元気寿司採用担当の加藤です。今回の記事では、以前に対談企画で登場くださった同期であり、「魚べい」統括店長の町田さんに「男性ながら、半年間の育児休暇を取得した社員」として、育休取得に至った経緯や育休を取って感じたことをインタビュー。そして育休をはじめとした、元気寿司の待遇や福利厚生についてもご紹介できればと思います。

ーーそもそも、どうして育休を取ろうと思ったのですか？

(以下、町田さん)

私には3人の子どもがいるのですが、1人目、2人目の時に育休は取りませんでした。妻は里帰り出産をしましたし、家のことより仕事が優先、育休を取る発想すらなかった気がします。ですがコロナ禍に入り、里帰り出産ができないとなった時、一緒に暮らす家族のサポートが必要となりました。そこで初めて、育休を考えることになったんです。

男性の育休取得は私が初めてではなく、過去にも数名いました。新卒で入社した20年前はともかく、今は社内にも「男性の育休取得」に抵抗感は一切ないですし、上司に言いづらい、といった事も全くありません。むしろ周囲からは背中を押してもらえましたし、実務的な角度から言えば、育休から復帰しても自身の肩書きが変わる心配がなかったのも大きかったです。

——育休中は、どんな毎日を過ごしていたのですか? 

毎朝7時には起きて、みんなの朝食を作り、 おむつを替え、 赤ちゃんにミルクをあげ、食器を洗い、掃 除をする。洗濯は苦手で妻に任せたのですが、 だいたいの家事はこなしましたね。

そして夜9時には寝るという――。 

働いていた頃とはガラッと生活が変わりましたし、人生ではじめて過ごす時間をとても楽しめました。 生まれた赤ちゃんだけではなく、上の子ども達とも多くの時間を持てましたし、妻もとても喜んでくれました。 実は “パパ友” もできたんですよ。

働いている姿だけを見ていた加藤さんからは、想像もつかない私でしょうが...... 

――そうなんですね、ビックリしました。一方、会社との距離感はどうでしたか? 

しっかり業務からは離れ、 文字通りの "休暇"を過ごせました。ときどき部下や同僚から「こんな事があったんですよ」といった報告はありましたが、 私が何かをするというわけではなく。 

いろいろ気を配ってくださった部分もあったのでしょう。 感謝しかないですね。 

ただ、育休期間が充実するほど「仕事にちゃんと戻れるだろうか？」という不安がよぎることも。 実際、 復帰当初は手探りでしたね。 時間をかけて、 少しずつ仕事の勘を取り戻していった形です。 また半年間、 外から会社を客観的に見ることで改めて「いい会社で働いていたんだな」という感想を持てました。 

――充実した育休だったのですね。 他の社員にもお勧めできますか？

そうですね。 女性も男性も、積極的に育休を考えて欲しいなと思います。

これは私が充実した毎日を過ごせたこともありますが、 一方で、 同じ店舗のチーフが育休を取ったケースも鑑みての感想です。 一人、人員が欠けても “抜けた穴を埋める動き”を会社がとってくれる。人事面でのバックアップがなければ、理想だけでは店舗は回りませんから。 

元気寿司で働いて20年あまり。 育休制度をはじめとして、様々な制度が整い、働きやすさが増したという実感があります。「男性社員は家庭を顧みず、ひたすらに働いてお金を稼ぐ」なんて時代でもないですしね。

例えば、他にどんな会社の制度を“良い”と感じますか? 

“良い” と感じる点はいくつもあるのですが、まずは勤務形態。自宅から通える範囲内での異動がある 「エリア限定社員」、関東圏や関西圏など規定地域内で働き、 休日には自宅や家族のもとへ帰りやすい 「ナショナル社員」、 全国各地への転勤を伴う分、 給与が最も高い「グローバル社員」という3種類から選ぶことができますし、ライフステージが変わる中で勤務形態を変えることもできます。 

他には「報奨制度」も以前に増して充実しましたよね。 店舗の成績に応じて、様々な形で“還元” が成されていて、金一封や決算賞与を受け取れたり、今年から会社に貢献した店長に「2泊3日の香港研修旅行」が贈呈されるようになりましたし。 

また、研修制度の充実ぶりも素晴らしいと感じます。 加藤さんもトレーナーをしていたのでおわかりでしょうが、 新入社員研修だけではなく、一般社員から店長まで階層別の研修が用意され、成長を後押ししてもらえますから。 

いかがだったでしょうか? 

町田さんの歩んだキャリアは、 決して特別なものではありません。

元気寿司では、すべての社員が 「理想の働き方と理想のライフキャリア」を目指せますし、会社も全力でバックアップします。 

「飲食業って、なんだか大変そう」 

という先入観を持つことなく、学生さんにはフラットに元気寿司という職場を見て頂けたらと思います。