こんにちは!Deillo採用担当です。
今回は、接客販売職として活躍している藤田へのインタビューをご紹介します。
これまでのキャリアや家具・デザインへの想い、さらに転職を考えている方へのメッセージまで、幅広く語ってもらいました。未来の仲間となるかもしれないあなたへ――ぜひ最後までご覧ください!
「家具が好き」から始まったキャリアと、Deilloへの道
―― 学生時代に学んだことや、どんなことに夢中でしたか?
千葉県出身で、東洋大学 人間環境デザイン学部を卒業しました。建築をベースに「人が生きていく上で関わるデザイン」を幅広く学び、ソファなどの家具デザインから、アイロンのような家電のプロダクトデザイン、車椅子や杖といった福祉用具のデザインまで幅広く取り組みました。家具に興味を持ったきっかけは、実家にあった少し変わった家具です。八角形のダイニングテーブルがあったり、イケアに行くのも楽しみで、自然と家具に惹かれていきました。
―― Deilloに入社する前のキャリアについて教えてください
新卒では家具販売の会社に入社し、6年半勤務しました。接客販売や新店オープンなど店舗業務を幅広く経験し、大学で学んだ図面の知識を活かせたことも強みでした。当初は自分が接客に向いているのかどうか、正直わかりませんでした。というのも、普段から表立ってよく喋るタイプではなかったからです。ただ、会社の方から「接客は話し上手よりも、むしろ聞き上手の方がうまくいくんだよ」と言われたことがあり、その言葉をきっかけに自分なりの接客スタイルを見つけられたように思います。
その後、さらなるステップアップを目指し、知人の紹介をきっかけに2023年1月にDeilloへ入社。決め手は「販売者が最初から最後まで接客を担当する」という販売スタイルでした。前職では販売の途中でメーカーが介在することもありましたが、Deilloでは最初のご案内からご契約・お見送りまで一貫して対応できる点に大きな魅力を感じました。
お客様に寄り添い、経験を重ねて築く接客の価値
―― Deilloに入社後の仕事内容を教えてください
入社後も接客販売に従事しています。前職と大きく違ったのは、周囲の社員が驚くほど商品知識に詳しいこと。時にはメーカー以上に深い知識を持つ社員もいて、刺激を受けながら自分も視野を広げ、商品知識を深掘りするようになりました。これまで蒲田の亀屋百貨店では学習机・ソファ・ベッドなど幅広い家具を担当してきましたが、同店の閉店を経て、現在は銀座でベッド専門店の販売接客を担当しています。少人数精鋭の組織だからこそ、日々の接客や社員同士の会話の中に多くの学びがあります。先輩社員から「さっきのお客様対応、こうするともっと伝わりやすいよ」とフィードバックをもらえたり、メーカーの担当者に直接話を聞けたりと、実践的に成長できる環境です。
一日の流れについても少しご紹介します。
10時に出勤し、事務処理や顧客管理を行った後、10時半に朝礼。その後11時の開店から接客が始まり、休憩をはさみながら問い合わせ対応や商品知識の共有、新商品の勉強などを行います。閉店作業を終えて、19時頃に業務終了です。
接客の時間は平均1〜1時間半ほどですが、時には数時間に及ぶこともあります。価格や機能だけでなく、お客様の条件やライフスタイルに合わせてじっくり寄り添うことを大切にしています。
―― 接客販売職として大切にしていることや、やりがいを教えてください
接客で大切にしているのは、ただ「値引きをして売る」のではなく、家具を通してお客様の暮らしに小さなプラスの価値を感じてもらうことです。日々の接客では、お客様の話にじっくり耳を傾け、何を求めているのかを丁寧に引き出しながら、商品の説明だけでなく、暮らし方や使い方に合わせた具体的な提案を心がけています。私の目標は、値段以上に「この人から買ってよかった」と思っていただけること。家具は毎日の生活に寄り添うものだから、一度の出会いが長く記憶に残ります。歯医者さんや美容師さんのように、担当として信頼してもらえる存在になれたら嬉しいです。そうして積み重ねてきた経験や知識が、お客様の安心や満足につながる瞬間に、大きな喜びを感じます。
やりがいを感じる瞬間は、契約時に「名刺をください」と言われたときです。「誰から購入したかを覚えておきたい」と思っていただけること自体が嬉しく、実際に再来店や問い合わせにつながることもあります。そうした瞬間に、お客様から信頼をいただけているのだと実感します。
育休も、新しい一歩として――仲間とお客様との信頼をつなぐ毎日
―― これから育休にはいると伺っていますが、不安に思っていることなどはありますか?
正直なところ、「自分がいなくなった後に店舗の人数が減って、迷惑をかけてしまうのではないか」という不安はあります。ただ、その気持ちを抱えつつも、会社は快く育休を受け入れてくれ、同僚たちも子どもの誕生を自分ごとのように喜んでくれました。実際に産休・育休を取得して復帰し、今も活躍している社員がいるので、安心して準備に取り組めています。組織の仲間が応援してくれていることが、本当に心強いです。
―― 最後に、どのような方と一緒に働きたいと思いますか?
一緒に働きたいのは、「指示を待つのではなく、自分で考えて行動できる人」です。家具が好きな方なら、業界未経験でも安心してチャレンジできる環境があります。メーカー担当者が常駐していたり、先輩社員が接客をサポートしてくれたりと、学べる機会はたくさんあります。また、「話すのが得意」というよりも、「人の話をしっかり聞ける」ことが大切です。お客様の言葉を理解し、暮らしに寄り添った提案ができる方に、ぜひ仲間になってほしいです。
家具は毎日の暮らしに欠かせない存在です。だからこそ、お客様にとって信頼できる存在であり続けたい。そんな思いに共感してくださる方と、一緒に働けたら嬉しいです。
藤田のこれまでの接客や経験を通して、Deilloの雰囲気や仕事の楽しさを少しでも感じていただけたでしょうか。私たちはこれからも、変化を前向きにとらえ、お客様にとって信頼できる存在を目指していきます。もし『ちょっと気になる』と思っていただけたなら、ぜひ一度お話ししませんか?ご応募を心よりお待ちしています。