ある日、カフェにいた時に
こんな会話が聞こえてきたんです
2人とも30代で、
「もっと若い頃に就活をちゃんとやっておけばよかった」
「今、派遣で働いていても給料は上がらない」
「最初に応募した時の条件とも違って、納得いかない」
「でも、今から転職するにしても、もうこの歳だし資格もない。行くところがない。詰んだ」
そんな話をしていました。
若い頃は青春を楽しみたかった。
若い時にしかできないこともある。
自分の好きなことをして、何となく困らないくらい稼いで働いて。
子どものことや就活、将来のことなんて、あまり考えていなかった。
気づいたら30代後半。
周りは結婚して、子どもがいて、仕事もキャリアも積み上げている。
自分は仕事も中途半端になってしまった。
先に楽を選んだから後に苦労することになってしまった
でもしょうがないよね、と開き直るしかない。
そんな話でした。
でも、同時にふと思ったんです。
「もし私が自分のやりたいことを若い時に優先して生きていたら、
今こうやって話していたのは、私だったかもしれないな」と。
もちろん、若い頃にしかできないこともある。
何を大切にして、どんな人生を選ぶのかは、人それぞれです。
だから、今日話していた2人が悪いわけでもないし、
私と同じ選択をする必要もありません。
ただ、私は今日の話を聞いて、
「若いうちに、しんどいことをやっておいてよかったな」
と、初めて心から思いました。
私は24歳で子どもを産みました。
就活もちゃんとやって、社会人として働いて、自営業も経験しました。
そして今は、新しい環境に飛び込んで、経営者を目指しています。
もちろん、若い頃に遊びたかった気持ちがなかったわけではありません。
24歳で子供産んでるひとなんて周りにいなかった。
頼る人も近くにいなければ子育てについて相談できる相手もいない。
周りのみんなは遊んでる。それを横目で見ながら子育てと
仕事をする日々。子供がいるからと誘いを断ることも当たり前。
でも私は、早いうちに子育てをして、働いて、
社会人としての経験を積む道を選びました。
だけど今、子育ても少しずつ落ち着いてきて、
自分のやりたいことに挑戦できている。
それはもしかしたら、昔の自分が先に大変なことをやってきたからなのかもしれません。
そう考えたら、
「私がこれまで選んできた道も、ちゃんと正解だったのかもしれないな」
と思えました。
体力があるうちに子どもを産んで、
44歳になる頃には、子どもたちも成人する。
そこからは、自分の好きなことを思いっきりやれる人生にしたい。
そう信じてきたからこそ、今の私があるんだと思います。
まさか自分が経営者を目指すなんて、当時は思ってもいませんでしたが。笑
そういえば、昔おばあちゃんからよく言われていました。
「若いうちに苦労しろ」
子どもの頃は、その言葉の意味なんて全然分かりませんでした。
でも今日、ふとその言葉を思い出して、
「ああ、こういうことだったのかもしれないな」
と、少しだけ分かった気がします。
夏休みの宿題と同じ。
先に大変なことをやっておけば、その後に思いっきり遊べる。
人生も、もしかしたら少し似ているのかもしれません。
もちろん、人生ですべてを同時に手に入れることはできない。
だからこそ、
「自分はどんな人生を送りたいのか」
「そのために、今何を選ぶのか」
を考えることが大切なんだと思います。
そして今の私がやっていることも、
もしかしたら未来の自分から見たら、
「あの時、頑張っておいてよかった」
「あの時にこの選択をしてくれてありがとう」
と思えることになるのかもしれない。
だから私は、今はしんどいことから逃げずにやっておこうと思います。
いつか未来の自分が、今の自分に
「ちゃんとやってくれて、ありがとう」
って言えるように。
これから先、どんな未来になるかはまだ分かりません。
でも、今の私が選んでいるこの道を、
未来の自分が「正解だった」と思えるように。
今日も、一歩ずつ進んでいきたいと思います。