーの長所をどう引き出すか、自分の短所をどう補ってもらうかといった、実践的なチームワークやコミュニケーション能力が培われます。
就職活動に役立つヒントがたくさん得られるプログラムです。
林さん:ある学生さんからは「エンジニアの一連の流れを経験したことで、自分が目指したいキャリアが明確になった」と感想をいただきました。エンジニアの仕事=プログラミングだと思っている方も多いですが、実際にはお客さまとの打ち合わせや検証作業などさまざまなプロセスがあるんです。
一口にエンジニアと言っても、そのポジションやキャリアパスは様々です。OSTechのオープンカンパニーを、将来について深く考えるきっかけにしてもらえるとうれしいですよね。
また、「クライアントの視点から見たSESの働き方や、OSTechのSESが持つ独自の強みについて、より深く理解できた」という声も多く聞かれました。SESのような働き方や、SIer企業における開発スタイルは、IT業界にいる人でもなかなかわかりづらいもの。SESや客先常駐など、エンジニアならではの働き方は、IT業界にいる人でもなかなか分かりづらいものです。エンジニア目線ではもちろん、クライアント目線での働き方の違いについても詳しくお伝えしています。
運営として特に印象に残っているのは、グループワークに参加した学生さんたちの変化です。プログラムが始まったばかりのころは緊張した面持ちだった就活生たちが、日が経つにつれて積極的に意見を交わし、活き活きとした表情で課題に取り組むようになっていく。その顔つきの変化は、彼らが主体的に学び、視野を広げている証だと感じ、毎年非常にうれしく思っています。
林さん:はい、もちろんです。まず、採用担当である私と佐久間が、オープンカンパニー期間中、皆さんの活動を全面的にサポートしますので、気軽にコミュニケーションがとれる環境です。
また、3daysコンテンツの最終日に行われるプレゼンテーションでは、現場で活躍するマネージャーも審査員として参加する予定です。彼らは、将来皆さんがOSTechに入社した際、実際に上司や先輩として関わることになる可能性が高いメンバーです。選考が始まる前のフラットな立場で、現場のリアルな声を聞いたり、自分の考えを伝えたりできる場になります。OSTechの社風を肌で感じる良い機会にもなると思います。
佐久間さん:その他、各プログラム内での質疑応答の時間はもちろんのこと、1dayコンテンツと3daysコンテンツの間には、採用担当との面談や特別人事座談会を開催します。1dayコンテンツを通じて感じた疑問や不安、キャリアに関する相談など、何でも遠慮なく話せる場にしたいですね。
林さん:こだわったポイントは大きく3つあります。
まずは、プログラミング経験がない就活生でも、これまでの学生生活で培ってきた学びや経験を、新しいフィールドでどれだけ活かせるのかを試せる場にすることです。「文系だからITは無理かも…」と諦める前に、ぜひ挑戦してほしいと考えています。
そして、知識やスキルを習得するだけでなく、参加者自身のマインド面での変化や成長を実感できるように構成した点です。技術を身につける手段は今のご時世いくらでもありますから。それよりも、対話を通して「働くこと」に対する考え方が深まったり、自分自身の新たな可能性に気づいたり、内面的な変化を促せるオープンカンパニーを目指しています。
最後に「純粋な社会人体験」ができる点です。たとえば、日報を作成して上司に報告する、あるいはビジネスにおける報連相(報告・連絡・相談)の重要性や具体的なポイントを学ぶといった、地道だけれども社会人として働くうえで不可欠な基礎を体験してもらうことを重視しています。
林さん:ミスマッチを少しでも減らしたいという強い想いがあるからです。キラキラした理想だけで仕事を選んでしまうと、入社後に「こんなはずじゃなかった」と感じてしまうことがありますよね。しかし、実際に社会人として働くということは、理想だけでは語れない側面もたくさんあります。
このオープンカンパニーを通じて、そうした社会のリアルな部分も少しだけ体験してもらう。そして、自分が思い描く理想の働き方を実現するためには、今の自分に何が足りなくて、これからどんな努力が必要なのかをあらためて考え直すきっかけになればと思っています。
佐久間さん:まだ就職活動の準備が整っていないと感じている就活生にこそ、積極的に参加してほしいですね。特に、文系の学生さんで「IT業界に興味はあるけれど、難しいかも」と感じている方には、ぜひこのオープンカンパニーを通じて、その不安を解消し、新たな一歩を踏み出すきっかけをつかんでほしいと願っています。
幅広い領域をカバーしているOSTechだからこそ、きっとあなたが輝ける分野が見つかるはず。一人ひとりの興味や適性に合わせて、多様なキャリアを描けるので、自身のキャリアについて視野を広く持って考えてみてほしいです。
林さん:身構えずに、まずは「ちょっとおもしろそう」ぐらいの興味本位で参加していただいてもまったく問題ありません。私たちにとって大切なのは、オープンカンパニーを通じて、自分自身の新たな可能性や、まだ気づいていない価値に出会い、それらを実感して深めてもらうこと。
そのためなら、私たちは全力でサポートします。皆さんのご参加を心からお待ちしています!
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