社会人としての一歩を踏み出すとき、「職場に馴染めるだろうか」「周りの技術力についていけるのか」と不安になるのは、誰にとっても自然なことです。
BREXA Technology(以下、BREXA Tech)で働く、入社4年目の杉野さんと3年目の岡崎さんも、そんな気持ちからスタートしました。でも、頼れる先輩や抜群のサポート体制、明確な評価制度などさまざまな気づきを経て、今では「働きやすい」と胸を張って答えます。
今回は、2年間同じ配属先で共に時間を過ごしてきた先輩・後輩関係のお二人に、これまでの成長の軌跡とBREXA Techの魅力を伺いました。
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杉野さん(写真左) / ITエンジニア・チームリーダー / ITエンジニアリング事業本部・西日本エンジニアリング部・大阪システム課
大学で情報システムを専攻し、エンジニアを目指していた中で、BREXA Techの採用担当の人柄に惹かれ、2022年4月に新卒入社。SAP導入に伴う生産調達部門の移行作業担当を経て、現在はSAPの運用保守でリカバリ対応を担当している。趣味は外食、お菓子作り、アウトドア全般で特に旅行やキャンプを楽しんでいる。
岡崎さん(写真右) / ITエンジニア / ITエンジニアリング事業本部・西日本エンジニアリング部・大阪システム課
理系学科出身。就職活動中にBREXA Techの話を聞く中で「ワクワクできた」ことが決め手となり、2023年4月に新卒入社。現在はSAPの会社間統合作業を担当し、最近は開発や結合テストを中心に業務を行っている。趣味はドライブ、旅行、ゲーム、ライブ観賞。
「伝える」ことから始まる信頼関係
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── お二人は新卒入社ですが、初めての社会人生活では不安なことも多かったのではないでしょうか。入社直後、どのような悩みを抱えていましたか?
岡崎:最初は業務で使うプログラミング言語、ABAP(=Advanced Business Application Programming)の存在すら知らなかったので、配属先が決まっても、正直「何をするのかまったく想像できない」状態でした。事前に調べてみたものの、なかなか全体像の理解が難しくて…。
でも、何より心強かったのは、直属の先輩にあたる杉野さんが仕事の進め方からプログラムの組み方、細かい規約まで丁寧に教えてくれたこと。時には注意も受けながら、難しい技術についても「こうやで」と関西弁で親しみやすく指導してもらえたので、業務にも職場にもすぐに馴染むことができました。
── どんなところについて注意したんでしょうか?内容について差し支えなければ教えてください。
杉野:配属時に岡崎さんを見ていると、どうしても学生気分が抜けていない部分があったので「その態度は大学ではいいかもしれないけど、社会人としては良くない」と、伝えました。早く仕事に慣れて、楽しく働くためにも、周りに信頼される態度であってほしいと思ったからです。もちろん、彼には素敵な部分がたくさんあるので、最大限魅力が発揮されるよう、まずは社会人としての土台を整えてほしい、と。
はっきりと伝えたので、「嫌な先輩!」と思われることを覚悟していましたが、岡崎さんは素直に受け止めてくれて。すぐに態度をあらため、真面目に働く姿を見て、それまで抱いていた印象が180度変わりましたね。
岡崎:注意を受けたときは、正直戸惑いもありました。杉野さんは仕事中はすごく静かで、淡々と作業を進めていくタイプだったので、「ヤバい…叱られた…」と(笑)。でも、早い段階で率直に注意をしてくれるのは、直属の先輩ならではの愛ですよね。
態度は自分の心がけ次第で、すぐにどうにかなる課題。注意を受けて、素直に改善を心がけました。この出来事があったからかは分かりませんが…今では本当に何でも相談できる、頼れる先輩です。仕事のことはもちろん、他愛のない話もしやすくて、杉野さんが同じ配属先で良かったと心から感じています。
業務の中で成長を実感しながら、さらなる高みを目指して
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── ここからは、業務についてお伺いします。配属されてから、どのようなサポートを受けながら業務を覚えていったのでしょうか?
杉野:まず、配属先の新人のエンジニアと一緒に、2ヵ月間のABAP研修を受けました。スタートラインが同じエンジニアばかりだったので、質問や相談を気軽にしやすかったです。
研修後は簡単なプログラムの改修から始め、徐々に詳細設計書や基本設計書を書くように。段階的にレベルアップできるよう配慮されており、今でも適宜先輩がサポートしてくれる心強い環境です。
岡崎:私も杉野さんと同じ流れで、研修とOJTの両サポートを受けながら業務を覚えてきました。研修中には自分が書いたプログラムを先輩にレビューしてもらって、フィードバックを受けられるんです。
もちろん、杉野さんにもたくさん具体的なアドバイスをもらいました。本格的に業務に携わるようになってからも、難しいことは多々ありますが、一つひとつ解決しながら知識とスキルを身につけています。
── これまでの担当業務について教えてください。また、業務を通して、どのような成長を実感していますか?
杉野:2ヵ月間の研修を終えた後、1年4ヵ月ほど配属先の社内で開発や設計書作成を担当しながらIT全般のスキルを身につけていきました。入社2年目の途中からは、お客様先のオフィスで、システム導入を担当。SAPシステム*の導入で使用する値を決めたり、実際に本番機にデータを入れてエラーチェックをしたり、多様な業務を経験しました。先週からは運用保守チームに移り、まだ3日目です。
*SAPシステム:SAP社が提供する企業の会計・人事・在庫管理などを一元管理できる統合型業務管理システム
新しい配属先では、初めて会う方がほとんどです。そんな中でも、積極的に質問したり、お声がけしたりすることを意識していたので、もともと人見知りな性格でしたが、コミュニケーション能力が高まったと感じています。
岡崎:私は、研修が終わってからずっと配属先の社内プロジェクトに従事しています。最近担当しているのは、SAPの会社間統合作業と呼ばれる複数のシステムを一つにまとめる業務です。開発からデータ移行、テストまで一連の流れを経験させてもらって、徐々に上流工程へとステップアップしています。
今は、やっと一人前への道を歩み始められる段階に来たところでしょうか。1からシステムを組み立てるための知識が身についてきた実感を得ています。
── 業務の中で、お互いに助け合う場面はあるのでしょうか?
