「将来のキャリアが不安」
「10年後も同じ仕事をしている未来が見えない」
こんな漠然とした悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。今回お話を聞いたのは、株式会社アウトソーシングテクノロジー(以下、OSTech)で未経験からエンジニアになる夢を叶えた3人の社員です。
全員、前職は事務職でIT業界は未経験の中、新たな挑戦としてOSTechに飛び込み、エンジニアとしてそれぞれのキャリアを築いています。OSTechはどのようなサポート体制で、業界未経験者を迎えるのでしょうか。
彼女たちの転職理由とともに、OSTechの働き方やエンジニアの仕事のやりがいについて詳しくうかがいました。
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河合さん(左)
建設会社で10年ほど一般事務を担当。OSTechに入社してからは、インフラエンジニアとして機器の保守やネットワークの監視業務に従事している。
小笹さん(中央)
進学塾の事務員として電話対応やスケジュール管理などを担当後、OSTechへ入社。お客さま先のテクニカルサポートとして問い合わせ対応やシステム管理業務を担う。
最相さん(右)
医療事務として総合病院の受付とレセプト業務を4年間担当。OSTechではシステムマネジメントの一端に携わり、技術サポートや店舗管理業務を行っている。
事務職からエンジニアへ転職。OSTechなら「未経験でも大丈夫」と感じた
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──まず、これまでの経歴と転職を考えたきっかけを教えてください。
河合さん:私は新卒から建設会社で約10年間、一般事務として働いていました。資材の発注や納入管理をメインに行っていたのですが、途中で県外の支店に異動になり、そこでは私一人が事務を任されるという環境でした。
発注や納入管理だけでなく、経理や総務の業務も担当することになり、次第に業務量が増えていったんです。一人で抱える仕事が多く、体力的にも精神的にも限界を感じるようになったのが転職を考えたきっかけです。
小笹さん:私は進学塾の事務員として働いていました。電話対応、来客対応、校内の清掃、備品の管理や発注が主な仕事で、事務の業務に加えて生徒と先生の時間割の調整にも携わっていました。私が所属していた個別指導塾は、一人の生徒に一人の先生が付きます。先生の得意科目や生徒との相性を考慮して時間割を組むのは想像以上に骨の折れる仕事で……。
河合さんと同じように、私も入社時に想定していた業務量を大きく超える毎日を過ごしていました。他の社員の業務フォローに回ることも増えてきて、働き方を見直さなければと思い、転職を考え始めました。
最相さん:私は医療事務として総合病院で働いていました。受付や会計業務だけでなく、レセプト処理にも携わり、内科や皮膚科、脳外科など幅広い科を経験しました。コロナ禍をきっかけに患者さんのデータを管理するため、ExcelやWordを使って作業する時間が増え、パソコンスキルを伸ばしていきたいと感じるようになったんです。そこで浮かんだのがエンジニアという選択肢でした。
──事務職からエンジニアを目指したのはなぜでしょうか?
最相さん:私はもともと細かい作業が好きで、データ入力や表を作成する業務に楽しさを感じていました。Excelやパソコン操作をより深く学ぶことで、自分の可能性を広げたいと考えたことがエンジニアを目指したきっかけです。
河合さん:一番の理由は「手に職をつけたい」という思いです。前職では幅広い業務に携わっていましたが、自信を持って「得意」と言えるスキルがなく、面接で具体的に話せる経験が少ないと感じました。IT業界は成長していると聞いて、自分もその中で挑戦してみたいと考えて、エンジニアを選びました。
小笹さん:コロナ禍で出社が必須の働き方に不便を感じるようになり、将来的に在宅でもできる仕事を探したのがきっかけです。IT業界なら在宅勤務が可能な企業が多いと知り、エンジニアへの転職を考えました。
──数あるIT企業の中からOSTechを選んだ決め手は何でしたか?
