実際にカナダで働いて、一番衝撃を受けたことがあります。
それは、海外は徹底した実力主義社会だということ。
アメリカやカナダも日本と同じ資本主義社会ですが、日本以上に貧富の差があります。
そして、雇用形態に関係なく、リストラや解雇は珍しくありません。
「明日から来なくていいよ。」
そんな一言や、メール1通で契約が終わることもあります。
実力がなければ、仕事を失う。
そんな厳しい世界でした。
日本では、年功序列の環境で働いてきました。
だから最初は、その世界が少し怖く感じました。
でも同時に、
「自分の実力は、どこまで通用するんだろう。」
そんな気持ちもありました。
なぜなら、日本で働いていた頃から、ずっと感じていた違和感があったからです。
どれだけ頑張っても、評価されない。
自分なりに工夫し、最大限努力して成果を出しても、給与はほとんど変わらない。
評価されるのは、自分ではなく上司や組織。
努力した分が、そのまま自分に返ってくるわけではない。
そんな環境に、私はずっとモヤモヤしていました。
だからこそ、やった分だけ結果が返ってくる実力主義に、怖さと同時に強く惹かれたんです。
でも、実際に海外で働いて気づいたことがあります。
日本でも。
カナダでも。
人生の根本的な悩みは変わりませんでした。
それは、
- 時間
- お金
- 人間関係
海外では、お金がなくなれば生活できません。
家賃が払えなければ、帰国するしかない。
仕事が決まるまで、毎日不安でした。
そんなある日、ふと思ったんです。
「なんで、自分が働けるかどうかを決めるのは相手なんだろう。」
採用されるかどうか。
昇給するかどうか。
いつ解雇されるか。
どれも、自分だけでは決められない。
私は、誰かに選ばれることを待つしかありませんでした。
その状況が、とても悔しかったんです。
もっと悔しかったのは、自分自身でした。
受け身でしかいられない自分。
誰かに選ばれることを前提に生きている自分。
「なんで自分の人生なのに、人生の舵を握っているのは自分じゃないんだろう。」
そう思った瞬間、自分の働き方を見直したいと思いました。
会社に20年、30年、40年と勤めたとしても、
会社の業績が悪くなれば、リストラの対象になる可能性はあります。
実際、日本でも終身雇用は当たり前ではなくなり、大企業でさえ成果を重視する働き方へと変化しています。
年齢を重ねるほど、
住宅ローンや家族、生活費など、守るものは増えていく。
そんな時に、
「明日から来なくていいです。」
と言われたら、人生は大きく変わってしまいます。
海外で働いた経験を通して、私がたどり着いた答えがあります。
これからの時代、本当のリスクは「会社に勤めること」ではありません。
会社だけに人生を預けることです。
だからこそ必要なのは、
自分で価値を生み出し、自分で稼げる力を持つこと。
会社に依存するのではなく、
いつでも選択できる状態をつくること。
そして、
人生の舵を、自分の手に取り戻すこと。
私は、そんな生き方を選びたいと思いました。
最後に、あなたにも問いかけたいです。
今の働き方は、自分で人生を選べる未来につながっていますか?
それとも、
評価されない努力を、この先も続けますか?