岡崎:もう、ずっと助けてもらってばかりですね。社会人としてのふるまいやコミュニケーションはもちろん、技術面でも細かいところまで丁寧に教えてもらっています。
杉野:実は、岡崎さんは社会人になって初めての後輩なんです。だからこそ、学生時代の後輩とはまた違う距離感の取り方を学ばせてもらっています。
また、岡崎さんが前向きに技術と向き合っている姿を見て、いつも良い刺激をもらっています。後輩の活躍は、良い意味で自分を奮い立たせるプレッシャーになりますね。
評価の基準が明確で、個人の“がんばり”が報われる環境がある
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── 先輩である杉野さんも、岡崎さんから刺激を受けているのは素敵な関係性ですね。これまでは配属先でのお話でしたが、BREXA Techの魅力についてはどのように捉えていますか?
杉野:評価制度が明確なのは、BREXA Techの大きな特徴だと思います。評価の理由がきちんとフィードバックされるので、自分のスキルがどう評価につながったのかを実感できるんです。曖昧な評価にモヤモヤすることはまずありません。だからこそ、次の目標も立てやすいんです。大学時代の友人に話しても「そこまで具体的に評価基準を教えてくれるなんて珍しいね」と驚かれます。
それから、配属先で困ったことがあったときに、営業担当やグループリーダーなどのリーダー陣が親身になって相談に乗ってくれるのもありがたいです。自分では言いづらいようなことでも営業担当が代わりに配属先へ伝えてくれる場面もあって、チームとして守られている安心感があります。
印象的だったのは、半年間の出張が決まったときのこと。「愛犬と離れたくないです」と正直に伝えたところ、なんとペット可の物件を手配してくれて。本音を言える関係性と、それを汲み取って動いてくれる環境に、本当に助けられました。
岡崎:営業担当の対応がとにかく柔軟で、レスポンスも早いのは、本当にありがたいですよね。最近、急な事情で地元に戻らなければならなくなった際も、必要な調整を速やかに行っていただいて。何かあったときにすぐに頼れる存在がいるのはBREXA Techの魅力です。
あと、同期との横のつながりも強く、内定式や研修でしか会っていない人ともいまだに飲みに行くなど、交流が続いているんです。配属先が違っても、ちょっとした情報交換ができたり、一人でがんばっているのではないという安心感があります。
── ワークライフバランスについてはいかがですか?
杉野:忙しい月には残業することもありますが、基本的には定時に帰れています。有休も取りやすく、休日出勤が必要な場合には、かなり前から伝えてくれるため、プライベートの予定も立てやすいです。もちろん代休も取れます。
岡崎:私も基本的には定時で業務を終えられていて、特に不満などはないですね。ストレスなく業務に集中できる環境だと思います。
ここは、「なりたい自分」になれる会社
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── 今後の目標について教えてください。
杉野:昨年、入社3年目でチームリーダーになれたので、次はグループリーダーを目指しています。周りから気軽に相談してもらえる存在になり、他の社員を支える役割を担えたらうれしいですね。技術面では、現在生産調達部門にいるので、そのモジュールの知識をもっと深めていきたいです。
実は四半期に1回、現状の自分を分析して、理想のキャリアに対して足りないものを見つめ直す時間を取っているんです。このサイクルを継続し、さらに自分らしいキャリアを築いていきます!
岡崎:今携わっているSAPシステムの分野で、まずは安心して任せてもらえるくらいの技術力を身につけ、将来後輩ができたときに、丁寧に指導できるような技術者でありたいです。杉野さんから学んだ「細かいところまでやり切る姿勢」を後輩にも継承していけたらうれしいですね。
── 最後に、入社を検討している方へ向けて、メッセージをお願いします。
岡崎:BREXA Techは縦のつながりもリーダー陣のサポートも万全で、働きやすい環境です。また、杉野さんが言っていたように、どうすれば給料が上がるのか、評価制度がはっきりしている。先輩の力も借りながら、業務や制度について早く理解できれば、入社したてでもスムーズに取り組めますし、理想のキャリアに近づけると思います。
さらに、とにかくプロジェクト数が多く、手を挙げれば多様な現場を経験できるため、自分の可能性を横にも縦にも広げやすい会社です。転職することなく、新しい挑戦ができる環境はエンジニアのキャリアにとって、大きなメリットになるのではないでしょうか。
杉野:今、大阪システム課は、より働きやすい環境を目指して、チーム体制を整えている真っ最中です。一チーム10名弱と少人数制なので、一人ひとりに綿密な対応をできるのが私たちの強みです。岡崎さんは今でも働きやすい環境だと言ってくれていますが、さらにエンジニアに寄り添った体制をつくれるよう、リーダー陣で協議を進めています。
最後に、私にとってBREXA Techは、なりたい自分になれる会社です。それは、これまでお伝えしてきた評価制度や多様な経験が積める環境に現れていると思います。前向きに取り組める人を応援してくれるような会社なので、これを読んでいる皆さんと一緒に働ける日が来ることを楽しみにしています!
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