私たちが描く未来の景色は、ひとことで言えるくらいシンプルです。
「『きてよかった』が、ふえていく社会。」
派手なスローガンではありません。むしろ、地味な積み重ねの先にしかない景色だと思っています。
「きてよかった」は、4回鳴る
私たちのVisionには、4つの『きてよかった』が登場します。
- 外国人財:「日本に来てよかった」
- 企業:「来てもらってよかった」
- 地域:「来てくれてよかった」
- 当社社員:「この会社にきてよかった」
この4つが、別々ではなく、連鎖している状態。誰かの「よかった」が次の誰かの「よかった」を呼び起こす。それが、私たちの目指す社会のかたちです。
① 外国人財:「日本に来てよかった」
ある実習生は、来日して数か月、ホームシックで眠れない夜が続いたそうです。それが半年後には、休日に同僚と地元のお祭りに繰り出すようになっていました。1年後には、日本語で冗談を言って笑わせてくれるようにもなりました。
「日本に来てよかった」は、最初から鳴る音ではありません。日々の小さな安心が積み重なって、やっと鳴るものです。私たちは、その積み重ねの伴走者でありたいと思っています。
② 企業:「来てもらってよかった」
受け入れ企業のなかには、当初は「人手不足の解消」が動機だったところも少なくありません。それが半年・1年とたつなかで、「彼ら/彼女らがいるから現場が変わった」と話してくださる方が増えていきます。
多様な背景を持つメンバーが入ることで、業務の言語化が進む。教える側のリーダーシップが磨かれる。属人化していた仕事が見える化される。
「人手不足の解消」だったはずが、いつのまにか「組織が育つきっかけ」に変わっている。それが「来てもらってよかった」の正体です。
③ 地域:「来てくれてよかった」
実習生が住む地域では、最初は戸惑いの声があがることもあります。ことばが違う、生活習慣が違う、ゴミの出し方がわからない――。
でも、地域のお祭りに参加したり、地元の小学校で母国の文化を紹介したり、そんな小さな接点が積み重なると、街の表情が少しずつ変わります。
ある自治会長さんが、「うちの地域、彼らが来てくれて明るくなった」と言ってくれたとき、私たちは「これがVisionの一部だ」と確信しました。
④ 当社社員:「この会社にきてよかった」
そして、忘れてはならないのが私たち自身です。社員一人ひとりが「ここで働けてよかった」と思える会社でなければ、他の誰かの『よかった』を生み出すことはできません。
私たちのカルチャーは、「自分も含めて全員が幸せになる」を前提にしています。誰かの『よかった』のために、誰かが我慢する。そういう構造を、私たちは選びません。
4つの「きてよかった」は、つながっている
この4つの『きてよかった』は、独立した目標ではありません。ひとつが鳴ると、次が鳴る。連鎖する音です。
当社社員が「ここにきてよかった」と感じているからこそ、外国人財に丁寧に向き合える。外国人財が「日本に来てよかった」と感じているからこそ、企業の現場が活性化する。企業が「来てもらってよかった」と感じているからこそ、地域に好影響が広がる。地域が「来てくれてよかった」と感じているからこそ、また次の人を迎えられる。
この螺旋を回し続けることが、私たちのVisionです。
「自分の関わり方が、誰の『よかった』につながるか」が見える仕事は、きっと多くはありません。
当社はまだ小さな組織ですが、その分だけ一人ひとりの仕事が、誰かの『きてよかった』に直接結びついています。
この景色を一緒に見たい方、一緒に音を鳴らしたい方を、いつでもお待ちしています。