河合さん:いくつかIT企業を検討した中で、OSTechは未経験者に対するサポートが充実している印象を受けました。特に採用担当の方が業界の仕組みやキャリアの選択肢を丁寧に説明してくださって、「ここなら安心して成長できる」と思えたのが決め手です。
小笹さん:私も未経験歓迎という点が一番の魅力だと感じました。資格が必要だったり、経験者しか応募できなかったりする求人が多かったので、未経験者向けのサポートがあるOSTechは新しい挑戦をしたい私にぴったりでした。転職エージェントの方からも、「未経験で入社して活躍しているエンジニアがたくさんいる」とうかがい、その話に背中を押されて「私でもできるのかも」と期待したのを覚えています。
最相さん:私もお二人と同じように「未経験歓迎」の言葉に惹かれました。また、OSTechは未経験者への業務研修が手厚いと知り、プログラミング経験のない私でも安心して学べると考えたんです。実際に面接ではIT業界について何もわからない私に、丁寧に説明してくださって、安心して働けそうな雰囲気を感じました。
未経験から徐々に業務範囲を拡大中。研修から実践へ
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──未経験からエンジニアを目指すうえで、入社後にはどのようなフォローがありましたか?
河合さん:実は入社前、個人的にプログラミングスクールに通っていたんです。ただ、入社後に扱う言語とは異なるプログラミング言語を学んでいて。少しはITに対するスキルを身につけられたものの、やはり不安な状態で入社しました。
入社後は1ヶ月間、ネットワークエンジニア向けの資格であるCCNA(Cisco Certified Network Associate)取得を目指した研修を受けました。ネットワークの基礎を座学で学び、その後、実機を使って実践的なスキルを身につけるプログラムです。研修中に実機を扱えたのは、大きな学びになりました。
小笹さん:私もCCNAの研修を受けましたが、配属が早く決まったので研修途中で現場に出ることになりました。現場ではリーダーがついてOJT形式で業務を教えてくれるので、研修をほとんど受けられなかった私でも安心して仕事に取り組めました。私の場合、わからないことをその場で都度聞いて覚えていくほうが、性格に合っていたので、OJT形式でむしろ助かりました。
最相さん:私はLinuxというOSの研修を1ヶ月間受けました。パソコンのシステムについてはまったく触れた経験がなかったため、最初のうちはさっぱりわからない状態でしたが、講師の方が一つひとつ丁寧に解説してくださったおかげで、基礎から深く学べました。
また、同じように未経験からスタートした同期と一緒に学べたので、孤独を感じることなく安心して取り組めましたね。研修の後、一緒に食事に行くこともあるほど親しくなれて、OSTechで働くことが楽しみになったことを覚えています。
──現在の業務内容について教えてください。
河合さん:今は公共施設の機器保守やネットワーク監視業務を担当しています。機器の不具合が発生した際に原因を切り分けたり、現地対応の調整を行ったりしています。難しさを感じることもありますが、先輩を頼り、過去の事例で勉強しながら、徐々に対応できる知識を増やしている最中です。
最初から一人で業務を担当することはなく、周りを頼りつつ、まずは簡単な資料作成などから徐々にできる範囲を広げていくイメージです。
小笹さん:私はお客さま先のテクニカルサポートとして、社内システムの問い合わせ対応や権限付与を担当しています。たとえば、社員の方のスマートフォン操作に関する質問への回答や、システムへのログインフォローの対応などを行うことが多いです。マニュアル作成やシステムの整備などを通して、PowerPointやExcelなどのパソコンスキルが身に付いていると実感しています。
最相さん:私は大手コンビニのサイネージシステムの統括業務を担当しています。店舗の障害対応や点検作業のスケジュール管理など、業務は多岐にわたります。
女性が多いチームで、派遣社員・社員問わず協力し合いながら、良い雰囲気で仕事を進められているので、働きやすい環境ですね。私も皆さんと同じように、業務を通してExcelなどの基本的なパソコンスキルの向上を実感しています。
──事務職の経験やスキルで、今に活きている部分はありますか?
