こんにちは!Deillo採用担当です。
今回は、新店舗の販売職として活躍している嶋にインタビュー。キャリアや異業界からの転職の想い、未来の仲間へ向けたメッセージまで、幅広く語ってもらいました。未来の仲間となるかもしれないあなたへ──ぜひ最後までご覧ください!
数字を追う仕事から、“人と働く”仕事へ。私のキャリアの原点
―― 学生時代の学びや、社会人として歩みはじめた当時のことを教えてください
生まれも育ちも横浜で、大学もそのまま地元の商学部へ進学しました。社会や経済の動きを数字で捉えることに興味があり、マーケティングや簿記を中心に学んでいました。そんな学びを通して数字を扱う金融の世界に惹かれ、卒業後は証券会社へ。会社説明会で耳にした「その人にしかできない仕事をしましょう」という言葉に心を動かされ、“私もそんな仕事がしたい”という想いで入社を決めました。入社後は、数字を追うことが純粋に楽しく、売上を伸ばすたびに大きな達成感を覚えていました。
―― 金融の仕事を経て、次のステップとしてどんな選択をされたのでしょうか
結婚と出産を経て、約10年間は専業主婦として家庭に専念。その後、子どもが小学生になったタイミングで資格を活かし、銀行に派遣として復帰しました。しばらくして再び正社員として働きたいという想いが芽生え、再度証券会社へ。ノルマのある個人営業に携わり、営業の厳しさとやりがいを改めて学びました。
―― ライフステージの変化の中で、どのように働き方を見直されたのでしょうか?
家庭や子どもの成長に合わせて働き方を見直す中で、次のステップとして選んだのが外資系キッチンメーカーの販売職でした。入社1年後には店長を任され、店舗マネジメントを6年間担当。コロナ禍で“おうち需要”が高まっていた時期ということもあり、販売は好調でした。その中で学んだのは、「数字だけではなく、人を育てる大切さ」。責任者として数字には厳しくありながらも、一人では何もできない。メンバーと協力し、レイアウトひとつで売上が変わることを体感し、初めて“チームで働く”楽しさを知りました。金融の世界では個人で数字を追う日々でしたが、この経験が仕事に対する価値観を大きく変える転機になりました。
お客様の笑顔に触れて、自分の可能性を広げる仕事へ
―― 転職を考えた背景と、Deilloへの入社を決めた理由を教えてください
前職の金融業界では“形のないもの”をお客様に提供してきましたが、販売職では“手に取れる商品”を通してお客様の笑顔を直接見ることができました。「使ってよかった」「また来ます」と言っていただける瞬間は、この仕事ならではの喜びでした。一方で、キャリアを重ねる中で“教える立場”が増え、自分が学ぶ機会が減っていることに気づきました。「このままでいいのかな」「まだ挑戦できることがあるのでは」と感じ、次のステージを意識するようになったんです。
そんな時に知人を通じて出会ったのがDeilloでした。面接で社長の話を伺い、「未来を描くってこんなに素敵なんだ」と心から感じました。ここなら、自分の可能性をもう一度試せる──そう確信して入社を決めました。
―― 入社直後は、どのような業務からスタートされたのでしょうか?
2025年6月の入社後、銀座・新宿・上野店で研修を経て、8月オープンのみなとみらい店の立ち上げに参加しました。Deilloは「まずやってみよう」というチャレンジ精神を大切にしており、最初からすべてを教わるよりも、実践の中で学ぶスタイル。私自身“10の勉強より1の経験”の方が身につくタイプなので、早い段階で売り場に立てたことが何よりの成長でした。入社まもなく担当したお客様とのご縁が初めての成約につながり、大きな自信にもなりましたね。
―― 自信を持って接客するために、どんな工夫をされていますか?
販売の現場では、いつ入社したかはお客様には関係ありません。だからこそ、自信を持ってお客様と向き合うよう意識しています。わからないことは素直に聞きつつ、お客様の前ではプロとして堂々と対応する。そしてその日の疑問はその日のうちに解決する。
そんな姿勢を支えてくれるのは、周りの仲間たちの存在です。いつか自分も、新しく入ってくる仲間に同じように温かくサポートできる存在になりたい──そう思いながら日々の仕事に取り組んでいます。
―― 現在はどのようなお仕事を担当されていますか?
現在は、みなとみらい店で販売スタッフとして勤務しています。生まれ育った地元ということもあり、お客様と「この辺りは○○がありますよね」と自然に会話が弾むことも多いんです。そんな何気ない会話から信頼関係を築けるのが、この仕事の魅力です。
1日の始まりは店舗の掃除から。お客様の目線で「どこをどうすればもっと心地よく感じていただけるか」を考えながら、細かな部分まで気を配っています。日中は受付や事務をしながら接客、夕方には締め作業。地道な日々の積み重ねの中で、“どうしたらもっと良くできるか”を常に考えながら働いています。
出会いと挑戦が、日々のやりがいをつくる仕事
―― 仕事をする上で、普段から意識していることを教えてください
仕事をするうえで意識しているのは、「何を求められているのかを理解すること」です。みなとみらい店が、そして会社が自分に何を期待しているのかを把握しないまま努力しても、それは独りよがりの頑張りになってしまいます。評価するのは会社だからこそ、自分の立場や役割を理解し、今すべきことを常に考えるようにしています。
また、目の前の仕事だけで終わらせないように、常に「3ヶ月後・半年後・1年後」を見据えています。会社には年間の行動計画を提出しており、それを上司と定期的にすり合わせながら、昨日より今日、今日より明日の自分が少しでも成長できるように努力しています。
―― お客様との印象に残っているエピソードを教えてください
特に印象に残っているのは、テーブルを探しに来られたあるお客様との出会いです。最初は「サイズを測ってまた来ます」と帰られましたが、2度目のご来店ではお子さまと一緒にお越しくださり、たくさんお話を重ねた上でご購入を決めていただきました。
納品後の様子を伺うのが楽しみで、「また子どもが大きくなったらベッドを見に来ます」と言ってくださった言葉は、私にとって何よりの宝物です。家具という長く寄り添う商材だからこそ、お客様と長く関係を築けることが何よりのやりがいだと感じています。
―― 今後挑戦したいことを教えてください
これからも、必要とされる場所で働き続けたいという気持ちは変わりません。店舗の仲間やメーカーの方々から「嶋さんがいてよかった」と思ってもらえる存在でありたい。そのために、マネジメントや人事など幅広い分野にも挑戦し、インテリアコーディネーターの資格取得にも取り組んでいます。
―― 最後に、どんな方と一緒に働きたいと思いますか?
異業種からの挑戦は簡単ではありませんが、Deilloには成長意欲のある方が活躍できる環境があります。失敗を恐れず挑戦したい方、可能性を伸ばしたい方──そんな方にぜひ仲間になってほしいです。私自身も、同じように挑戦する誰かの力になれる存在でありたいと思っています。
嶋のこれまでの経験から、販売職の仕事の面白さや向き合い方を少しでも感じていただけていれば嬉しいです。私たちはこれからも、新しいことに前向きに挑戦しながら、お客様にとって価値ある存在であり続けたいと思っています。
もし「ちょっと気になる」と思った方は、ぜひお気軽にお話ししてみませんか。皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。