河合さん:コミュニケーション能力はもちろんですが、それに加えて、スケジュール管理や調整スキルも活かせていると感じます。前職では、各所とのスケジュール調整が必要だったため、関係者との調整業務を通じて、円滑なコミュニケーションだけでなく、優先順位をつけてタスクを管理するスキルも身につきました。現在の業務でも、チーム内外の調整を行う機会が多く、そうした経験が役立っています。
小笹さん:簡単なPC操作、メール作成、電話受付の経験はすごく役に立っています。とくに電話は臨機応変な対応が必要で、咄嗟に出る言葉遣いは経験があってこそだと思います。事務とエンジニアは全く関係ないように思いましたが社会人として自分が培ってきたことは無駄ではないと感じました。
最相さん:タイピングスキルや業務上の調整力など、前職の経験が活かされていると感じることは多いですが、一番は 「適切に情報を伝える力」 です。
病院の受付にはさまざまな方がいらっしゃるので、多様な世代や立場の方に向けて、状況に応じて伝え方を工夫することが求められました。エンジニアの仕事でも、お客さまや作業員などさまざまなポジションの方とやり取りする機会が多いため、分かりやすく説明したり、相手の意図を正確にくみ取ったりすることが大切です。こうしたスキルは、前職での経験をそのまま活かせていると感じます。
「相談しやすい職場環境がある」OSTechの働き方とカルチャー
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──OSTechの働き方やカルチャーについて、何か感じていることはありますか?
河合さん:在宅勤務ができるようになり、生活に余裕が生まれました。また、現場ではOSTech以外の企業のメンバーとも一緒に働く機会が多いですが、垣根を感じることなく相談しやすい雰囲気です。気軽に質問できる環境なので、安心して業務に取り組めます。
小笹さん:私も在宅勤務ができるようになって、通勤のストレスから解放されました。自分のペースで仕事を進められるので、集中力も高まりますね。OSTechの社員は比較的落ち着いた方が多い印象ですが、困ったときは丁寧にサポートしてくれるので、とても働きやすいです。
最相さん:営業担当の方やキャリアアドバイザーの方が親身になって相談に乗ってくれるので、安心して仕事に取り組めていると感じます。定期的な面談もあるので、自分の状況やキャリアプランをしっかり伝えられるのも良い点です。
また、研修で出会った同期とは今でも交流があり、部署が違っても気軽に相談できる関係性を築けているのは心強いです。歓迎会なども定期的に開催されていて、部署の垣根を越えて交流できる機会があるのもOSTechの魅力です。
OSTechの仕事は、着実に成長を実感できる
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──今後のキャリアの目標を教えてください。
河合さん:今は目の前の業務を一つひとつこなしながら、知識の幅を広げている段階です。将来的には、ネットワークやインフラの分野で専門性を高め、自信を持って「これが得意です」と言えるようになりたいです。
小笹さん:今後もテクニカルサポート業務を通して、さまざまなシステムやツールの知識を深めていきたいです。そして、ゆくゆくはかつてOJTで教えていただいたように、今度は自分が新人教育を担当するなど、後輩の育成に携わりたいと考えています。
最相さん:まずは資格取得を目標に、技術的なスキルアップを目指したいです。将来的には、チームリーダーのような立場で、メンバーをまとめながらプロジェクトを成功に導く経験も積んでいきたいです。
──最後に、これからエンジニアを目指す方へメッセージをお願いします。
河合さん:エンジニアは未経験でも挑戦できる仕事です。最初は不安もあるかもしれませんが、研修制度やサポート体制が充実しているOSTechなら、安心してスタートを切れるはずです。私自身、一歩ずつ成長を実感しながら、エンジニアの仕事を楽しんでいます!
小笹さん:入社前はパソコンスキルに自信はありませんでしたが、OSTechで働く中で自然とスキルアップできました。未経験だからといって諦めず、まずは一歩踏み出してみてください!
最相さん:これまでの事務職の経験は決して無駄になりません。そのうえで、新しいことに挑戦したいという気持ちがあれば、きっと活躍できるはずです。あなたの挑戦を応援しています!
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